ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

生駒里奈が乃木坂46からの「卒業」を発表、ショートカットの少女が仲間と紡ぎ続けた珠玉の物語 [31Jan18]

2018-01-31 23:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月27日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の11日目第14公演(12:00)&第15公演(17:00)

01月30日(火) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の14日目第16公演(13:30)&第17公演(18:30)

01月31日 [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の15日目第18公演(13:30)&第19公演(18:30)

02月01日(木) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の16日目第20公演(18:30)

02月02日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の17日目第21公演(13:30)&第22公演(18:30)

02月03日(土) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第3回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト

02月04日(日) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の18日目千秋楽第23公演(12:00)&第24公演(17:00)
02月04日(日) [地デ] 16:30〜17:30 テレビ朝日系『帰れまサンデー・見っけ隊』に、秋元真夏が出演

02月07日(水) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。初日第1公演(17:00)。上白石萌歌の主演舞台に、新内眞衣が出演



いつか必ずやって来るのは分かっていたけど、ずっと先だろうと、何となく考えることを避けていたことが、他ならぬ今日、現実のものとなってしまった。

生駒里奈が、20枚目シングルを最後に、乃木坂46を「卒業」することを発表しました。

率直に今の気持ちを述べると、悲しい、寂しいという感情以前に、あまりのことに、どうして良いのか、ただ呆然と立ち尽くしているだけです。


2011年の夏、乃木坂46の4万人オーディションに受かって、秋田県からやって来た当時15歳の少女は、芸能界はおろか、東京の街そのものに不慣れで、渋谷を一人で歩くことすら、おぼつかなかった。

しかし、そんな中、生田絵梨花と星野みなみと出会い、まるで仲のいい姉妹のように、一緒にダンスレッスンに打ち込み、MV撮影、音楽番組のステージと、様々な場面で、抜群の透明感とシャープな美貌を備えた乃木坂のセンターとして、その才能を開花させていく。

また、白石麻衣と橋本奈々未には、神懸かり的な美しさに畏怖の念を抱きながらも、少し年上のお姉さんとして信頼を寄せ、松村沙友理とは子供のようにじゃれあい、キャプテンの桜井玲香とは、ぶつかりながらも、グループを引っ張る二本の柱として、親しく心を通わせていく。


2013年6月に渋谷スペイン坂スタジオで行われた TOKYO FM の公開生放送に、生駒、桜井、松村が出演したとき、MCの住吉美紀さんが、CM中にかなり濃厚なスキンシップでじゃれあう3人を見て(笑)、「皆さんは、本当に仲が良いんですね」と驚いていました。

乃木坂というグループの原点は、生駒里奈を中心に、初期の中核メンバーが、家族のように心を通わせ、相互に足りないものを補完し合いながら、少しずつ成長していった物語そのものにある。

こういったメンバー同士の深い絆が、乃木坂を、単なる美少女集団に終わらせず、多くの人を魅了する、人気アイドルへ押し上げたのだと思います。

(参考記事)
乃木坂の風 30Jul13 〜 7th選抜への道、生駒里奈はなぜ不動のセンターだったのか

生駒里奈は、平手友梨奈のように、突出したスキルで圧倒するセンターではなく、むしろ、ややポンコツ感さえ漂う(笑)、可愛げのあるセンターだった。

しかし、生駒ちゃんは、積極的に人と関わり、次々と付き合いを広げていく能力を持っていて、また、グループの中でリーダーシップを発揮する性格を備えていた。

こういった生駒里奈の才能によって、初期の乃木坂は、彼女を核として、相互の信頼感に支えられた一つの「チーム」となり、個々メンバーのスキルを越えた魅力が、グループに宿っていった。


伊藤万理華が、ダンスと演技の図抜けたセンスとスキルによって、強力なお手本となり、周りのメンバーを引っ張ったのとは別のセンター属性です。

そして、生駒里奈の「卒業」は、彼女が中心となって編んできた乃木坂の物語が一つの終焉を迎えること、さらに、そのリーダーシップをグループが失うことを意味します。

まりっか「卒業」によるお手本の消失と同様、それらが今の乃木坂にもたらすマイナスは計り知れず、今は、呆然とするしかない気分です。


一方で、「卒業」後の生駒里奈については、あまり心配していません。

何と言っても、彼女は人脈が太い。

舞台やテレビ番組など、一定以上の期間、外仕事をするたびに、スタッフや共演者の中に、何人も自分の味方を作って帰ってくる。

その結果、生駒里奈を応援する人々が、芸能界の色んなところに存在している感がある。


さらに、舞台をいくつも経験したことで、もともと持っていた役の本質を見抜くセンスに、発声や間合いなどのスキルが伴うようになってきた。

実際、ドラマ『オー・マイ・ジャンプ』では、寺脇康文、佐藤仁美といった錚々たる役者を相手に、ちゃんと観られる芝居を披露していて、随分上手くなったと、毎回、感心しています。

おそらく、仕事のオファーや演技スキルに、ある程度の見通しが立ったので、「卒業」という勝負を仕掛けたのだと思います。


「卒業」が発表された直後に更新したブログで、生駒里奈は、

今年、同学年の方は新社会人として新たな挑戦をする年です。

(生駒里奈の2018/01/31_08:07ブログ)

と述べています。

確かに、22歳は区切りの年齢で、新たな挑戦をするには、ちょうど良い時期だと思います。

しかし、乃木坂を出ても仕事を貰える見込みが乏しく、仕事があったとしてもスキルの面で上手くこなす自信がなければ、今、人気の絶頂期にあると言っていい、乃木坂を出ていく気にはならないでしょう。


とくに生駒里奈は、非常に賢いストラテジストなので、色んなことを十分に計算した上で、20枚目をもっての「卒業」を選んだのだと思います。

つまり、「卒業」が可能なほど、ソロでやっていける目処が立ったわけで、生駒ちゃんにとって、とても喜ばしいことです。

従って、乃木坂ファンとしては、「卒業」に呆然としながらも、彼女自身に対しては、「おめでとう!」と心からお祝いを言いたい気持ちです。


最近、生駒ちゃんは、握手会を欠席することが多かったですが、おそらく、演技の仕事が本格化したことが影響しているんじゃないかと思います。

舞台『三人姉妹』で長女オリガ役を演じる衛藤美彩が、先日の握手会で体調不良となり、珍しく2部ほど欠席していました。

長期の芝居に出演する場合、演技レベルが上がれば上がるほど、台詞の背景や意味を考えて、役柄への没入が深くなっていく。


いわば、アイドルとしての人格を一度オフにして、芝居用の別人格を憑依させ、もの凄いハイテンションで観客に見せていく。

精神が相当に消耗する筈で、休みの日は、十分にリセットしたいところです。

しかし、そこで握手会があると、アイドルとしての人格、芝居とは全く別方向の人格を、やはりハイテンションで演じる必要があって、これが心身に大きな負担となる気がします。

他のメンバーも、舞台やドラマと同時進行で、握手会やバラエティをこなすと、体調を崩しやすい印象がある。


経験を積みベテランになれば、上手くこなせるのかもしれませんが、演技に関しては、まだまだ経験の浅い新人ですから、舞台期間中の握手会は、ちょっと無理なんじゃないかと思います。

とくに握手会は振り替えできるけど、舞台を欠席するわけにはいかないので、運営は十分配慮して欲しいですね。

まあ、もっと言えば、音楽配布の主流が、CDからネット配信に移りつつある時代、乃木坂も握手会を今よりずっと小規模に抑えるべきと考えていますが、その話を始めるとすごく長くなるので、今日は止めておきます(笑)。


20th選抜で、生駒里奈が「卒業」センターを務めるかどうかは、今のところ、全然分かりません。

個人的には、最後のチャンスなので、生田絵梨花と星野みなみに挟まれた、生生星の3人フロントを、もう一度見たいという思いはあります。

しかし、生駒ちゃんは、17thヒット祈願の氷瀑登りのように、普段から、2期メンバーを積極的にフィーチャーする姿勢を見せている。

自身がセンターになるより、2期3期をより前に出す構成を望むかもしれない。

まあ、彼女が選抜構成を決めているわけではないんですが(笑)。


堀未央奈は、今日更新したブログに、

生駒さん
卒業

昨日知りました

(堀未央奈の2018/01/31_12:00ブログ)

と書いている。


20th選抜のメンバーに対する告知が、すでに行われて、生駒ちゃんが「卒業」センターに入ったのであれば、その場で、彼女から全員に話をするのが、普通の流れではある。

「昨日知りました」という文だけでは、昨日選抜発表だったかもしれず(笑)、なんとも判断しかねますが、「卒業」センターではない可能性も念頭に置くべきなんでしょう。

まあ、そもそもスポーツ新聞の記事が、「卒業」発表の最初の場になったこと自体、かなり特異な印象を受けます。


新選抜がテレビでお披露目される前に、新聞記事が生駒里奈の「卒業」を報じ、堀未央奈のような選抜常連メンバーが、その前日に知ったと述べている。

欅坂の齋藤冬優花が、最新のブログに綴った、

どんなことがあっても
どんな作品だとしても
6thシングルも是非
応援していただけると有難いです。

(齋藤冬優花の 2018/01/31_10:24ブログ)

という文章と同じくらい、色んなことを考えさせられます。

ここのところ、乃木坂も欅坂も、一つ衝撃的な情報が出ても、全体像を掴むには情報が足りず、憶測が乱れ飛び、あれこれ考えてしまって、結構、疲れますね(笑)。


最後に、生駒里奈について書いた当ブログの記事を、時期の古いものから順に、いくつかピックアップしておきます。

『不動のセンター』

乃木坂の風 25Jun13 〜 AKB48の斜陽、生駒里奈の魅力的な「ポンコツ感」

乃木坂の風 13Jul13 〜 秋田で輝く生駒里奈の「あまちゃん」物語

乃木坂の風 30Jul13 〜 7th選抜への道、生駒里奈はなぜ不動のセンターだったのか

『バラエティ覚醒』

乃木坂の風 31Jul13 〜 生駒里奈、ゴムぱっちんで大暴れ!撮れ高の夏 in NOGIBINGO!

乃木坂の風 23Sep13#2blog 〜 生駒里奈、バナナマン日村とナイスなツーショット!

乃木坂の風 25Dec13 〜 イブの日に若干やさぐれる生駒里奈、恋愛禁止と握手会、そして「君の名は希望」

乃木坂の風 02Jan14 〜 「ンフ〜ン、すごく味が美味しい!」生駒里奈、「戦うお正月」で大活躍!

『交換留学と総選挙』

乃木坂の風 12Feb14 〜 店頭販売CDセールスNo.1は「君の名は希望」の可能性、生駒里奈センター交代の理由

乃木坂の風 25Feb14 〜 AKB組閣の大山鳴動して「交換留学」、生駒里奈と松井玲奈は兼任先で何をするのか?

乃木坂の風 01Mar14 〜「組閣」が招くアイデンティティの喪失、生駒里奈と松井玲奈へ伝えたいこと

乃木坂の風 24Mar14 〜 生駒里奈は「総選挙」に参加するのか、日程、集票力、話題作り、そして「支店」化

「ルビコン」を渡った乃木坂、生駒里奈大握手会参加で危惧される若手の成長とグループの独自性 [08May14]

「気づいたら片想い」最新有線ランキング、生駒里奈は夢舞台「総選挙」で選抜入りを果たすのか[16May14]

生駒里奈「総選挙」14位と「ソニー砲」の意味、プリンシパル11日目、川村「ポリン姫」で初10役 [10Jun14]

「命は美しい」初動50万枚突破は百枚単位の攻防か、松井、生駒、川村のフロントを観てみたい [23Mar15]

「太陽ノック」MV公開、生駒の笑顔は魅力も濃いAKB色と無難な着地に感じる乃木坂物語力の行方 [25Jun15]

『舞台へ』

天国なき世界で煩悩が止まらない、舞台『すべての犬は天国へ行く』は「愛」が招く破滅の物語か [13Oct15]

生駒里奈がグアム騒動に一部言及、AKB48「君はメロディー」が示すCDセールス終わりの始まり [14Mar16]

生駒里奈センター48&46の物語性と輝いた衛藤美彩の歌唱力 in 『うたの夏まつり』 [20Jul16]

「持ってる」生駒里奈と齋藤飛鳥、「裸足でSummer」が欅坂「世界には」を越える配信成績 [03Sep16]

舞台で煌めく生駒里奈の才能、配信と有線で乃木坂を凌駕する欅坂、苦戦するAKB48の楽曲人気 [29Sep16]

プチNogi 〜 生駒里奈がゆく、アイドルとアニメと土下座を巡る「センス」の旅路 [14Jan17]

星野みなみがテレ朝『心配ちゃん』で本領発揮、万理華生田若月生駒松村、女優適性トップは誰か [24May17]

歌唱力の片鱗と開花、『うたコン』生駒と『N響ほっと』生田、東京ドーム2Daysは巨人横浜次第? [07Sep17]


以上は、生駒里奈について書いた記事の一部で、ここに載せていないものがまだまだあります。

こうやって並べてみると、結構たくさん書いてきたなと、自分でちょっと感心しますが(笑)、記事の多さこそが、生駒里奈が「乃木坂の顔」であり、彼女なくしては、乃木坂を語れないことを示していると思います。

生駒里奈という「羅針盤」を携えての航海が最後となる20枚目の乃木坂。

進むべき方向を船に刻み付けるためにも、次を見据えた選抜構成にして欲しいですね。


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

どひゃー!欅坂公式が6枚目は3月7日(水)発売と発表。ついさっき、例年通りなら4月4日(水)とのブログを投稿したばかりなのに笑。今週から個別握手会応募を始めて初動算入は4次、次回選抜発表なら期間は4週プラス3日。前作と同じも、春曲としては短い。乃木坂と初の順番逆転を含め、内容が注目されます
0:21 - 2018年1月30日

訂正。今週から個別応募を始めると、初動算入は5次で、前作より1次多い。失礼、慌てました笑。それにしても、乃木坂の後という先入観があって、3月7日は考えなかった。欅坂は紅白以降、芳しくない話が多かったので、早目に新曲へ移りたいという気持ちかもしれない。平手友梨奈センターの行方が気になる
0:41 - 2018年1月30日

乃木坂20th発売は3月21日(水)以降が確定的ですが、欅坂、AKBの後、間を置かず3連続が良いのか悪いのか笑。もし21日(水)発売なら、初動算入5次で2月15(木)16(金)に個握応募開始。選抜発表を含め、この辺からが次シングル関係の動きに要注意で、山下美月の言った通り、結構、先の話になりそうです
20:15 - 2018年1月30日

乃木坂20th、センターは曲イメージに合う人で良いけど、歌唱に関して、歌える人が軸を担う構成にして欲しい。「いつかできるから今日できる」では、誰が生歌か、持ってるマイクの形状ばかりを観察していた感があって笑、安心して歌を楽しめなかった。まず、しっかりステージを作ることが重要だと思う
0:16 - 2018年1月31日

いつか必ずやって来るけど、まだ随分先だろうと考えるのを避けてきたことが、今日やって来た。生駒里奈の「卒業」は乃木坂が背骨を失うようなもので、あまりに大きい。しかし、本人にとっては良い時期で、素晴らしい決断だと思う。最後20枚目はグループの未来を見せて欲しい。それが一番の贈り物になる
9:29 - 2018年1月31日

初期の乃木坂は、秋田から来た15歳の少女が、生田、みなみ、桜井、白石、松村、橋本と、さまざまメンバーと出会い、家族のように助け合いながら、共に成長していく、生駒里奈の物語そのものだった。彼女が作り出した世界は、今でも乃木坂の土台を成している。「卒業」は、時の流れの切なさを感じさせる
14:23 - 2018年1月31日


// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

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// 特集ページ

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プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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乃木坂20thと欅坂6thの発売は3月21日、4月4日が「例年通り」も、読めない欅変革で先行き不透明 [29Jan18]

2018-01-29 22:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月27日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の11日目第14公演(12:00)&第15公演(17:00)

01月30日(火) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の14日目第16公演(13:30)&第17公演(18:30)

01月31日 [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の15日目第18公演(13:30)&第19公演(18:30)

02月01日(木) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の16日目第20公演(18:30)

02月02日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の17日目第21公演(13:30)&第22公演(18:30)

02月03日(土) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第3回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト

02月04日(日) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の18日目千秋楽第23公演(12:00)&第24公演(17:00)



昨夜放送された『乃木坂工事中』の「頭NO王」企画、和田まあやが期待通りの大活躍でしたね。

地図記号の問題で、「太陽が一番当たるところ」という答えも凄いけど、「漁船」って、もやは地図の概念を越えている(笑)。

この手の勝ち抜けクイズでは、まあやは百発百中で番組を盛り上げてくれて、もう才能と言っていいでしょう。


冠番組がいつも以上に面白かったことが効いたのか、アンダーアルバム「僕だけの君 〜Unedr Super Best〜」が、iTunes Store トップアルバムにおいて、前日の140位から87位に上昇、さらに、普段なかなか200位圏内に入ってこない2ndアルバム「それぞれの椅子」が、約4週間ぶりにランクインしています。

ツイッターでも、「乃木坂工事中」がいつもより長めにトレンド入りした印象があって、かなりの反響があった気がします。

答えを外すにしても、あそこまで意表を突く、別次元の発想は、なかなか出来るもんじゃない(笑)。


クイズの勝負自体は、3期の中村麗乃が和田まあやを破って?、2代目「頭NO王」に輝いています。

観ている側からすると、珍回答の連発が楽しくて、最後まで残ったメンバーは、「美味しい」役じゃないかと感じるんですが、本人にとっては、グループ最下位というのは相当にショックなことのようで、最後、ちょっと泣きそうになってました。

『めちゃイケ』の「抜き打ちテスト」企画で、第1回から圧倒的な成績で、「おバカ」の称号をキープし続けた、よゐこの濱口優も、最初ビリになったときは、涙ぐんでいたそうです(笑)。


芸人にとってもヘビーなことなので、現役高校生の中村麗乃がショックを受けるのは、無理からぬことだと思います。

以前、乃木坂・欅坂の合同企画で勝ち抜けクイズ対決を行なったとき、やはり和田まあやを退けて、最後まで残ったのが今泉佑唯。

当時、感想を聴かれたずーみんの「ハハッ、ハッ、ハッ、ハハ」という乾いた笑いが、なんとも印象的でしたが、今振り返ると、その後、休業を余儀なくされた経緯において、あそこでの最下位も、何らかの影響を与えたんだろうかと、ちょっと複雑な気分になります。


1月27日(土)の19枚目スペシャルイベント、翌28日(日)の東京ビッグサイト個別握手会で、中村麗乃は調子が芳しくなかったようで、少し心配です。

16歳という年頃なので、気にしているようであれば、ケアしてあげて欲しいですね。

パンダの着ぐるみで暴れまわる個人PVを観て以来、個人的にもっとも好きな3期メンバーで、さらっと軽く受け止められれば、良いんですが。


さて、20枚目シングルに関しては、予告編を見る限り、次回2月4日(日)の『乃木坂工事中』において、選抜メンバーの発表はないようです。

つまり、20th選抜の発表は2月11日(日)以降で、AKB48の51枚目がリリースされる3月14日(水)以前に、乃木坂の20枚目が発売される可能性は非常に低くなってきました。

というのも、以下のように、選抜発表からCD発売まで、もっとも時間を確保できるケースでも、3週プラス3日、すなわち24日しかない。

選抜発表[02/11(日)] =3週+3日=>CD発売[03/07(水)]


3週プラス3日は、16枚目「サヨナラの意味」と同じ間隔で、乃木坂の歴代最短記録です。

(表1) 乃木坂歴代シングルの選抜発表からCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの期間:該当するシングル数 (シングル番号)

# 青色のシングル番号は春シングル

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 4回 (07枚目, 14枚目, 15枚目, 17枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)
05週+3日 : 1回 (19枚目)
04週+3日 : 1回 (18枚目)
03週+3日 : 1回 (16枚目)


新選抜をテレビで発表して、CDがリリースされるまでは、新曲プロモーションを重点的に仕掛ける期間で、あまり短いと、宣伝が不十分に終わってしまう危険がある。

しかし、秋シングルに関しては、近年の乃木坂であれば、11月と12月の大型音楽祭に連続出演して、そこで楽曲披露できるので、さほど発売前プロモーションにこだわる必要はない。

加えて、橋本奈々未の「卒業」シングルである16枚目は、ななみんの芸能界引退という強烈なエピソードとセットだったので、その情報を、いつ、どこで発表するかというタイミングが重要で、「期間」の長さはさほど問題ではなかった。


一方、春シングルは、その年最初の新曲でもあるため、CD発売前に、ある程度時間を取って、分厚いプロモーションを掛けたいところです。

実際、上表が示すように、8、11、14、17枚目の春シングルは、7週プラス3日以上の期間を、CDリリース前に設定している。

こういった事情を考えると、今回の20枚目が3週プラス3日で進むとは思えず、CD発売は、AKB48の51枚目が出た後、3月21日(水)以降だろうと考えたくなります。


では、いつ頃なのか、あらためてシミュレーションを載せておきます。

(表2) 乃木坂20枚目シングルの個別握手会日程シミュレーション

#「応募開始」は20枚目個別握手会の第1次応募受付

応募開始[02/01(木)02(金)]→(05次算入)→CD発売[03/07(水)]
応募開始[02/08(木)09(金)]→(04次算入)→CD発売[03/07(水)]

応募開始[02/08(木)09(金)]→(06次算入)→CD発売[03/21(水)] 有力
応募開始[02/15(木)16(金)]→(05次算入)→CD発売[03/21(水)] 有力
応募開始[02/22(木)23(金)]→(04次算入)→CD発売[03/21(水)]

応募開始[02/15(木)16(金)]→(06次算入)→CD発売[03/28(水)] 有力
応募開始[02/22(木)23(金)]→(05次算入)→CD発売[03/28(水)] 有力
応募開始[03/01(木)02(金)]→(04次算入)→CD発売[03/28(水)]

応募開始[02/22(木)23(金)]→(06次算入)→CD発売[04/04(水)]
応募開始[03/01(木)02(金)]→(05次算入)→CD発売[04/04(水)]
応募開始[03/08(木)09(金)]→(04次算入)→CD発売[04/04(水)]


選抜発表の時期に関して、春シングルなのに、CD発売までが3週プラス3日は短すぎるといった大まかな話はできても、では、可能性の高い日はいつかと絞り込むのは、非常に難しい。

それよりは、個別握手会の応募が開始される時期を探った方が、まだ手掛かりが多い。

オリコン初動へ確実に算入される応募次数は、乃木坂の場合、歴代最少が19枚目の5次で、4次以下は例がない。

ただ、後で示すように、欅坂は5枚目が4次なので、可能性は低いと思うけど、上表にも、そのケースを入れておきました。


3月7日(水)発売は、初動算入の観点からすれば、まだ可能性が残っていますが、選抜発表時期の問題から、除外していい。

一方、夏シングルや4thアルバムの日程から、4月に入ると、後がタイトで厳しくなっていく。

やはり、ツイッターにも書きましたが、例年通りの3月21日(水)か28日(水)が妥当な線じゃないかと、現時点では感じています。


例えば、2月15日(木)16日(金)に個別握手会の応募が始まるなら、選抜発表は、その前後、2月11日(日)か18日(日)深夜の『乃木坂工事中』という形が、まあ常識的な流れだと思います。

ただ、2月4日(日)深夜の『乃木坂工事中』予告編で、次回の選抜発表がアナウンスされなければ、発表・発売の間隔から、3月21日(水)リリースの可能性は低くなる。

AKB48のシングルとは、2週以上の間を空けてリリースしたいという発想があってもおかしくないので、3月28日(水)発売も、もちろん有力な候補と言えます。


乃木坂の20枚目について、現段階で予測できるのは、この辺まででしょうか。

今日は、昨夜の『欅って、書けない?』予告編で、同じく、次回2月4日(日)の選抜発表がなさそうな、欅坂の6枚目スケジュールを考えてみます。

次の表は、欅坂歴代シングルの選抜発表とCD発売の時間関係です。

(表3) 欅坂歴代シングルの選抜発表とCD発売の時間関係

# 青色は春シングル

01枚目 : 選抜発表[2016/02/28(日)]=05週+3日=>CD発売[2016/04/06(水)] サイレントマジョリティー
02枚目 : 選抜発表[2016/06/26(日)]=06週+3日=>CD発売[2016/08/10(水)] 世界には愛しかない
03枚目 : 選抜発表[2016/10/16(日)]=06週+3日=>CD発売[2016/11/30(水)] 二人セゾン
04枚目 : 選抜発表[2017/02/26(日)]=05週+3日=>CD発売[2017/04/05(水)] 不協和音
05枚目 : 選抜発表[2017/09/24(日)]=04週+3日=>CD発売[2017/10/25(水)] 風に吹かれても
予想
06枚目 : 選抜発表[2018/02/25(日)]=05週+3日=>CD発売[2018/04/04(水)] タイトル未定


欅坂の春シングルは、1枚目、4枚目ともに、2月の最終日曜に選抜が発表され、4月最初の水曜にCDがリリースされている。

従って、素直に考えると、6枚目は、2月25日(日)深夜の『欅って、書けない?』で新選抜がお披露目され、4月4日(水)に発売という予想になります。

しかし、昨年大晦日の紅白以来、明らかに普通ではない出来事が連発、平手友梨奈の怪我、欅坂武道館ライブ中止など、想定外の状況だらけで、「例通り」を当てはめて良いのかどうか、さっぱり分かりません。


とはいえ、オリコン初動に算入する個別握手会の応募次数などは、前作割れを起こさないという要請もあって、それほど大きく変わるとは思えない。

(表4) 欅坂シングル発売日までに受付られた個別握手会の応募次数

凡例
シングル番号 CD発売日直前の個別握手会応募次数 CD発売日 タイトル

1枚目 8算入 2016/04/06(水) サイレントマジョリティー
2枚目 9算入 2016/08/10(水) 世界には愛しかない
3枚目 8算入 2016/11/30(水) 二人セゾン
4枚目 7算入 2017/04/05(水) 不協和音
5枚目 4算入 2017/10/25(水) 風に吹かれても


上述したように、5枚目「風に吹かれても」は、初動に確実に流し込めたのが4次応募までで、随分と思い切った設定でした。

その影響もあって、オリコン初動は、4枚目「不協和音」をかろうじて1万枚上回る、薄氷の前作越えになっています。

ただ、見方を変えると、そんな厳しい条件でも、前作割れしないほど、欅坂の握手会人気は強力と言えます。


まあ、さすがに、6枚目で4次は考えにくいけど、平仮名「けやき坂」メンバーを含め、グループの握手会人気が極めて好調なので、算入次数を抑える傾向は続くんじゃないでしょうか。

以下は、初動算入を4〜6次とした場合のシミュレーションです。

(表5) 欅坂6枚目シングルの個別握手会日程シミュレーション

#「応募開始」は6枚目個別握手会の第1次応募受付

応募開始[02/15(木)16(金)]→(06次算入)→CD発売[03/28(水)]
応募開始[02/22(木)23(金)]→(05次算入)→CD発売[03/28(水)]
応募開始[03/01(木)02(金)]→(04次算入)→CD発売[03/28(水)]

応募開始[02/22(木)23(金)]→(06次算入)→CD発売[04/04(水)] 有力
応募開始[03/01(木)02(金)]→(05次算入)→CD発売[04/04(水)] 有力
応募開始[03/08(木)09(金)]→(04次算入)→CD発売[04/04(水)]

応募開始[03/01(木)02(金)]→(06次算入)→CD発売[04/11(水)]
応募開始[03/08(木)09(金)]→(05次算入)→CD発売[04/11(水)]
応募開始[03/15(木)16(金)]→(04次算入)→CD発売[04/11(水)]


まあ、ぶっちゃけ乃木坂とほぼ同じ表です(笑)。

ただ、坂道シングルの順番として、乃木坂が出して、その後に欅坂がリリースするという流れが、デビュー以来、ずっと堅持されているので、現時点でもっとも早い20枚目発売日候補である3月21日(水)は外しています。


次に、選抜発表と個別握手会の応募開始の時期的関係を載せておきます。

(表6) 欅坂歴代シングルの選抜発表と個別握手会応募開始との時間関係

# 選抜発表が応募開始より後の場合は、何日前かを表し、その間に受け付けられた次数を記している

1枚目:選抜発表[2016/02/28(日)] =20日前;3次=> 応募開始[2016/02/08(月)12(金)] サイレントマジョリティー
2枚目:選抜発表[2016/06/26(日)] =17日前;3次=> 応募開始[2016/06/09(木)10(金)] 世界には愛しかない
3枚目:選抜発表[2016/10/16(日)] =10日前;2次=> 応募開始[2016/10/06(木)07(金)] 二人セゾン
4枚目:選抜発表[2017/02/26(日)] =10日前;2次=> 応募開始[2017/02/16(木)17(金)] 不協和音
5枚目:選抜発表[2017/09/24(日)] =04日後;0次=> 応募開始[2017/09/28(木)29(金)] 風に吹かれても


欅坂の選抜発表は、5枚目以外、すべて個別握手会の応募が始まってから行われています。

あまり良いことではないですが、平手友梨奈センターの漢字メンバー全員選抜が続き、選抜発表に対する最大の関心事に、あらかじめ答えがほぼ出ているので、さほど気にならなかった部分はあると思います。

また、5枚目「風に吹かれても」は、諸々の事情から、初動算入が4次になるほど、個別握手会の応募が遅くなったため、結果として、選抜発表が先行する正常なパターンに収まったように見えます。


従って、6枚目でも、個別握手会の応募が数次進んでから、選抜発表というパターンはあり得ると思います。

一方、今回は、平手友梨奈の怪我は全治1ヶ月と1月13日に発表されているので、本人の実際の体調はともかく、公には2月13日頃まで、目立った動きを控える可能性がある。

そして、もし彼女が6th選抜でもセンターに起用されるなら、2月下旬以降にメディアに再登場するのが自然な流れになる。


こう考えると、「例年通り」で素直に予想した、2月25日(日)の選抜発表は、それなりに有力な候補と言えるんじゃないでしょうか。

欅坂6枚目日程の「例年通り」な予想
選抜発表[02/25(日)] =2日前;1次=> 応募開始[02/22(木)23(金)]→(6次算入)→CD発売[04/04(水)]

もちろん、平手友梨奈がセンターに入らない確率は、今回、かつてないほど高まっていると思います。

それどころか、武道館3daysライブを急遽引き受けることになった平仮名「けやき坂」が、表題曲を担当する可能性すら排除できません。

結局、欅坂の6枚目スケジュールは、平手友梨奈を今後、どういう形で起用するのか、その点が読めないと、堅い予想は難しいですね。


前回の記事で、てちの怪我が、いつ、どこで起こったのか、「不明」というのはおかしいと述べましたが、紅白歌合戦で最初に「不協和音」を披露したときである可能性が濃厚だと思います。

右半身から飛び込み、床に強打していること、その後、内村光良とのコラボで、右腕が痙攣して、最後、崩れ落ちたとき、右腕をかばうような仕草を見せている。

さらに、欅坂公式がアップした、ステージ後のメンバー集合写真で、右利きである平手さんが、カメラに向かって左手を振り、右腕は、真っ直ぐ下に垂らしている。

『AKB48SHOW』の「紅白舞台裏」で、TAKAHIRO氏に、メンバー全員で色紙を渡すシーンでも、右腕を下に垂らし、腕に動きと表情がない。

こういった、ステージ後の右腕の違和感については、以前から指摘する声があって、右腕の「上腕三頭筋損傷」とよく合致している。


さらに、スポーツ新聞が、紅白で損傷か?という記事を載せ、それをテレビの情報番組が紹介している。

マスコミ記者は、我々以上に情報を持っており、当時NHKホールで取材していた記者もいる筈で、それらを基に記事を書いている。

とくに、紅白本番での怪我は、NHKの責任も絡むデリケートな話なので、相当に確信がなければ、示唆すらしないと思います。


ただ、個人的に、一番の証拠だと考えているのは、未だに、それらが「不明」とされていること自体です。

紅白と関係ないのであれば、運営は、真っ先に、どこで怪我したのか発表するでしょう。

全治1ヶ月の怪我をどこで負ったのか分からない筈はなく、詳細は伏せるとしても、紅白と無関係という情報だけは流すと思います。

しかし、公式サイトでも、メンバーの発言からも、そういった情報は出て来ず、それに触れるメディア記事も見かけない。


平手友梨奈の怪我は、すでに売り出していた欅坂武道館ライブの中止理由とされているので、本来なら、彼女のプライバシーに抵触しない範囲で、必要な情報を出すべきなのだけど、残念ながらそういった動きはなく、今後もない雰囲気が漂っています。

とくに、紅白と絡んで起こったことであれば、視聴者から受信料を取って開催している、公共放送のショーなので、「過呼吸」と併せて、しっかりとした検証が不可欠ですが、そういったことは「良い紅白だった」という声に押し流されて、どこかに吹き飛んでしまった感がある。

「アーティストの苦悩」も、専門医がそう診断したのならともかく(笑)、16歳の少女の「苦悩」に、周りの大人が勝手に名前をつけて、済ましてしまった。

音楽番組における欅坂のパフォーマンスをほとんど観てきて、12月に入ってからの異変は、非常に心配していたんですが、結局、休養が必要と書くこと以外、何一つできなかった。

その結果、悔いや無力感が、今、自分の心に残っていて、正直、録画で欅のステージを観るのが辛いです。


ただ、過呼吸で何人もが倒れた紅白のステージは、今後、欅坂の活動に影響を与える可能性がある。

再び、音楽番組やライブで似たような事故が起こったら、今年、3度目となる紅白出場の確率を下げかねません。

テレビ局にとって、「安全」は最優先されるべき事項で、しかも未成年の少女がセンターですから、慎重になるのは避けられない。


そう考えると、6枚目表題曲は、かりに平手友梨奈をセンターに据えるとしても、曲調をバラード系に変え、ゆったりダンスにするかもしれない。

あるいは、彼女をセンターから一度外すことも考えられるし、平仮名「けやき坂」が表題曲を受け持つのも、排除できない選択肢になる。

色々な試みの中から、新しい欅坂が誕生して、再び、メンバー全員が笑顔で、元気にパフォーマンスできるよう願っています。


もちろん、6枚目で大きな変革を敢行するなら、乃木坂・欅坂のリリース順を含め、「例年通り」の日程予想は全然当たらないかもしれない。

今は、これから何が起こるのか、ただ静かに見守るしかありません。

てちの怪我が早く良くなるよう祈りながら。


関連記事

乃木坂20th選抜発表は1月28日ではないのか?個別握手会応募のCD発売前期間短縮で流動化する日程予想 [20Jan18]


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

欅坂46「不協和音」MVが、1月27日(土)未明、公開311日目に4千万再生を達成。グループでは公開303日目達成の「サイレントマジョリティー」に次ぐ2曲目。2〜3千万に掛かった時間が106.6日に対し、3〜4千万は95.8日で、紅白による加速効果。乃木坂46「インフルエンサー」MVは今日深夜に3千万到達の見込み
11:58 - 2018年1月27日

2017年レコ大受賞の乃木坂46「インフルエンサー」MVが、1月27日(土)夜、公開332日目(D)で乃木坂初の3千万再生を達成。坂道では、「サイレントマジョリティー」227D、「不協和音」215D、「二人セゾン」343Dに次ぐ4曲目。9百万回を越えている「いつかできるから今日できる」は、2月中の大台到達が視野に
14:43 - 2018年1月28日

欅坂が相当な人数で何かの撮影をしているという情報、それが6thMVかどうかは分からないけど、「風に吹かれても」個別握手会応募は終わっているので、むしろ乃木坂より次に進み易いのは事実。今なら、AKB48の51st以前の発売がまだ可能で、坂道のリリース順序が逆転するケースも念頭に置いた方がいいかも
22:57 - 2018年1月28日

今夜の「乃木坂工事中」予告から、選抜発表は2月11日以降のようです。3月7日リリースだと、発表と発売の間隔が3週+3日で、あり得ないほど短い。従って、乃木坂20thは、AKB48の51stの後になる可能性が極めて高くなってきました。4月に入ると後がタイトなので、3月21日か28日発売が妥当な線かと思います
1:01 - 2018年1月29日


// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

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楽曲情報(11th~)
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AKB48ミリオンで止まらない握手会の規模拡大、平手友梨奈が怪我した日時と場所はなぜ不明なのか [28Jan18]

2018-01-28 05:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月27日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の11日目第14公演(12:00)&第15公演(17:00)

01月28日(日) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第2回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト
01月28日(日) [CS] 19:00〜20:00 MTV HD『MTV Unplugged: Erika Ikuta from Nogizaka46』。2017年12月25日(月)に行われた生田絵梨花初ソロライブのディレクターズカット版を放送

01月30日(火) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の14日目第16公演(13:30)&第17公演(18:30)

01月31日1 [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の15日目第18公演(13:30)&第19公演(18:30)

02月01日(木) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の16日目第20公演(18:30)

02月02日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の17日目第21公演(13:30)&第22公演(18:30)

02月03日(土) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第3回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト

02月04日(日) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の18日目千秋楽第23公演(12:00)&第24公演(17:00)



こんばんは。

道路の雪かきで、手に豆ができたアレチボルトです(笑)。

表面に載ってる雪は良いんですよ、問題は、その下にある氷ですね。

硬いの何のって(笑)。

雪かき用シャベルの先端で突くくらいでは、ビクともしない。


どうにもならないので、ハンマーを持ってきて叩くんだけど、これもイマイチ。

そこで、釘抜き部分の先端を打ち込んでみると、何とか氷の板に少し穴が開く。

ただ、その度に大量の天然かき氷が顔面に飛び散り、しかもコツコツ、コツコツ、本当にコツコツとしか進まない。

まるで、ノミ一本でトンネルを掘っているような気分になってくる。


それでも、徐々に氷の板が剥がれ、アスファルトの黒い地面が広がっていくと、ちょっと嬉しい。

また、水を撒くと、氷の下に浸透して、取れやすくなるなんて発見があったりして、だんだんと夢中になっていく。

結局、4時間ほど叩き続けて、幅2メートル、長さ10メートルに渡って、家の前の道路に貼り付いていた氷を、なんとか片付けることが出来ました。


手に豆ができたのは、シャベルを持ちすぎたからではなく、ハンマーを叩きすぎたからです。

ただ、この作業は途中から、変な充実感と高揚感をもたらすようで、自分で「氷割りハイ」と名付けてしまいました。

降雪から時間が経ち、車で踏み固められた氷ほど、やりがいがあって、高揚感もレベルアップする。

まあ、とにもかくにも、後のビールは間違いなく美味いです(笑)。


さて、AKB48の51枚目シングルが3月14日(水)と発売され、乃木坂と欅坂も次作の噂があれこれ飛び交い、いよいよ春曲の季節に足を踏み入れつつあります。

坂道の新シングルに関しては、個別握手会の応募がまだ始まっていなため、AKB48の後にリリースされる可能性が、現時点では高いかと思います。

一方、AKB48姉妹グループと=LOVEなど関連グループの秋冬シングルは、来週発売されるSTU48「暗闇」以外、CDセールスと楽曲セールスのデータがほぼ出揃いました。

ということで、今日は、AKB48Gの人気動向を、オリコン売り上げ枚数を中心に、少し眺めてみたいと思います。


まず、「本店」であるAKB48ですが、51枚目の注目点は初動ミリオンを達成できるかどうかです。

AKB48は、現在、年4枚のシングルを発売しています。

これらは、6月に「開票」イベントが大々的に行われる『総選挙』の投票券が付いたシングルを(a)として、8月末の(b)シングル、11月の(c)シングル、翌年3月の(d)シングルと、毎年、一定したスケジュールで発売されます。

そして、(a)シングルのCD売り上げ枚数を頂点に、(b)、(c)、(d)と進むほど、セールスが低下傾向を示す「総選挙サイクル」を、何年も繰り返している。


岡田奈々がセンターに起用された51枚目は、(d)シングルに当たり、「総選挙サイクル」において、CDセールスがもっとも低くなる可能性がある。

実際、以下のように、2016年度の売り上げ推移では、(d)シングルである47枚目「シュートサイン」は、初動102.5万枚、累計108.6万枚で、かなり際どいミリオンとなっている。

(表1) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングルのオリコン売り上げ枚数

凡例
初動 (累計) 50位以内/200位以内ランクイン回数 @ 発売後経過週 発売日:シングル番号_タイトル

#「累計」は対象期間が01/15(月)〜01/21(日)である2018/01/29付までの数字

144.1万枚 (151.9) 04/14回 @ 86週目 '16/06/01:44a_翼はいらない
117.8万枚 (121.7) 07/25回 @ 73週目 '16/08/31:45b_LOVE TRIP / しあわせを分けなさい
118.0万枚 (122.2) 08/35回 @ 62週目 '16/11/16:46c_ハイテンション
102.5万枚 (108.6) 10/23回 @ 45週目 '17/03/15:47d_シュートサイン

130.6万枚 (139.2) 03/18回 @ 34週目 '17/05/31:48a_願いごとの持ち腐れ
109.0万枚 (112.7) 11/20回 @ 21週目 '17/08/30:49b_#好きなんだ
109.5万枚 (112.2) 07/09回 @ 09週目 '17/11/22:50c_11月のアンクレット
000.0万枚 (000.0) 00/00回 @ 00週目 '18/03/14:51d_タイトル未定


2017年度は、(a)シングルの48枚目「願いごとの持ち腐れ」は初動が130.6万枚と、前年の「翼はいらない」144.1万枚を下回り、(b)シングル49枚目「#好きなんだ」109.0万枚。、(c)シングルの50枚目「11月のアンクレット」109.5万枚も、それぞれ前年同時期より低い売り上げに留まっている。

もし、(d)シングルである51枚目が、昨年の47枚目「シュートサイン」102.5万枚に届かないと、初動ミリオンを逃す危険が大きい。

オリコン売り上げ枚数の推移だけで、51枚目の初動ミリオンが注目点であることが分かります。


ただ、46&48Gの場合、シングルCDの売り上げは、個別握手会を中心とする特典イベントの規模と人気によって決まるので、その内容を調べないと、話が進まない面があります。

そこで、各シングルについて、個別握手会の人気を考えてみました。

(表2) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングルの初動効率

凡例
初動/日数 初動/(総部数/100) 初動/参加人数 (日数 総部数 参加人数):シングル番号

#「初動」はオリコン初動売り上げ枚数
#「日数」「総部数」「参加人数」は個別握手会に関する数字
#「祭り」イベントは個別握手会の「日数」に入れている
# AKB48G個別握手会の総部数と参加人数に関しては、以下のサイトを参考にしています
AKB48グループ・坂道シリーズ データ部屋 

36.0万枚/日 2.7万枚/百部 0.49万枚/人 (4日 5400部 296人):44a
19.6万枚/日 3.9万枚/百部 0.39万枚/人 (6日 3043部 303人):45b
19.7万枚/日 3.9万枚/百部 0.37万枚/人 (6日 3020部 323人):46c
17.1万枚/日 3.3万枚/百部 0.32万枚/人 (6日 3101部 322人):47d

21.8万枚/日 1.9万枚/百部 0.39万枚/人 (6日 6885部 338人):48a
18.2万枚/日 2.9万枚/百部 0.33万枚/人 (6日 3777部 329人):49b
18.3万枚/日 2.9万枚/百部 0.34万枚/人 (6日 3788部 323人):50c
00.0万枚/日 0.0万枚/百部 0.00万枚/人 (0日 0000部 000人):51d


個別握手会によるCD売り上げ枚数が判明すれば、それを日数、総部数、参加人数で割ることによって、そのイベントの「効率」を知ることが出来ます。

そして、「効率」が高いことは、イベントの人気が高いことを意味し、CDセールスのほとんどを生み出している、コアファンの人数掛ける熱量を推測する手がかりになる。

ただ、残念ながら、日本の調査会社は、個別握手会と店頭販売の売り上げ枚数を「合算」した数字しか出さないので、特典イベントによるCDセールスの実態が掴みづらい。

とはいえ、個別握手会セールスがCD売り上げの中心であるのは間違いなく、上表では、店頭セールスを含む、オリコン初動を分母にして、日数、総部数、参加人数で割った「初動効率」を求めて、比較しています。

まあ、店頭セールスも、全国握手会という特典イベントの魅力で売っており、個別握手会の人気と連動するので、一定の意味を持つ数字だと思います。


とくにポイントとなるのは、100部あたりの売り上げ枚数です。

完売100部ではなく、非完売も含め、投入した総部数の100部あたりの売り上げ枚数で、もちろん完売が多ければ多いほど、数字は高くなります。

(a)シングルは『総選挙』投票券が絡むので、評価が難しいけど、問題なのは、(b)と(c)に関して、2016年度に3.9万枚/百部だった初動効率が、2.9万枚/百部に落ちていることです。


45、46枚目の総部数が3千部に対して、49、50枚目は3千8百部と、増部によって総売上を伸ばそうとしていますが、初動効率がそれを上回るレベルで落ち、オリコン初動も下落してしまった。

AKB48本店の個別握手会は、近年、写メ会やサイン会の要素を取り入れた、多彩なイベントになっており、もはや「握手会」の域を越えています。

しかし、そういった工夫も、8百部の増加に抗して初動効率を維持、上昇させるには至っていないようです。


2016年度の(d)シングルである47枚目は、初動効率が3.3万枚/百部と、46枚目から0.6万枚/百部下がっている。

もし、2017年度の(d)シングル51枚目が、同じ下げ幅で、2.3万枚/百部まで落ちると、総部数が3千8百部なら、オリコン初動は87.4万枚となります。

ミリオンを大きく下回る初動ですが、まあ、そうなった場合でも、90.5万枚だった42枚目「唇にBe My Baby」と同様、追加の握手会が開催され、累計では100万枚を越えてくるとは思います。


ただ、100万枚という目標を達成するために必要な握手会は、総部数も参加人数も、年度ごとに増大し続けている。

しかし、一方で、「効率」も落ち続けていて、AKB48は、出口の見えない物量作戦の泥沼に、深々とはまってしまった感がある。

48Gの人気は、初動効率の推移からも、明らかに低下傾向を示しているのに、次から次へと新グループを立ち上げ、NGT48の2期のように、新しいメンバーを募集するのは、人数と総部数を増やし続けるしか、ミリオン維持の方法が見つからないという事情もあると思います。


次に、各シングルの表題曲について、iTunes Store における配信人気を見ておきましょう。

(表3) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングル表題曲の iTunes Store トップソングにおける配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内ランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 曲の配信元が、劇場盤やTypeA、Bなど複数存在する場合は、もっとも順位推移の成績が良いものを載せている
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

00-00-01-02-01 / 13-09-01 (04/27日; 27位):44a_翼はいらない (TypeA)
02-03-01-01-02 / 05-06-02 (09/22日; 07位):45b_LOVE TRIP (TypeA)
02-02-02-00-01 / 28-17-13 (07/65日; 03位):46c_ハイテンション (TypeA)
00-01-02-01-02 / 11-05-12 (06/34日; 18位):47d_シュートサイン (TypeA)

00-01-01-03-03 / 10-14-07 (08/39日; 20位):48a_願いごとの持ち腐れ (TypeA)
00-02-02-00-03 / 03-04-03 (07/17日; 16位):49b_#好きなんだ (TypeA)
00-02-01-00-01 / 07-06-06 (04/23日; 15位):50c_11月のアンクレット (TypeA)
00-00-00-00-00 / 00-00-00 (00/00日; 00位):51d_曲名未定


特典イベントで売るシングルCDの売り上げと、ダウンロード数などの楽曲人気は、全然、別の話です。

かりに、CDセールスが低下していても、楽曲指標が上昇傾向にあれば、今後に期待が持てます。

しかし、AKB48に関しては、2017年度は、16年度よりも配信人気に勢いがない、


2016年度は、「ハイテンション」のように、3位に食い込み、200位圏内に65日ランクインする、ある程度、手応えのある曲がありました。

ところが、17年度に入ると、TOP10入りする表題曲が一つも現れず、圏内ランクインも、今のところ、48枚目の39日が最長で、さすがに寂しい感は否めない。

16年度から17年度にかけて、AKB48においては、CDセールスと楽曲セールスが、同時に下落していると言えます。


私はAKB48Gのファンではないので、今後どうすべきかといった意見を述べるつもりはありません。

ただ、音楽の配布方法が、CDからネットに移りつつある時代、そこまでしてフィジカルの「ミリオン」にこだわるのは、異様な光景だと感じます。

そこに注ぐお金と労力を、楽曲人気の上昇に振り向けた方が、よほど実りが多いんじゃないでしょうか。


次は48姉妹グループで、SKE48から。

AKB48のシングルで行った、オリコン売り上げ、初動効率、配信成績のデータを、次表では、一つにまとめています。

(表4) 2016、17年にリリースされたSKE48シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
25.7万枚 (36.5) 18/23回 @ 95週目 '16/03/30:19_チキンLINE
25.2万枚 (32.8) 13/23回 @ 75週目 '16/08/17:20_金の愛、銀の愛
27.3万枚 (34.1) 16/20回 @ 27週目 '17/07/19:21_意外にマンゴー
27.9万枚 (29.5) 02/02回 @ 02週目 '18/01/10:22_無意識の色

初動効率
3.7万枚/日 2.7万枚/百部 0.41万枚/人 (7日 956部 63人):19
3.6万枚/日 2.8万枚/百部 0.31万枚/人 (7日 896部 80人):20
3.9万枚/日 2.9万枚/百部 0.40万枚/人 (7日 946部 69人):21
3.5万枚/日 3.1万枚/百部 0.44万枚/人 (8日 911部 63人):22

iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-00 / 03-01-07 (00/12日; 40位):20_金の愛、銀の愛 (TypeA)
00-00-00-00-01 / 03-00-01 (00/05日; 47位):21_意外にマンゴー (TypeA)
00-00-00-00-01 / 01-01-02 (01/05日; 45位):22_無意識の色 (Type-A)


2016年以降のSKE48のシングルに関して、CDセールスと個別握手会「初動効率」は、数字的にはほとんど変わりません。

2017年からの2作は、初動がやや上昇しているけど、累計が大きく変動しているわけではなく、初動効率も2.7〜3.1万枚/百部と一定している。

しかし、iTunesトップソングの配信人気では、20枚目表題曲「金の愛、銀の愛」が最高40位、200位圏内12日ランクインの数字を出して以降、21、22枚目ともに勢いを感じない。


CDセールスの安定は、コアファンがコンスタントに存在していることを示すと言いたいんですが、単純に判断できないのは、20枚目と21枚目の発売に、1年近くの間隔があるためです。

SKE48は、2016年に2つのシングルをリリースした後、17年に1つ、18年初めに1つと、頻度が少なく、かつ不定期になっている。

こういう状況では、シングルを出すとき、「待望」「久しぶり」というプレミアが付くので、前作と同じ初動効率が、「人気」の維持を意味するとは限らない。

とくに、配信成績が伸び悩んでいるので、レア感によって数字が維持されている、との疑念を払拭できません。


次は、NMB48です。

(表5) 2016、17年にリリースされたNMB48シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
23.0万枚 (29.7) 08/20回 @ 91週目 '16/04/27:14_甘噛み姫
30.4万枚 (36.4) 11/17回 @ 77週目 '16/08/03:15_僕はいない
26.7万枚 (32.0) 13/15回 @ 56週目 '16/12/28:16_僕以外の誰か
27.3万枚 (29.4) 04/04回 @ 04週目 '17/12/27:17_ワロタピーポー

初動効率
3.8万枚/日 4.0万枚/百部 0.42万枚/人 (6日 577部 55人):14
3.8万枚/日 5.2万枚/百部 0.48万枚/人 (8日 582部 63人):15 写メ会2日
3.8万枚/日 3.5万枚/百部 0.46万枚/人 (7日 758部 58人):16
3.9万枚/日 3.7万枚/百部 0.57万枚/人 (7日 742部 48人):17

iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-00-00 / 07-05-06 (00/18日; 58位):14_甘噛み姫 (TypeA)
00-00-00-01-02 / 05-08-03 (03/19日; 36位):15_僕はいない (TypeA)
00-00-00-00-00 / 03-03-02 (00/08日; 56位):16_僕以外の誰か (TypeA)
00-00-01-01-02 / 02-11-04 (04/21日; 26位):17_ワロタピーポー (Type-A)


NMB48のシングルも、2016、17年を通して、CDセールスに大きな変化はない。

一方、初動効率は、やや落ちている印象がある。

15枚目の5.2万枚/百部は、いわゆる「難波式」写メ会による積み上げですが、16、17枚目で4万枚/百部を切っているのが気になります。


16枚目から個別握手会の総部数を大幅アップしていて、物量作戦に持ち込んでいるのに、初動効率が伸びず、苦しんでいるように見える。

さらに、17枚目では、参加人数を16枚目より10人ほど減らしたようで、レーンの設置において、人気メンバーを重視する少数精鋭主義を加速させたかもしれない。

先日、太田夢莉が一時休養を発表しましたが、若い有望株メンバーに、握手会人気の急速な伸びを求める運営の姿勢が、背後にあったのかもしれないと、ついつい考えてしまいます。


17枚目「ワロタピーポー」は、iTunesトップソングで、最高26位、200位圏内が21日と、かなり良好な配信人気を叩き出しています。

ここには示していませんが、MV再生数も、複数の人気YouTuberが曲に合わせて踊る動画が追い風となり、一定の手応えがあったと思います。

しかし、前作から1年経ってのシングル発売というレア感が数字を押し上げた面はあるかもしれない。


実は、HKT48は、年2シングルという発売ペースを、2016、17年と維持しています。

(表6) 2016、17年にリリースされたHKT48シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
23.9万枚 (30.5) 14/14回 @ 93週目 '16/04/13:07_74億分の1の君へ
27.0万枚 (34.5) 12/22回 @ 72週目 '16/09/07:08_最高かよ
21.0万枚 (27.5) 09/24回 @ 49週目 '17/02/15:09_バグっていいじゃん
20.0万枚 (25.9) 08/14回 @ 25週目 '17/08/02:10_キスは待つしかないのでしょうか?

初動効率
4.0万枚/日 3.0万枚/百部 0.54万枚/人 (6日 805部 44人):07
4.5万枚/日 3.4万枚/百部 0.51万枚/人 (6日 795部 53人):08
3.5万枚/日 2.6万枚/百部 0.41万枚/人 (6日 801部 51人):09
3.3万枚/日 2.4万枚/百部 0.42万枚/人 (6日 833部 48人):10

iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-01 / 01-01-01 (02/05日; 33位):74億分の1の君へ (TypeA)
00-00-01-01-00 / 03-03-06 (02/14日; 29位):最高かよ(TypeB)
00-00-00-00-00 / 02-01-02 (00/05日; 60位):バグっていいじゃん (劇場盤)
00-00-00-00-00 / 02-01-01 (00/04日; 64位):キスは待つしかないのでしょうか? (TypeA)


HKT48のセールスで特徴的なのは、2016年と17年で、明確に数字が低下していることです。

オリコン初動と累計が、2017年に入って、はっきりと落ちている。

また、初動効率も、7枚目3.0万枚/百部、8枚目3.4万枚/百部に対して、9枚目が2.6万枚/百部、10枚目は2.4万枚/百部と下がっています。


さらに、配信人気が同じ動きをしている。

16年の2表題曲はTOP50入りを果たし、それなりに存在感を見せてますが、17年の2表題曲はそれがない。

とくに、松岡はなセンターの「最高かよ」を頂点に、ピークアウトしているように見えます。


実際、オリコン初動と累計、さらに初動効率においても、最高値を出したのは8枚目。

AKB48姉妹グループで、唯一コンスタントにシングルを発売しているHKT48が、本店と同じ「2017年の憂鬱」を経験しているとすれば、SKE48とNMB48に対する評価は、保留せざるを得ない。

リリース間隔を調整することで得られた「人気」なのかどうか、しばらく経たないと見極めが付きません。


ここからは新グループの話。

(表7) NGT48シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
16.0万枚 (20.8) 1位 15/19回 @ 41週目 '17/04/12:01_青春時計
14.8万枚 (17.9) 2位 07/07回 @ 07週目 '17/12/06:02_世界はどこまで青空なのか?

初動効率
03.2万枚/日 04.1万枚/百部 0.64万枚/人 (5日 388部 25人):01
02.5万枚/日 03.6万枚/百部 0.62万枚/人 (6日 418部 24人):02

iTunes Store トップソング順位帯分布
00-02-01-04-00 / 06-01-02 (07/016日; 14位):01_青春時計
00-00-00-00-00 / 03-02-02 (00/007日; 53位):02_世界はどこまで青空なのか?


NGT48は枚数云々ではなく、2枚目「世界はどこまで青空なのか?」において、オリコン1位を逃したことが、かなり厳しい。

発売週に、韓流の男性アイドル「防弾少年」が1位となり、彼らがメディアの注目を集める一方、NGTの2枚目に触れた記事は少なかった。

音楽番組や歌謡祭への出演が限られる中、「オリコン1位」の宣伝力は、未だに効果があると思いますが、それを利用できるまで、初動を伸ばせなかった。


2期を入れるのは、人数を増やて握手会セールスを伸ばし、オリコン1位に返り咲くのが一つの理由かもしれない。

しかし、iTunesトップソングの順位推移やMV再生数においても、「世界はどこまで青空なのか?」は「青春時計」に届いていません。

デビューしたての新人アイドルで、知名度の低い状態でリリースする1曲目はともかく、前作のプロモーションという土台のある2曲目において、フィジカルと楽曲の両面で「人気」を落とすと、先行きが不透明になってしまう。

グループの立ち上げに際して、十分な計算がなされたのか?と問いかけたくなりますが、NGT48の2期は、新潟市長が絡み、当然、税金は投入されるのでしょう。

地元の方がどう考えているかは分かりませんが、貴重な血税ですから、もっと有効な使途があるんじゃないか、とは思います。


これでAKB48Gの現状は、紹介できたと思います。

ただ、「=LOVE」と「ラストアイドル」という、新しいグループが誕生し、いずれも秋元康氏が関わったアイドルなので、一応、データを載せておきます。

(表8) =LOVEとラストアイドルのシングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
1.9万枚 (2.7) 8位 04/08回 @ 19週目 '17/09/06:01_=LOVE
4.0万枚 (5.0) 3位 06/07回 @ 07週目 '17/12/06:02_僕らの制服クリスマス
4.3万枚 (5.4) 4位 05/05回 @ 05週目 '17/12/20:01_バンドワゴン

iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-01 / 01-01-01 (02/05日; 39位):01_=LOVE
00-00-00-00-00 / 03-02-00 (00/05日; 51位):02_僕らの制服クリスマス
00-01-00-01-00 / 03-04-02 (02/11日; 19位):01_バンドワゴン


=LOVEは、シングルCDの売り上げ枚数が、デビュー1枚目が初動1.9万枚に対して、2枚目は4.0万枚。

累計枚数も伸びていて、一見、順調に見えます。

しかし、配信人気では、「=LOVE」が最高39位に対して、2枚目「僕らの制服クリスマス」はTOP50に入っていない。

少なくとも、2作目で飛躍したとは言えない。


ラストアイドルの「バンドワゴン」は、CDセールス、楽曲セールス、ともに良い数字だと思います。

ただ、NGT48と=LOVEが教えるように、二つ目で勢いを加速できなければ、新人効果で終わって、グループへの期待感は萎んでいく。

例のオーディション番組を続けて「第2章」を始めるようですが、視聴者はもっと刺激的な展開を求める筈で、音楽アイドルとして軌道に乗せていくのは、なかなか難しいでしょう。


最後に、坂道のデータを出しておきます。

(表9) 乃木坂46シングル、直近5シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
72.8万枚 (086.3) 12/59回 @ 78週目 2016/07/27:15_裸足でSummer
82.8万枚 (097.3) 14/47回 @ 63週目 2016/11/09:16_サヨナラの意味
87.5万枚 (103.3) 17/44回 @ 44週目 2017/03/22:17_インフルエンサー
88.0万枚 (105.9) 17/24回 @ 24週目 2017/08/09:18_逃げ水
85.1万枚 (104.5) 15/15回 @ 15週目 2017/10/11:19_いつかできるから今日できる

初動効率
12.1万枚/日 09.6万枚/百部 2.08万枚/人 (6日 760部 35人):15
13.8万枚/日 10.5万枚/百部 2.36万枚/人 (6日 790部 35人):16
14.6万枚/日 09.9万枚/百部 2.08万枚/人 (6日 880部 42人):17
14.7万枚/日 09.5万枚/百部 2.10万枚/人 (6日 930部 42人):18
14.2万枚/日 09.2万枚/百部 2.18万枚/人 (6日 920部 39人):19

iTunes Store トップソング順位帯分布
05-09-05-04-03 / 13-18-21 (26/078日; 8位):15_裸足でSummer
07-09-14-18-22 / 53-39-10 (70/172日; 3位):16_サヨナラの意味
13-12-19-18-13 / 63-66-64 (75/268日; 4位):17_インフルエンサー
08-02-06-05-02 / 24-31-22 (23/100日; 4位):18_逃げ水
14-11-02-06-02 / 28-33-20 (35/116日; 3位):19_いつかできるから今日できる


以上は乃木坂ですが、欅坂も。

(表10) 欅坂46シングルの全シングルのセールス分析

# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ

オリコン売り上げ
26.2万枚 (43.6) 33/94回 @ 94週目 2016/04/06:01_サイレントマジョリティー
32.3万枚 (44.3) 29/76回 @ 76週目 2016/08/10:02_世界には愛しかない
44.2万枚 (61.1) 21/59回 @ 60週目 2016/11/30:03_二人セゾン
63.3万枚 (77.4) 17/42回 @ 42週目 2017/04/05:04_不協和音
64.3万枚 (80.4) 13/13回 @ 13週目 2017/10/25:05_風に吹かれても

初動効率
05.2万枚/日 07.8万枚/百部 1.25万枚/人 (5日 336部 21人):01
06.5万枚/日 07.7万枚/百部 1.01万枚/人 (5日 422部 32人):02
07.4万枚/日 07.3万枚/百部 1.38万枚/人 (6日 603部 32人):03
10.5万枚/日 09.3万枚/百部 1.98万枚/人 (6日 677部 32人):04
10.7万枚/日 09.8万枚/百部 2.01万枚/人 (6日 659部 32人):05

iTunes Store トップソング順位帯分布
47-40-48-59-89 / 291-84-01 (283/659日; 1位):01_サイレントマジョリティー
06-02-04-01-01 / 29-67-33 (14/143日; 3位):02_世界には愛しかない
12-16-22-19-09 / 69-57-44 (78/248日; 2位):03_二人セゾン
20-11-08-09-14 / 67-52-49 (62/230日; 1位):04_不協和音
17-27-26-15-06 / 01-00-00 (91/092日; 1位):05_風に吹かれても


欅坂は、初動効率を見ても、成長速度が大き過ぎる。

圧倒的な楽曲人気を背景に、J-POPにおける存在感を急速に伸ばしていった。

ここに来て、平手友梨奈への過剰な一極集中は深刻な問題を生んでいますが、発炎筒事件翌日も握手会を続けようとしたり、てちの体調を心配する声が溢れる中、それは「アーティストの苦悩」と述べたり、紅白ステージであれだけのことが起こりながら、元日早々に欅坂武道館ライブを発表するなど、運営の迷走・暴走が続き、今のところ、解決策は見えないままです。


私は、欅坂武道館の中止決定はやむを得ないことで、むしろ、平手友梨奈を始めとするメンバーの体調を十分見極めないまま、それを発表してしまったことが問題だと思います。

紅白すら乗り切れない欅坂運営が、大箱の単独ライブをトラブルなしで乗り切れるとは、到底思えない。

内村光良とのコラボで、エンターテイメントとは程遠い、悲惨な出来事が起こり、世間の批判を浴び、NHK会長は「安全面」を記者に語っている。

もう一度、ライブで1人でもメンバーが倒れたら、さらに風当たりは強くなり、以降のコンサート開催はより困難になっていく。

そもそも12月初めの段階で、平手友梨奈があれほど調子を崩していたのだから、年明けしばらくはゆっくりさせるのが当然で、1月末に大型ライブを入れること自体がどうかしています。


紅白直後、医者に診せなかったため、平手友梨奈の怪我は「労災」にすらならず、「どこで怪我したのかは不明」という、茶番がまかり通っています。

欅坂ファンであれば、少なくとも、てちがどこで怪我をしたのか、運営に詰め寄るのが当然と思っていたけど、現実には、何一つ説明をしない運営の「判断」を無条件で擁護する声もあって、正直、ショックを受けました。

武道館3daysの発表時期を含め、欅坂運営は多くの過ちを犯しているのに、大晦日で起こったことに対する説明と謝罪すら、メンバーブログに頼っているのは、あり得ない態度です。

メンバーがこれほど努力して、良いステージを披露してきたのに、今、平手友梨奈は大怪我で動けず、それでも武道館ライブをやりたいと言った菅井友香の当たり前の願いは、運営に却下されて、叶わなかった。

大人に振り回され、自身の感情と意欲を翻弄されているメンバーの姿を見て、欅坂運営には、今回、本当に心底失望しました。



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// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント 

「オーマイジャンプ 」第2話は、今回主役の生駒里奈のガチ「ナルト」好きが効いて、想像以上に入れるドラマだった。伊藤淳史、斉木しげる、佐藤仁美、寺脇康文が側にいるのは本当に心強い。また、出演者の力量を計算した配役と脚本は、さすがプロの制作。生駒ちゃんは、色々なノウハウを学べると思う
18:27 - 2018年1月20日

「オーマイジャンプ 」での生駒里奈の演技で感心したのは、以前、聞き取りづらい印象のあった滑舌が飛躍的に良くなったこと。小さい声での台詞も喋れている。やはり舞台経験を重ねたことが大きい。役の本質を掴むセンスは桁外れなので、発声周りのスキルが向上すれば、出演機会が大幅に増えると思う
19:23 - 2018年1月20日

20th選抜発表は、1月28日(日)深夜の次回『乃木坂工事中』ではないらしく、4年連続の1月発表を崩すようです。CD発売は例年通り3月21日(水)、個握応募開始は2月半ばの可能性が高いけど、選抜発表はリリース3週間前という極端な例もあり、運営の考え方次第。現段階では多分2月中、くらいしか言えない笑
14:38 - 2018年1月22日


// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

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和田まあや!
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乃木坂20th選抜発表は1月28日ではないのか?個別握手会応募のCD発売前期間短縮で流動化する日程予想 [20Jan18]

2018-01-20 03:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月19日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の3日目第3公演(13:30)&第4公演(18:30)
01月19日(金) [地デ] 22:00~22:54 TBS系連続ドラマ『アンナチュラル』に、松村沙友理がゲスト出演

01月20日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の4日目第5公演(12:00)&第6公演(17:00)
01月20日(土) [イベント] オールナイトニッポン50周年『ALL LIVE NIPPON Vol.6<DAY1>』16:30開演 in 横浜アリーナ。MC山下健二郎・三四郎・新内眞衣・SUPER BEAVER・ランパンプス
01月20日(土) [地デ] 22:30~ NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、生田絵梨花と新内眞衣が出演

01月21日(日) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第1回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
01月21日(日) [地デ] 18:00〜 テレビ東京『車あるんですけど…?』に、鈴木絢音が出演。超絶景!航空マニアへの参戦第2弾
01月21日(日) [地デ] 23:00~24:00 NHKBSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』に、生田絵梨花、新内眞衣、高山一実、山下美月、与田祐希、渡辺みり愛が登場

01月23日(火) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の7日目第7公演(13:30)&第8公演(18:30)

01月24日(水) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の8日目第9公演(13:30)&第10公演(18:30)



TBSの金曜ドラマ『アンナチュラル』第2話にゲスト出演した松村沙友理、かなり悲惨な目に遭う役で、不覚にも「性格俳優」という言葉が頭を過ってしまいました(笑)。

テレビ東京の深夜枠では、生駒里奈が『オー・マイ・ジャンプ』(金曜24:12〜)、西野七瀬は『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』(土曜24:20〜)、そして3期の与田祐希が『モブサイコ100』(木曜25:00〜)に、それぞれ主役か主役級として出演しており、地上波での第1話放送が出揃いました。

舞台経験のある乃木坂メンバーは、生田絵梨花、若月佑美、井上小百合を筆頭に、多くのメンバーの名前が浮かびますが、地上波テレビのドラマとなると、何作品にも出演しているような人はおらず、途端に場数が少なくなる。


そのため、自らの演技力だけでドラマを盛り上げていくのは難しく、出演シーンの印象は、原作、脚本、演出、共演者といった、周りの環境に左右される部分が大きい。

そういう意味では、ぶっ飛んだストーリーと、それをキレッキレに演じられる、生きのいい若い役者の揃った『モブサイコ100』は、ドラマ新人である与田祐希にとって、素晴らしいチャンスだと思います。

とくに、エンディングが与田ちゃんの個人PVの様相を呈していて(笑)、個性的すぎる登場人物との対比で、倍増した可愛さが存分に伝わる内容になっている。


これを毎週、ドラマの後に流すわけで、彼女の強力なプロモーションになるでしょう。

伊藤理々杏が、翌日のブログで、

そして昨日ついに放送されましたね〜。
ドラマ「モブサイコ100」!!!

いや〜、ツボミちゃん可愛い!!!!
エンディングはついつい「可愛いな...」と呟いてしまいました。笑
内容もとても好きなテイストで面白かったし超能力すごぉ...となりました。笑

(伊藤理々杏の2018/01/19_19:12ブログ)

と、エンディングに触れています。

同じ乃木坂3期として、こういう作品なら自分も出演したいと思っても不思議ではなく、タイトルに書いた「密かに待って」るのは、本当に雪だけなのかな?と、余計な詮索をしてしまいました(笑)。

ところで、信じられないことだけど、主人公のモブを含め、出演者のほとんどは中学生の設定で、いろいろブッとんでます、このドラマ。


乃木坂の2018年は、テレビドラマと舞台『三人姉妹』という、演技づくしで華々しく幕が上がりました。

一方、音楽面に目を向けると、明日の『乃木坂工事中』予告編で、20th選抜の発表がアナウンスされてもおかしくない時期に入っています。

というのも、ここ4年、春シングルの選抜発表とCD発売には、一定の日程パターンがある。

(表1) 乃木坂歴代「春シングル」の選抜発表とCD発売の時期

08枚目:選抜発表[2014/01/26(日)]→CD発売[2014/04/02(水)] 気づいたら片想い
11枚目:選抜発表[2015/01/18(日)]→CD発売[2015/03/18(水)] 命は美しい
14枚目:選抜発表[2016/01/31(日)]→CD発売[2016/03/23(水)] ハルジオンが咲く頃
17枚目:選抜発表[2017/01/29(日)]→CD発売[2017/03/22(水)] インフルエンサー
予想A
20枚目:選抜発表[2018/01/28(日)]→CD発売[2018/03/21(水)]


8、14、17枚目の選抜発表は、1月最後の日曜、11枚目は最後から2番目の日曜。

また、11、14、17枚目のCD発売は、3月最後から2番目の水曜に設定されている。

これだけ時期が固定化されていると、上表に記した予想Aのように、20枚目も1月28日(日)深夜の『乃木坂工事中』で選抜メンバーが発表され、CDは3月21日(水)にリリースされると、頭に思い描くことを、抑え切れなくなります(笑)。


ただ、山下美月が、1月12日(金)の『SHOWROOM』で、20th選抜の発表はまだなく、次のシングルはかなり先だろうと、発言したとの情報がネットに流れました。

私は直接それを聞いていないので、具体的な言い回しやニュアンスが分からず、内容に関しては、分析しようがありません。

しかし、今年も昨年一昨年と同じパターンだろうとの、漠然とした憶測ではなく、20枚目のスケジュールを、一度しっかり検討してみようという気持ちになりました。


実際、あれこれデータを集めてみると、確かに選抜発表がまだ先であっても、決しておかしくはないことが分かってきました。

近年、乃木坂のシングルは、個別握手会の応募開始からCD発売までの期間を短縮する傾向がある。

(表2) 乃木坂シングル発売日までに受付られた個別握手会の応募次数

凡例
シングル番号 CD発売日直前の個別握手会応募次数 CD発売日 タイトル

08枚目 08次算入 2014/04/02(水) 気づいたら片想い
09枚目 09次算入 2014/07/09(水) 夏のFree&Easy
10枚目 09次算入 2014/10/08(水) 何度目の青空か?
11枚目 08次算入 2015/03/18(水) 命は美しい
12枚目 11次算入 2015/07/22(水) 太陽ノック
13枚目 11次算入 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
14枚目 10次算入 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃
15枚目 08次算入 2016/07/27(水) 裸足でSummer
16枚目 06次算入 2016/11/09(水) サヨナラの意味
17枚目 06次算入 2017/03/22(水) インフルエンサー
18枚目 06次算入 2017/08/09(水) 逃げ水
19枚目 05次算入 2017/10/11(水) いつかできるから今日できる


CDリリースは水曜ですが、前週の木曜金曜に行われている個別握手会の受付次数が、例えば10次であれば、10次応募分までは、オリコン初動に確実に算入されると考えられます。

初動を集計する締め切りは、発売4日後の日曜で、11次受付である発売週の木曜金曜の応募分は、日曜までに発送できるかどうか微妙な面がある。

上表で示した次数は、発売日直前である、前週木曜金曜の受付次数で、応募は週1回のペースで進むから、数字が少ないほど、応募開始からCD発売までの期間が短いことになります。


この初動算入次数は、以前は8、9次、さらには10、11次といった大きな数字でしたが、16枚目「サヨナラの意味」から6次に抑えられ、19枚目「いつかできるから今日できる」では過去最少の5次まで落とされています。

理由は二つ考えられます。

一つは、完売部数を積み上げるスピードがもの凄く速くなり、用意したforTUNE music盤を売り切るのに、それほど長期の応募は必要なくなったこと。


以下は、19枚目個別握手会の完売推移ですが、オリコン初動に算入される5次受付において、920部中615部が完売となっている。

部数ベースの完売率では66.8%ですが、枚数ベースの販売率を推定すると、90.6%に達しています。

(表3) 乃木坂19枚目シングル個別握手会の完売部数推移

凡例
[受付次数] +前次からの積み上げ完売部数 {完売部数/総部数 (部数ベース完売率_枚数ベース推定販売率) 推定売上枚数} 応募期間 (初動集計締切との時間関係)

#「初動集計締切との時間関係」は、各受付終了日とオリコン初動集計を締め切る発売週日曜までの日数。「-37d」は37日前
# 赤字で示した受付次数は、そのセールスが確実に初動算入されたと考えられる応募
#「推定売上枚数」はCD1枚あたりの平均割り当て時間を7.2秒、つまり完売1部CD750枚として計算

[01次] +000部 {000/920部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 09/07(木)08(金) (-37d)
[02次] +327部 {327/920部 (0.355_0.603) 41.6万枚} 09/14(木)15(金) (-30d)
[03次] +119部 {446/920部 (0.485_0.744) 51.3万枚} 09/21(木)22(金) (-23d)
[04次] +087部 {533/920部 (0.579_0.841) 58.0万枚} 09/28(木)29(金) (-16d)
[05次] +082部 {615/920部 (0.668_0.906) 62.5万枚} 10/05(木)06(金) (-09d)
[06次] +051部 {666/920部 (0.724_0.937) 64.7万枚} 10/12(木)13(金) (-02d)
[07次] +030部 {696/920部 (0.757_0.952) 65.7万枚} 10/26(木)27(金) (+12d)
[08次] +014部 {710/920部 (0.772_0.958) 66.1万枚} 11/02(木)03(金) (+19d)
[09次] +022部 {732/920部 (0.796_0.967) 66.7万枚} 11/09(木)10(金) (+26d)
[10次] +011部 {743/890部 (0.835_0.978) 65.3万枚} 11/16(木)17(金) (+33d)
[11次] +009部 {752/890部 (0.845_0.980) 65.4万枚} 11/30(木)01(金) (+47d)
[12次] +004部 {756/890部 (0.849_0.981) 65.5万枚} 12/07(木)08(金) (+54d)
[13次] +012部 {768/890部 (0.863_0.985) 65.7万枚} 12/14(木)15(金) (+61d)
[14次] +003部 {771/890部 (0.866_0.985) 65.8万枚} 12/21(木)22(金) (+68d)
[15次] +010部 {781/890部 (0.878_0.987) 65.9万枚} 01/11(木)12(金) (+89d)
[16次] 01/18(木)19(金) (+96d)
[17次] 01/25(木)26(金) (+103d)
[18次] 02/01(木)02(金) (+110d)


CD発売日までに、5回の応募を掛けただけで、用意した個別握手会CDの90%以上が売れるのだから、リリースの随分前からスタートして、8回、9回と応募する必然性は薄まります。

ただ、19枚目の5次というのは、初動を考えると、少し短すぎた感は否めない。

かりに、5次ではなく、発売日前に7次まで終わるよう設定すれば、初動がさらに3万枚ほどアップした可能性がある。

そして、19枚目初動は、前作を3万枚ほど下回ったので、ここまでやれば、前作割れを防げたかもしれない。


では、なぜ運営は、そういう日程を組まなかったんでしょう?

初動算入次数を抑える二つ目の理由がそこにある。

累計ミリオンが大きなアピールポイントとなった今、初動の右肩上がりには、昔ほどこだわらなくなったのだと思います。


「いつかできるから今日できる」は、発売14週目に、3シングル連続でのオリコン調べミリオンを達成して、各種メディアに取り上げられました。

AKB48と同じく、連続ミリオンを維持すれば、初動が前作を越えようが越えまいが、とくに問題にはならない。

オリコンの数字が小さい時は、毎シングル、前作を上回る初動を叩き出すことが、「成長株」をアピールする重要な手段だったけど、今は、発売何週目であれ、ミリオン達成で話が済むので(笑)、以前ほど、初動の右肩上がりに執着しなくても良い。

乃木坂のアピールポイントが、初動アップから累計ミリオンに変わったことが、CD発売前の個別握手会応募期間の短縮化に拍車を掛けていると考えられます。


とうことで、20枚目も、CD発売前の応募受付は、5次か6次に設定する可能性が高い。

一方、 春シングルのCD発売日は、夏、秋シングル日程の起点で、あまり遅いと、後々調整が難しくなっていく。

やはり、20枚目のリリースは、過去3年と同じく、3月中ではないかと思います。

すると、以下のような日程を考えることができます

(表4) 乃木坂20枚目シングルの個別握手会日程シミュレーション

#「応募開始」は20枚目個別握手会の第1次応募受付

応募開始[2018/02/01(木)02(金)]→(06次算入)→CD発売[2018/03/14(水)]
応募開始[2018/02/08(木)09(金)]→(05次算入)→CD発売[2018/03/14(水)]

応募開始[2018/02/08(木)09(金)]→(06次算入)→CD発売[2018/03/21(水)]
応募開始[2018/02/15(木)16(金)]→(05次算入)→CD発売[2018/03/21(水)]

応募開始[2018/02/15(木)16(金)]→(06次算入)→CD発売[2018/03/28(水)]
応募開始[2018/02/22(木)23(金)]→(05次算入)→CD発売[2018/03/28(水)]


ここで、もう一つ気になるのは、現在応募が続いている、アンダーアルバム「僕だけの君~Under Super Best~」の個別握手会セールスです。

(表5) 乃木坂アンダーアルバム個別握手会の完売部数推移

凡例
[受付次数] +前次からの積み上げ完売部数 {完売部数/総部数 (部数ベース完売率_枚数ベース推定販売率} 応募期間 (初動集計締切との時間関係)

# 表記法は(表3)とほぼ同じ

[1次] +00部 {000/145部 (0.000_0.000)} 11/22(水)24(金) (-50d)
[2次] +08部 {008/145部 (0.055_0.147)} 11/30(木)01(金) (-43d)
[3次] +10部 {018/145部 (0.124_0.306)} 12/07(木)08(金) (-36d)
[4次] +07部 {025/145部 (0.172_0.392)} 12/14(木)15(金) (-29d)
[5次] +06部 {031/145部 (0.214_0.452)} 12/21(木)22(金) (-22d)
[6次] +003部 {034/145部 (0.234_0.473)} 01/11(木)12(金) (-01d)
[7次] 01/18(木)19(金) (+06d)
[8次] 01/25(木)26(金) (+13d)
[9次] 02/01(木)02(金) (+20d)


税込3千5百円という価格が高いのか、正直、あまり完売部数が伸びていません。

1枚買うと、握手券が3枚付いてくるとはいえ、全部、同一メンバーの同一会場、同一部で、お得感が薄いのかもしれない。

1期6人と2期8人が参加する個別握手会ですが、グループ別に見ると、完売率は1期9.6%、2期31.2%で、かなり苦しんでいる。

(表6) 乃木坂アンダーアルバム個別握手会第6次応募終了後のグループ別完売状況

凡例
対象グループの完売部数/担当総部数 (部数ベース完売率_枚数ベース推定販売率) 推定売上枚数:グループ名 参加人数/総人数

005/052部 (0.096_0.348) : 1期 06/21人
029/093部 (0.312_0.542) : 2期 08/11人
000/000部 (0.000_0.000) : 3期 00/12人
034/145部 (0.234_0.473) : 全体 14/44人


6次応募終了時点、用意した145部中、完売は34部だけで、非完売部が、まだ100部以上残っています。

20枚目の個別握手会応募を、このまま重ねてしまうと、アンダーアルバムの完売部数が増えなくなる上に、アンダーメンバーのシングル完売部数の伸びも、鈍ってしまう危険がある。

現在、「僕だけの君」で全完売を出しているのは、寺田蘭世の6次15部のみ。

シングルCDセールスの鍵を握るアンダーメンバーにアルバムの負荷を掛けたまま、20枚目の個別握手会応募に突入するのは、なかなか勇気のいる決断だと思います。


forTUNE music 公式サイトは、02/01(木)〜02(金)の第9次応募までを予告していて、これがポートメッセなごや第2回個別握手会の最終受付だとアナウンスしている。

アンダーアルバムの完売状況を考えると、20枚目の応募開始は、02/01(木)〜02(金)が終わってからじゃないかという気がします。

この辺のタイミングは、運営も数字を見ながら、探っているんじゃないでしょうか。

となると、(表4)において、20枚目個別握手会の応募開始は、02/08(木)〜09(金)以降と考えたくなります。


次に、選抜発表と個別握手会の応募開始の関係を検討します。

(表7) 乃木坂歴代シングルの選抜発表と個別握手会応募開始との時間関係

# 選抜発表が応募開始より後の場合は、何日前かを赤字で表し、その間に受け付けられた次数を記している

07枚目 : 選抜発表[2013/10/06(日)] =02日後=> 応募開始[2013/10/08(火)] バレッタ
08枚目 : 選抜発表[2014/01/26(日)] =09日後=> 応募開始[2014/02/04(火)] 気づいたら片想い
09枚目 : 選抜発表[2014/05/11(日)] =02日前 : 1次=> 応募開始[2014/05/09(金)] 夏のFree&Easy
10枚目 : 選抜発表[2014/08/03(日)] =05日後=> 応募開始[2014/08/08(金)] 何度目の青空か?
11枚目 : 選抜発表[2015/01/18(日)] =04日後=> 応募開始[2015/01/22(木)] 命は美しい
12枚目 : 選抜発表[2015/05/10(日)] =03日前 : 1次=> 応募開始[2015/05/07(木)] 太陽ノック
13枚目 : 選抜発表[2015/08/30(日)] =17日前 : 3次=> 応募開始[2015/08/13(木)] 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 選抜発表[2016/01/31(日)] =17日前 : 3次=> 応募開始[2016/01/14(木)] ハルジオンが咲く頃
15枚目 : 選抜発表[2016/06/05(日)] =03日前 : 1次=> 応募開始[2016/06/02(木)] 裸足でSummer
16枚目 : 選抜発表[2016/10/16(日)] =17日前 : 3次=> 応募開始[2016/09/29(木)] サヨナラの意味
17枚目 : 選抜発表[2017/01/29(日)] =11日後=> 応募開始[2017/02/09(木)] インフルエンサー
18枚目 : 選抜発表[2017/07/09(日)] =10日前 : 2次=> 応募開始[2017/06/29(木)] 逃げ水
19枚目 : 選抜発表[2017/09/03(日)] =04日後=> 応募開始[2017/09/07(木)] いつかできるから今日できる


本来、表題曲を誰が歌うのか分からないまま、シングルの個別握手会応募を始めるなんてのは、おかしな話です。

そして、乃木坂も、7枚目から11枚目までは、9枚目の1次「前倒し」を除いて、選抜メンバーを発表してから、応募をスタートさせる手順を踏んでいた。


しかし、13枚目「今、話したい誰かがいる」で、3次まで受付が進んでから、選抜を公表するというエゲツない日程が敢行されます。

さらに、一度やって文句が少なかったからか、13枚目、14枚目、16枚目が、3次「前倒し」となる。

タイトルの付いていないシングルを売り出すことが、そもそも異様なのに、歌い手を発表しない段階で、3回も応募を掛けるのは常軌を逸しています。

ただ、それでもCDは飛ぶように売れていく。

この頃、人気メンバーの握手券を巡っては、応募開始と同時に、激しい争奪戦が勃発する状態で、音楽を売っているという建前は、どこかに吹き飛んでしまい、乃木坂は、モラルハザードの荒野を突き進んで行く(笑)。


ところが、「インフルエンサー」から、少し話が変わってきます。

3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」のリリースで、タイトな日程となった18枚目「逃げ水」こそ、2次「前倒し」だったものの、17、19枚目は選抜発表後の応募開始という、本来あるべき順序で進められている。

上述したように、CD発売前の応募期間を抑制する方向に舵を切ったため、選抜発表のタイミング選択に余裕が生まれ、建前を優先できるようになったのだと思います。


20枚目は、乃木坂がレコード大賞を獲得した直後のシングルで、さらに2018年最初のシングルとしても、20th選抜構成は、グループの方向性を示す意味を持っている。

そんな重要な選抜を、握手会応募先行の「前倒し」パターンで発表するのは、さすがに様にならないので(笑)、今回も応募開始前の選抜発表じゃないかと予想しています。

19枚目と同じく、発表4日後の応募開始であれば、以下のような日程を考えることができます。

(表8) 乃木坂20枚目シングルの選抜発表とCD発売の時期予想

選抜発表[01/28(日)]=04日後=>応募開始[02/01(木)02(金)]→(06次算入)→CD発売[03/14(水)]
選抜発表[02/04(日)]=04日後=>応募開始[02/08(木)09(金)]→(05次算入)→CD発売[03/14(水)]:予想B

選抜発表[02/04(日)]=04日後=>応募開始[02/08(木)09(金)]→(06次算入)→CD発売[03/21(水)]:予想C
選抜発表[02/11(日)]=04日後=>応募開始[02/15(木)16(金)]→(05次算入)→CD発売[03/21(水)]:予想D

選抜発表[02/11(日)]=04日後=>応募開始[02/15(木)16(金)]→(06次算入)→CD発売[03/28(水)]
選抜発表[02/18(日)]=04日後=>応募開始[02/22(木)23(金)]→(05次算入)→CD発売[03/28(水)]


アンダーアルバム個別握手会応募との関係で、応募開始を02/08(木)〜09(金)とすれば、上表の予想B、C、Dが有力じゃないかと感じています。

運営は4thアルバムも念頭に置いている可能性があって、そうなると余裕を持たすために、03/28(水)のCDリリースは、少し遅いとして避けるんじゃないかと。

ただ、アンダーアルバムの応募を、どのくらいの完売率まで続けるのか、まったく予想がつかなくて、さっさと次に行こう!と決断すれば、01/28(日)選抜発表、02/01(木)〜02(金)応募開始、03/14(水)CD発売という流れも、十分あり得るでしょう。

結局、選抜発表日は、01/28(日)でも不思議じゃなく、逆に、2月中旬にずれ込んでも、なるほど、やはりそう来たか!という感想になります(笑)。

決め手となる情報がないので、ぶっちゃけ日程を絞り込むのは難しいんですが、乃木坂が辿ってきシングルの歴史を参考に、読まれた方の予想談義が、少しでも盛り上がればと思います。


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// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

今夜スタートのテレビ東京「オーマイジャンプ」は、主演の伊藤淳史、相棒の寺脇康文、シティーボーイズの斉木しげると、力のある俳優陣が主軸を固め、ぶっ飛んだ世界にスッと入れた。生駒里奈は、役の本質を掴んだセンスのある演技が持ち味。今回もテンポの良い台詞回しで、今後の出番が楽しみになった
1:32 - 2018年1月13日

西野七瀬出演の「電影少女」。第1話なのに展開に疾走感がない。何を表現したいのか伝わってこず、何度もチャンネルを変えたくなった。後半、ななせまると野村周平の二人芝居は、演技が平板で甘い期待を惹起する勢いがない。今後、力のある役者を主線に絡ませない限り、自分はこのドラマは観ないと思う
2:16 - 2018年1月14日

山下美月が20th選抜はまだと発言したらしい。確かにアンダーアルバム握手会応募が一段落しないと、20thは始めづらい。また初動算入を5次にすれば、2月以降でもリリース日程は左程タイトにならない。ただ、19th同様のナレーション発表だと、メンバー告知は直前で良いので、1月発表の可能性は残っている
1:32 - 2018年1月19日

「モブサイコ100」は、主役の濱田龍臣を始め、登場人物の演技が良い意味でぶっ飛んでいて、非常に面白かった。超能力を巡る破天荒な筋立てと合わせ、ドラマに躍動感があり、その中でヒロイン与田祐希の可愛さが上手く生きている。久しぶりに見応えのある深夜ドラマを観た気分で、今後の展開が楽しみ
1:51 - 2018年1月19日

ドラマの面白さは初回だけで決まるわけじゃないけど、乃木坂出演のテレ東3作品、今のところモブサイコが断トツで、オーマイジャンプ 、電影少女の順が個人的印象。与田と生駒は脇役として可愛さやナルト愛を出せば良いが、西野は物語の軸を作る立場で、要求レベルが桁違い。非常に難しい仕事だと思う
2:29 - 2018年1月19日

乃木坂20thのCD発売が14th、17thと同時期の3月21日(水)なら、個別握手会売上の初動算入5次で応募開始は2月15(木)16(金)。『乃木坂工事中』選抜発表が2月18日か25日であれば、アンダーアルバムや19thの握手会消化が程よい感じになり、山下美月の発言とも符合する。楽曲宣伝にはもっと早い方が良いけど
13:36 - 2018年1月19日

乃木坂のエースとして、運営は西野七瀬に思い入れが強いのか、いきなり高度な仕事を持ってきて、19th表題生歌のように、贔屓の引き倒しが最近目立つ。演技では声量と滑舌の向上が当面の課題で、まず舞台経験を増やすべき。深夜ドラマ主役は超難問で、スキルと経験値のアップを中心に考えれば良いと思う
14:31 - 2018年1月19日


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

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乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月17日(水) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の初日第1公演(18:30)。伊藤純奈、衛藤美彩、久保史緒里がオリガ、マーシャ、イリーナを演じるチェーホフ原作の舞台
01月17日(水) [地デ] 19:00~20:54 テレビ朝日系『くりぃむクイズ ミラクル』に、松村沙友理が出演
01月17日(水) [地デ] 19:00~21:57 TBS系『生き物にサンキュー & VSリアルガチ最強生物 合体3時間SP』に、堀未央奈が出演
01月17日(水) [地デ] 21:00~22:48 テレビ東京系 『家、ついてってイイですか?』に、秋元真夏が出演

01月18日(木) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の2日目第2公演(18:30)
01月18日(木) [地デ] 25:00~ テレビ東京系「木ドラ25『モブサイコ100』」第1話放送。与田祐希がヒロイン役でレギュラー出演

01月19日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の3日目第3公演(13:30)&第4公演(18:30)

01月20日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の4日目第5公演(12:00)&第6公演(17:00)
01月20日(土) [イベント] オールナイトニッポン50周年『ALL LIVE NIPPON Vol.6<DAY1>』16:30開演 in 横浜アリーナ。MC山下健二郎・三四郎・新内眞衣・SUPER BEAVER・ランパンプス
01月20日(土) [地デ] 22:30~ NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、生田絵梨花と新内眞衣が出演

01月21日(日) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第1回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
01月21日(日) [地デ] 18:00〜 テレビ東京『車あるんですけど…?』に、鈴木絢音が出演。超絶景!航空マニアへの参戦第2弾
01月21日(日) [地デ] 23:00~24:00 NHKBSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』に、生田絵梨花、新内眞衣、高山一実、山下美月、与田祐希、渡辺みり愛が登場



紅白歌合戦における内村光良との「不協和音」コラボの過呼吸事故、1月末欅坂武道館3Days開催のアナウンス、年明け握手会の平手友梨奈欠席、武道館初日の平仮名「けやき坂」公演への振り替え、てちの上腕三頭筋損傷の発表、そして3Days全公演への欅坂不参加。

欅坂46を巡る一連の出来事を眺めると、強い疑問を感じる二つのポイントがあります。

一つは、ウッチャンとのステージで複数のメンバーが倒れた後、なぜ直ぐに医療機関に連れていかなかったのかという点。


鈴本美愉は失神、平手友梨奈は右腕の震えが止まらず、足元がふらついており、パフォーマンス中、かなり激烈な症状が出ていた。

楽屋に戻って、ある程度回復したとしても、看護師の手当てだけで済ませ、医師の診察を受けさせないのは、ちょっと考えられない。

しかも、何らの検査もせず、正式な診断も出ていないのに、NHK広報が「軽い過呼吸」と即座に発表するのは、日本を代表するマスメディアとして、理解できないやり方です。


てちに関しては、右腕のレントゲンだけでも撮らないと、万一、シビアな損傷が発生していたら、何より治療が遅れてしまう。

彼女の怪我がいつ起こったのか、未だに説明がないままですが、紅白の当時、右腕がおかしくなっていたのは間違いないのだから、何をおいても、まず病院へ行くべきでしょう。

NHKホールにいたある記者は、ステージ後、倒れた人を、メンバーだけで手際よく運び出す様子を見て、彼女たちは、こういう状況を何度も経験しているのかもしれないと書いている。

また、欅坂と過去に共演した人の、パフォーマンス後、廊下で何人かのメンバーが抱えられていたとのコメントが載った記事を目にしたことがある。

もし、こういった状況が常態化していて、紅白でも同じように内々で済ませようとしたのであれば、悲惨な話としか言いようがありません。


不可解なのは、年明け8日(月祝)の幕張メッセ個別握手会、さらには13日(土)と14日(日)のポートメッセなごや全国&個別握手会も、平手友梨奈の不参加は直前になってからアナウンスされている。

全治1ヶ月というのは相当に重い怪我で、握手会なんて出来るわけがなく、武道館ライブを含め、即座に1ヶ月以上の活動休止を宣言するのが当然なのに、なぜかジリジリと、イベントを1個づつ「中止」している。

しかも、1月7日(日)は、武道館3Daysの詳細として、初日を平仮名「けやき坂」の単独公演、残り二日は漢字「欅坂」のライブと発表しただけで、「平手友梨奈は参加しません」との但し書きはない。


とても全治1ヶ月の診断が下されているとは思えないやり方で、平手友梨奈は、一体、いつ医療機関で診察を受け、13日(土)に上腕三頭筋損傷と公式に発表されるに至ったのか、首を傾げざるを得ない流れです。

昨夜放送の出演ラジオに合わせ、てちのオフショットが公開されましたが、右腕全体を三角巾で吊っており、この姿を見て、握手会やライブへの参加を検討するなんてことは、まずないでしょう。

まさか全治1ヶ月だから、1月31(水)と2月1日(木)のライブには間に合うといった、リハーサルや体力回復を無視した、鬼のような計算はしないと思うので、7日(日)から13日(土)の間に、診断が下ったというのが妥当な見方になる。


いつどこで怪我したかは未だ説明がないものの、もしそれが紅白ならば、直後にしかるべき診察を受けることで、1月1日(月)の「欅坂武道館3Days」発表をサスペンドし、ファンへ告知する前に事態を収拾する道が拓けたかもしれない。

30分しか間を空けずに「不協和音」2回という無理なプログラムを組んだこと以外に、大晦日の夜、NHKと欅坂運営は、もう一つ判断ミスを犯した可能性がある。

ウッチャンとのコラボ後、メンバーの状態を「軽い過呼吸」に留めてしまったことが、後々、大きな混乱をもたらす出発点だった気がします。


さらに、初の武道館ライブという、欅坂にとっての「晴れ舞台」を、火曜、水曜、木曜という、完全な平日開催にしたことも、疑問を感じる点です。

乃木坂にとって初めての大舞台は、2013年10月6日(日)に行われた、代々木第一体育館での単独ライブかと思います。

私は昼の部を観覧しましたが、会場に向かう時、大きなキャリーバッグを引っ張っている方がいて、地方から泊まりがけで来ているんだと、乃木坂人気の広がりを実感しました。


12月の段階で、平手友梨奈の体調が思わしくないのは、音楽番組のステージを観た多くの視聴者が感じたことで、ファンの間からも、休養させた方が良いという声が続出していた。

紅白では、かなりシビアな出来事が起こってしまったものの、年末の大型歌謡祭シーズンが終わったことで、メンバーはしばらく活動を緩めて、英気を養えるのだろうと、ホッとするものがあった。

ところが、元日早々、1月末の武道館3Daysが発表され、握手会日程とリハーサルを考えると、ごく短期間しか休む時間がない。


しかも、土日に開催したいから、タイトな日程を組んだというなら、まだ理解可能だけど、完全な平日ライブで、しかも告知が1ヶ月前。

地方ファンへの配慮が感じられないスケジュールで、メンバーの疲弊を考えても、少し先に延ばして、土日か金曜に掛かる日程にした方が良い。

欅坂の観客動員数やアーティスト売り上げは、まだまだ伸びる余地があり、人気の高いうちに、それらを急速にアップしたいという気持ちがあるのかもしれない。


しかし、是が非でも前進速度を落としたくないため、平手友梨奈以外のセンターを試す余裕が持てず、彼女に過大な負担の掛かる楽曲を積み重ね、さらに、夏の全国ツアーや初の武道館ライブは超タイトな日程を組む。

その結果、平手友梨奈は体調を崩し、音楽番組のステージで表情と動きに精彩が乏しくなり、大きな怪我をして、念願の武道館ライブは中止に追い込まれてしまった。

チケット販売開始後に、出演アーティスト全員が全公演をキャンセルするのは、とんでもない異常事態で、2018年の欅坂は、ファンの不信感を買う、ダメージの大きなスタートを余儀なくされている。


発炎筒事件を機に、平手友梨奈の心身に配慮して、1シングル休養させるなり、センターを交代するなり、代役を立てるなりして、早めに手を打っていれば、こういった事態は避けられた可能性がある。

心配するファンの声をよそに、まだ大丈夫、まだ問題ない、それは「アーティストの苦悩」と、根本的な改革をしなかったことが、12月の顕著な不調となり、欅坂武道館ライブの無念の中止につながっていく。

怪我が治って平手友梨奈が復帰しても、以前と同じことを続ければ、また同じことが起きるだけなので、今度こそ、武道館中止という苦い経験を糧にして、新しく生まれ変わった欅坂を見せて欲しい。

グループ解散や有名メンバー「卒業」が相次ぎ、落日の感が否めない今の女性アイドルシーン、数少ない牽引車の一つは欅坂46の楽曲人気で、ぜひ元気なステージを期待しています。

メンバーが苦しみながら倒れる姿は、もう見たくないので。


さて、ここからは、乃木坂を中心に、最新の楽曲指標を紹介していきます。

まずは、レコード大賞を受賞し、紅白効果によって新年第1週目に上昇気流に乗った「インフルエンサー」配信人気のその後を。

(表1) iTunes Store トップソングにおける乃木坂シングル表題曲の週単位で見た順位帯分布推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z]:配信開始後経過週 曲披露の音楽番組

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「配信開始後経過週」は、配信開始日から初めての日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までの1週間を「2W」と順に数えたもの
# ランキング対象の配信源は、Special Edition に収録されたもの
# 2018年の第1、2週目データ

いつかできるから今日できる
逃げ水
インフルエンサー
サヨナラの意味
裸足でSummer

01/01(月)〜07(日)
0-0-0-0-0 / 0-7-0 [0] : 16W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 23W
3-4-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 43W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 62W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 77W

01/08(月)〜14(日)
0-0-0-1-1 / 2-3-0 [0] : 17W Mステ2時間SP
0-0-0-0-0 / 0-0-4 [3] : 24W
0-0-4-3-0 / 0-0-0 [0] : 44W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 63W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 78W

「いつかできるから今日できる」17Wの日単位変化
134位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 109D 01/08(月)
110位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 110D 01/09(火)
099位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 111D 01/10(水)
114位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 112D 01/11(木)
034位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 113D 01/12(金) Mステ2時間SP
042位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 114D 01/13(土)
051位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 115D 01/14(日)


「インフルエンサー」は、2018年第2週目に入って、順位に下降傾向が出ています。

一方、「いつかできるから今日できる」は、逆に、2週目で大きくアップ。

日単位変化を見ると、12日金曜に前日の114位から34位へ大幅上昇しており、この日放送された『MUSIC STATION 2時間SP』で、パフォーマンスしたことが効いたのだと思います。

「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」は、新年1週目と同じく、2週目でも完全圏外で、配信人気における楽曲「連動性」が乏しい印象は相変わらずです。

ただ、「逃げ水」が、久しぶりに200位圏内入りを果たしていて、1月6日(土)にインテックス大阪で開催された、18枚目最後の全国握手会の影響かもしれません。


「インフルエンサー」がやや落ち始め、「いつかできるから今日できる」がMステ効果で上昇し、「逃げ水」が少しアップしたという、まあコツコツした動きなんですが(笑)、実は、配信全期間で眺めると、レコ大受賞の17th表題曲が、乃木坂楽曲史上、最高の数字に王手を掛けた週だった。

(表2) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂・欅坂のシングル表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2018/01/15(月)までのデータを示している

# ランキング対象の配信源は、Special Edition に収録されたもの
# カップリング曲に関しては、ランクイン日数のより長い方を上に、同じであれば、最高順位がより高い方を上に載せている
#「^」は最新日付で200位圏内にランクインしている曲で、直後の数字はその順位

乃木坂46
14-11-02-06-02 / 26-29-17 [009] (35/107日/116; 3位^056位) いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 24-31-22 [067] (23/100日/167; 4位^180位) 逃げ水
13-12-19-16-10 / 59-66-64 [048] (70/259日/307; 4位^024位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [268] (70/172日/440; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [467] (26/078日/545; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [613] (19/051日/664; 5位) ハルジオンが咲く頃

欅坂46
17-27-19-15-04 / 01-00-00 [000] (82/083日/083; 1位^016位) 風に吹かれても
20-11-07-05-12 / 65-52-49 [065] (55/221日/286; 1位^017位) 不協和音
12-16-22-19-09 / 69-53-42 [170] (78/242日/412; 2位^104位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 29-67-33 [381] (14/143日/524; 3位) 世界には愛しかない
47-40-48-59-88 / 283-84-01 [00] (282/650日/650; 1位^043位) サイレントマジョリティー


「インフルエンサー」の200位圏内ランクインは259日で、2番手の「サヨナラの意味」172日を大きく引き離す、過去最高の座をしばらく前から保持していました。

しかし、50位以内へ入った日数で競うと、橋本奈々未の「卒業」シングル表題曲の方が長らく上回っていた。

TOP50に再ランクインするのはなかなか難しいことで、その差を縮めることが出来なかったんですが、レコード大賞を受賞した日から一気に上位へ食い込み、ここ2週間ほどで数字を荒稼ぎして(笑)、昨日、ついに「サヨナラの意味」の70日に追いつきました。


「サヨナラの意味」の方は、圏外に留まったまま動きがなく、一方、「インフルエンサー」は24位なので、TOP50のランクイン日数でも1番手になるのはほぼ確実です。

MV再生回数に関しては、唯一、2千万を越え、3千万に迫っている楽曲で、動画人気はもともと断トツでしたが、年末年始のレコ大・紅白効果によって、配信人気でもトップと呼んで良いレベルに達してきた。

乃木坂でNo.1の楽曲人気を誇るのは「インフルエンサー」だと言える段階に入ったと思います。


しかし、あくまで乃木坂楽曲内におけるNo.1で、J-POP全体を見渡しての評価となると、まだ「ヒット曲」という範疇に入るかどうか微妙な部分がある。

確かに、200位圏内259日、TOP50入り70日は、欅坂表題曲と比べて、「サイレントマジョリティー」は別格としても、遜色のない数字です。

ただ、TOP20に絞ると、「二人セゾン」28日、「不協和音」31日、「風に吹かれても」44日に対して、「インフルエンサー」は25日に留まっており、トップのトップへの食い込みが弱いことが、乃木坂楽曲のヒット感を薄めている。


欅坂の5表題曲は、レコ大・紅白の週以降、「世界には愛しかない」以外の4曲が200位圏内にランクインを続け、「風に吹かれても」と「不協和音」は、現在でも両方がTOP20に入るという強力な「連動性」を見せています。

平手友梨奈をセンターに固定し、TAKAHIRO振り付けの激しいダンスナンバーという路線をキープしたことが、欅坂楽曲群の「連動性」の源泉だと考えられます。

冒頭述べたように、まさにそのことが、今、欅坂を苦しめている面がありますが、乃木坂の楽曲指標を「ヒット曲」と呼べるレベルにまで引き上げるには、楽曲間の「連動性」がもう少し欲しい。

楽曲イメージを体現する「センター」はシングルごとに変えるとしても、歌唱やダンスの軸となるメンバーは、ある程度固定して、乃木坂を象徴する「歌声」や「踊り方」を提示した方が良いんじゃないかと思います。


一応、MV再生回数も載せておきます。

(表3) 乃木坂シングル表題曲MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

凡例
対象週の再生回数平均増加速度 (週終わりの累計回数 / +対象週に積み上げた回数) @ MV公開開始後経過週

#「回数」は「万回」単位
#「公開開始後経過週」は、MV公開開始から初めての日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までの1週間を「2W」と順に数えたもの
# 2018年の第1、2週目データ

いつかできるから今日できる
逃げ水
インフルエンサー
サヨナラの意味
裸足でSummer

01/01(月)〜07(日)
03.1万回/日 (0837/+021.6) @ 16W
01.9万回/日 (0770/+013.3) @ 25W
14.0万回/日 (2766/+097.9) @ 45W
01.0万回/日 (1555/+007.0) @ 64W
02.4万回/日 (1781/+017.0) @ 79W

01/08(月)〜14(日)
04.0万回/日 (0865/+028.2) @ 17W
01.9万回/日 (0783/+013.0) @ 26W
12.6万回/日 (2855/+088.2) @ 46W
01.1万回/日 (1562/+007.5) @ 65W
02.8万回/日 (1800/+019.4) @ 80W 齋藤飛鳥『セブンルール』


新年第2週目で「インフルエンサー」は減速傾向を示し、「いつかできるから今日できる」が加速しているのは、iTnesトップソングの順位推移と似ています。

また、「逃げ水」と「サヨナラの意味」には、ほとんど変化がなかった。

ところが、「裸足でSummer」の再生数積み上げに、やや勢いが出ていて、齋藤飛鳥を単独密着取材した『セブンルール』が、1月9日(火)に放送されたことが効いているように思えます。

あしゅがセンターで活躍するこのMVは、もともと根強い人気があって、12月以降は2.5万回/日前後のペースで再生数を増やしてきた。

このまま勢いが落ちなければ、2千万再生を十分に狙える累計で、最近、とくにフィーチャーされ始めた感のある齋藤飛鳥への期待感が、MV人気を押し上げているのかもしれません。

「インフルエンサー」が3千万再生を達成するのは確実ですが、現在、再生数増加速度が大きく動いている最中なので、時期を予想するには、あと2、3週間は欲しいところです。


レコ大・紅白効果を、これまで配信や動画の楽曲人気に関して調べてきましたが、次に、CDセールスがどう動いたかを見てみます。

(表4) オリコン・シングル週間ランキングにおける乃木坂シングルの順位推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 対象週の売り上げ枚数 (累計枚数):CD発売後経過週 曲披露の音楽番組

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインしたことを表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「CD発売後経過週」は、発売日から初めての日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までの1週間を「2W」と順に数えたもの
#「50外」は50位圏外
# 2017年の最終2週と2018年第1週目のデータ

いつかできるから今日できる
逃げ水
インフルエンサー
サヨナラの意味
裸足でSummer

12/18(月)〜24(日)
17位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.5万枚 (097.2) : 11W
39位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 0.2万枚 (103.9) : 20W
50外 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] 0.0万枚 (102.9) : 40W SUPERLIVE
50外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] 0.0万枚 (097.2) : 59W
50外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] 0.0万枚 (086.1) : 74W

12/25(月)〜31(日)
08位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.7万枚 (097.9) : 12W
16位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.3万枚 (104.2) : 21W
50外 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] 0.1万枚 (102.9) : 41W レコ大・紅白
50外 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] 0.0万枚 (097.2) : 60W
50外 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] 0.0万枚 (086.2) : 75W

01/01(月)〜07(日)
02位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 1.5万枚 (099.4) : 13W
01位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 1.6万枚 (105.8) : 22W
21位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 0.2万枚 (103.1) : 42W
50外 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] 0.0万枚 (097.3) : 61W
50外 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] 0.0万枚 (086.2) : 76W


上述のように1月6日(土)に「逃げ水」最後の全国握手会があり、8日(月祝)は「いつかできるから今日できる」最初の全国握手会が幕張メッセで開催されています。

さらに、19枚目に関しては、個別握手会応募がまだ続いており、スペシャルイベントへの応募が12月25日(月)まで行われていた。

特典イベントの応募や開催が終わっていない段階でのCDセールスは、それらへの参加を目的とした購買が、数字を大きく動かすので、レコ大・紅白などの効果は、あったとしても薄まってしまい、よく分かりません。

従って、18、19枚目の売り上げ動向は、この2シングルが1、2位を獲得してオリコンのニュースになった新年第1週を含め、音楽祭への出演効果を分析するには適していません。


一方、「インフルエンサー」のように、特典関係がすべて終わっているシングルでは話が違ってくる。

昨年最終週にTOP50に入っていなかった順位が、新年第1週目に21位まで上昇しているのは、レコ大・紅白と捉えて良いと思います。

2千枚程度のセールスですが、純粋に収録コンテンツを目当てに売れたのなら、今の時代、相当なフィジカル人気と言えるんじゃないでしょうか。


興味深いのは、iTunesトップソングでは圏外に留まり、動きのなかった16枚目「サヨナラの意味」と15枚目「裸足でSummer」が、オリコンでは順位のアップが確認できることです。

売り上げとしては数百枚ですが、それでも今まで長らく200位圏外だったシングルCDが、レコ大や紅白を期に、圏内入りを果たしている。

こういった歴史のある歌謡番組を視聴する方々の中には、気に入った曲があると、ダウンロードではなく、CDを買う人が通常より多く含まれているのかもしれない。

通常の音楽番組では、iTunesトップソングの順位が上がることはあっても、オリコンの数字までアップすることは、ほとんどなく、そういう意味からも、レコード大賞や紅白歌合戦は「特別な番組」なのだと思います。


最後に、先週発売されたアンダーアルバム「僕だけの君 〜Unedr Super Best〜」の最新状況を紹介しておきます。

(表5) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂アンダーアルバム「僕だけの君 〜Unedr Super Best〜」収録新曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# ランキング対象の配信源は、「コンプリート・マイ・アルバム」に収録されたもの
#「^」は最新日付で200位圏内にランクインしている曲で、直後の数字はその順位
# 配信開始から2018/01/15(月)までのデータを示している

0-0-0-1-0 / 4-1-0 [00] (1/06日/06; 37位^95位) 自惚れビーチ (鈴木絢音センター)
0-0-0-0-1 / 1-1-0 [03] (1/03日/06; 50位) 自分のこと (中元日芽香ソロ)
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [03] (0/03日/06; 58位) 誰よりそばにいたい (樋口日奈センター)
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [04] (0/02日/06; 71位) その女 (寺田蘭世センター)


新年に入って2回に渡って放送された『乃木坂工事中』の「軍団対抗バトル」で、鈴木絢音はロシアン顔面パイを無駄に受けたり(笑)、耐久縄跳びで力尽きたり、かなり目立っていました。

また、年末の音楽番組では、17th選抜欠席メンバーの代役として、有線大賞、SUPERLIVE、レコード大賞、紅白歌合戦と、重要なステージに抜擢され続けました。

こういった露出が効いているのか、絢音ちゃんセンターの「自惚れビーチ」が、他の3曲を上回る順位推移を見せていて、200位圏内ランクインを6日まで伸ばしています。


以前、ライブで鈴木絢音のパフォーマンスを観たとき、ダンスは今ほど上手くなかったけど、人を惹きつける強いオーラを発していて驚きました。

ダンスレベルが上がってきた今、選抜を引っ張っていくメンバーとして、期待できる存在だと思います。

やはり、数字を持っているのは強いので、「自惚れビーチ」の好調ぶりは、彼女にとって追い風になるでしょう。


次は、配信6日目となるトップアルバムの成績です。

(表6) iTunes Store トップアルバムにおける、乃木坂・欅坂アルバムの配信全期間に渡る順位帯分布

# 表記法は(表5)と同じ

06-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (06/006日/006; 3位^009位) 僕だけの君
12-03-07-17-14 / 41-53-29 [061] (53/176日/237; 1位^126位) 生まれてから初めて見た夢
18-02-02-07-06 / 24-54-74 [414] (35/187日/601; 1位) それぞれの椅子
10-10-16-22-14 / 67-26-14 [002] (72/179日/181; 1位^058位) 真っ白なものは汚したくなる


知名度やプロモーション量の違いがあって、なかなか1位は難しいですね。

ただ、アンダー曲には優れたものが多く、粘り強く人気を博する可能性があって、200位圏内のランクイン日数に注目しています。

ところで、欅坂1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」は、配信181日にしてTOP50入り72日、200位圏内179日ランクインを果たし、現在も58位に付けている。

この辺の数字を見ていると、欅坂の楽曲人気を実感させられます。


オリコンのアルバム週間ランキングでは、発売第1週売り上げ、つまり「初動」は10.1万枚でした。

(表7) オリコン・アルバム週間ランキングにおける、乃木坂・欅坂アルバムの初動とランクイン回数

凡例
発売第1週目売り上げ枚数 (累計) A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 最高順位 50位以内回数(比率) / 300位以内回数(比率) @ CD発売後経過週

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインしたことを表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜200位)、H(201〜300位)、Z(300位圏外)
#「比率」の分母は、50位、300位ともにCD発売後経過週数
#「僕だけの君」は2018/01/22付、残りは01/15付までのデータ

10.1万枚 (10.1) 1-0-0-0-0 / 0-00-00 [00] 1位 01回(1.00)/01回(1.00) @ 01W 僕だけの君
34.2万枚 (41.4) 4-2-1-2-2 / 6-11-05 [00] 1位 11回(0.33)/33回(1.00) @ 33W 生まれてから初めて見た夢
27.5万枚 (34.7) 4-1-2-0-1 / 8-24-35 [10] 1位 08回(0.09)/75回(0.88) @ 85W それぞれの椅子
22.2万枚 (32.8) 3-2-2-4-1 / 6-26-63 [50] 1位 12回(0.08)/107回(0.68) @ 157W 透明な色
27.9万枚 (37.5) 6-2-3-2-4 / 8-00-00 [00] 1位 17回(0.68)/25回(1.00) @ 25W 真っ白なものは汚したくなる


アルバムは、それぞれCD・DVDの構成や値段が異なり、特典の内容も様々なので、売り上げ枚数を比較してもあまり意味がありません。

それより、TOP50や300位圏内へのランクイン回数が重要で、発売25週目にして、TOP50入り68%17回の「真っ白なものは汚したくなる」の数字がやはり目立っている。

ただ、157週目で200位圏内ランクインが68%107回の「透明な色」も、粘り腰の人気を見せていて、長くじわじわ売れている印象を受けます。

「僕だけの君」のCDセールスがどういう特徴を持つのか、判明するのはまだまだ先のことでしょう。


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// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

欅坂メンバーからファンに対して謝罪が相次ぐ中、肝心の運営幹部は誰も姿を現さず、何の説明もない。12月時点で平手友梨奈の体調不良は明白だったのに、紅白で事故を起こし、1月に武道館を入れ、破綻した責任は重い。せめてライブ延期を早期に決断していれば、メンバーもこれ程苦しまずに済んだだろう
2:20 - 2018年1月16日

小林由依ブログの「とても悔しいし悲しいです」は心に刺さった。欅坂ライブだった武道館3daysなので、1日でも漢字メンバーでやりたかったと思う。しかし、センター不在の上、表題曲一斉披露は負荷が桁違いで、紅白のような事故も危惧され、「私たちの力不足」と無念を飲み込むしかなかったのだろうか
1:15 - 2018年1月16日

AKB48SHOW!の紅白舞台裏。ステージ後の欅坂メンバーがTAKAHIRO氏に寄書き色紙を贈っている場面が、お別れ会のように見えてドキッとした。彼の去就は平手友梨奈のセンター続行に絡む重要事項。乃木坂同様、6枚目が欅坂の転換点になるのであれば、武道館不参加は今後起こる一連の出来事の第一歩なのかも
22:03 - 2018年1月14日

欅坂武道館3daysのひらがなライブへの変更。平手友梨奈の怪我が原因なら、もっと迅速に決断すべきだった。握手会中止も当日前日発表が続き、批判や動揺を巻き起こしてしまった。あの紅白ステージを問題視するNHK会長の発言と同時に事態が一気に進んだ感はあるけど、兎に角てちにはゆっくり休んで欲しい
23:03 - 2018年1月13日

Mステ2時間SPの乃木坂46「いつかできるから今日できる」は、白いワンピースに鮮やかな花模様をあしらい、薄いシースルーを羽織った衣装。ダンスもそれに合わせたのか、あさひなぐの武道的な力強さを抑えた優美な仕上がり。華やかなビジュアルを前面に打ち出した、久しぶりの乃木坂らしいステージだった
22:57 - 2018年1月12日

最近、AKB48Gや坂道ほどCDの売上アップにこだわるアーティストは少ないく、相対的にオリコン順位が高くなる傾向がある。「逃げ水」の1位返り咲きもその一例。かりにCDを1千枚買うファンが1人現れると、その売上だけで週間チャートの50位付近ランクインできるが、楽曲人気とは無関係の順位変動になる
1:56 - 2018年1月10日

乃木坂46春シングルの選抜メンバーは、2016、17年とも、1月最後の日曜に『乃木坂工事中』で発表されている。今年も同じなら、1月28日深夜に20th選抜が判明する。今夜、齋藤飛鳥の密着特番が地上波で流れたことから、センターあしゅ?と考えたくなる笑。ちなみに2015年は1月最後から2番目の日曜に発表
1:42 - 2018年1月10日

CD購入者が収録音楽を聴くだけでは納得せず、添付のオマケを使い、歌手本人と握手して、始めて満足を感じるのだとすれば、それは異常なことだと思う。会いに行けるアイドルを、会わないと価値のないアイドルにしている商法が、握手会欠席メンバーへの不満を加速させ、ファンと本人たちを疲弊させている
1:11 - 2018年1月9日

握手会は本来、任意のファン感謝イベントだったが、AKB商法以降、アイドルの果たすべき「義務」になってしまった。そして義務遂行を求めるファンが現れ、メンバーは売上序列に縛られ、夢を与えるアイドルと彼女の夢実現を願うファンの程よい距離感はもうない。故に生駒平手の握手会欠席が大問題になる
1:58 - 2018年1月9日


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

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プリンシパルtrois
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楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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平手友梨奈の12月と坂道の楽曲人気、レコ大効果も1曲限定の乃木坂、紅白効果で複数曲連動の欅坂 [08Jan18]

2018-01-08 03:15:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

01月12日(金) [地デ] 20:00〜 テレビ朝日『MUSIC STATION 2時間SP』に乃木坂46が出演。「いつかできるから今日できる」をパフォーマンス
01月12日(金) [地デ] 24:12~ テレビ東京系「ドラマ24『オー・マイ・ジャンプ!』」第1話放送。生駒里奈がヒロイン役でレギュラー出演

01月13日(土) [地デ] 24:20~ テレビ東京系「土曜ドラマ24『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』」第1話放送。西野七瀬が主演

01月17日(水) [地デ] 19:00~20:54 テレビ朝日系『くりぃむクイズ ミラクル9』に、松村沙友理が出演

01月18日(木) [地デ] 25:00~ テレビ東京系「木ドラ25『モブサイコ100』」第1話放送。与田祐希がヒロイン役でレギュラー出演



2017年大晦日のNHK紅白歌合戦は、まあ〜、過去最大級にストレスの溜まるショーでした。

三浦大知の無音ダンスや郷ひろみとコラボした登美丘高校ダンス部など、見応えのあるパフォーマンスは幾つかあったものの、乃木坂46「インフルエンサー」のように、せっかくコラボしてくれたヒム子を、大画面アップで延々映すだけといった、工夫の乏しいステージが目について、途中から観る気が失せてしまった。

西野七瀬と松村沙友理が参加した天童よしみ「道頓堀人情」も、関西出身の出演者が集まって「応援」するのは良いけど、全員で衣装を合わせるでなく、踊りを揃えるわけでもなく、各自バラバラで、何がやりたいのかよく分からなかった。


『FNS歌謡祭』の平井堅「ノンフィクション」における平手友梨奈ソロダンスのように、コラボが大きなプラス効果を発揮することはあると思う。

しかし、観ている側がメインのパフォーマンスに集中しづらくなるケースがあって、それなら、本人だけでじっくり歌った方が遥かに良い。

紅白出場歌手はいずれも魅力的な人気アーティストで、だからこそ選ばれているのだから、普段どおりのステージを見せれば、視聴者は十分楽しめるでしょう。


ただ、面白くないコラボや余興が多いだけなら、あれこれチャンネルを変えながら、チラチラ観るだけで済んだけど、欅坂「不協和音」の内村光良とのコラボが、あまりにショッキングで、その後は、倒れたメンバーがあまりに心配で、安否の情報を求め、ネットに釘付けとなり、そもそもテレビを観る余裕がなくなってしまった。

センターの平手友梨奈が、フラついて顔を歪めて喘ぎ、やがて手が小刻みに震え始め、崩れ落ち、後ろでは誰か別のメンバーがばったり倒れている。

こういう光景は、大人でも十分衝撃的だけど、苦しんでいるのは高校生や未成年の少女たちで、観ていて尋常ではないショックを受けました。


なぜ本人たちの体力や疲労を考慮しないプログラムを強行したのか、その点に強い疑問を覚えるけど、それでも大晦日の紅白だけの出来事なら、主催者側と欅側が大きな舞台を前に、力が入りすぎたのかもしれないと、まだ少し事情を酌量する余地がある。

しかし、平手友梨奈の様子がおかしいのは、12月始めの有線大賞のステージから、ずっと指摘されてきたことで、疲労が蓄積しているので、無理させない方が良いという声は少なからず上がっていた。

握手会における発炎筒事件以降、平手友梨奈は声が出なくなったり、ライブを休まざるを得なくなったり、かなり異変を感じさせる出来事が起こっている。


欅坂運営も、それを認識していたからこそ、冠番組への出演を減らし、握手会の担当部数を減らし、年末の音楽番組は、パフォーマンスの負担が比較的軽い「風に吹かれても」に絞っていた。

私は乃木坂ファンなので、こういった情報をネットを通して何となく知ってはいたものの、『MUSIC STATION』などの音楽番組に出演する平手友梨奈は、普通にしゃべったり、笑顔を見せていて、何よりダンスや表情に元気があったので、まあなんとかやってるのかなと思っていました。

ところが、12月に入ったあたりから、ステージ上で明らかに表情に精彩がなくなり、伏し目がちになって、ダンスにも以前のようなキレがなくなっていく。


大勢の観客が入っているような、歌謡祭の舞台に立つと、直前まで体調がすぐれない場合でも、通常はアドレナリンが出て、ステージ用の表情に変わり、がんがん踊りまくってしまうことが多い。

だからこそ、かえって無理をして危険だと、乃木坂のあるメンバーが、以前、ブログに書いていて、なるほどと大いに頷いたことがある。

しかし、そういった反射的なアドレナリンの噴出すら起きなくなっているとすれば、心身ともに、かなり厳しい状況の可能性があって、だからこそ彼女を心配する声が、12月に入って急速に増えていったのでしょう。


「不協和音」のダンスには、平手友梨奈が床に倒れるシーンがありますが、紅白最初のステージで、そのとき「ゴツっ」という大きな音をマイクが拾っている。

体のどこかを強打したようで、パフォーマンスにのめり込むあまり、自分の身体を守るということに、気が回らないのではないかと心配になった。

只でさえ不安定な、思春期の少女がそういう精神状態になっているとき、それを「アーティストの苦悩」というのは、非常に危険なことだと思う。


パフォーマンスする楽曲の世界に入り込み過ぎて、最低限の自己防衛すら出来ないほど、心のバランスを崩しているとすれば、それは「苦悩」ではなく、「不調」と言うべきでしょう。

シリアスな表情や演技が求められる「不協和音」ではとことんシリアスであっても、笑顔が特徴と謳っている「風に吹かれても」で、にこやかに笑いながら踊っているのであれば、まだ安心できるのだけど、12月に行われた一連の音楽祭は、それが出来ていないことを示している。

スイッチをオンオフする心の調節機能が、ストレスや疲労の蓄積から上手く働かず、バランスの取れない状態に陥っているのではないかと、非常に心配になります。


視聴率40%の生放送歌謡祭で、未成年を含む若い少女たちが、バタバタと倒れるのは、子供を守るという点から、また楽しいショーを見せるという点からも、絶対あってはならないことで、プログラムを組んだNHKと欅坂運営には、重大な責任がある。

しかも、平手友梨奈に関しては、発炎筒事件以来、不調が続いており、12月に入って、音楽番組のステージにも影響するほど状態が悪化していることに、多くの人が気がついていた。

しかし、紅白後の発表や報道を眺めていると、「軽い過呼吸」で大したことではなく、むしろ頑張った彼女たちを称えようという方向の論調もあり、問題を深刻に捉え、何が起こったのか、なぜ起こったのかを検証しようとする機運がほとんどない。


平手友梨奈は、欅坂の5表題曲すべてのパフォーマンスの要であり、さらに「語るなら未来を」「エキセントリック」「避雷針」という人気の高いカップリング曲でもセンターを務めている。

1月31日(水)と2月1日(木)の武道館ライブで、この8曲を披露するなら、てちは2日間で計16の激しいステージをこなさなければならない。

「不協和音」1ステージですら、あれだけ消耗して、30分後に倒れてしまうのが12月31日(日)の状況であることを考えると、心配するなというのは無理な話です。


この話は、近年、公正取引員会や政府の労働関係機関が調査に乗り出している、芸能事務所とタレントの労働契約、さらに未成年の労働時間総量の抑制まで含めて、もっと続けたいのだけど、今日はタイミング的に、乃木坂・欅坂の楽曲指標の「紅白効果」も書きたいので、この辺に留めておきます。

まずは、年末音楽祭で乃木坂が集中披露した「インフルエンサー」のiTunes Store トップソングから。

(表1) iTunes Store トップソングにおける乃木坂46「インフルエンサー」の週単位で見た順位帯分布推移

凡例
曲名
A-B-C-D-E / F-G-H [Z]:配信開始後経過週 日付期間 曲披露の音楽番組
========== 指定週の日単位変化 ==========
対象日の順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] @ 配信開始後経過日 日付 曲披露の音楽番組

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「配信開始後経過週」は、配信開始日から初めての日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までの1週間を「2W」と順に数えたもの
#「配信開始後経過日」は、配信開始日を「1D」、翌日を「2D」と順に数えたもの
# ランキング対象の配信源は、Special Edition に収録されたもの
# 2018/01/06(土)までのデータ

インフルエンサー
0-0-0-0-0 / 0-0-6 [1] : 38W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 1-4-2 [0] : 39W 12/04(月)10(日) 有線大賞
0-0-0-0-0 / 0-1-6 [0] : 40W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 3-0-3 [1] : 41W 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
1-1-0-0-0 / 5-0-0 [0] : 42W 12/25(月)31(日) レコ大・紅白・CDTV
3-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 43W 01/01(月)06(土)

========== 41Wの日単位変化 ==========
164位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 279D 12/18(月)
169位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 280D 12/19(火)
195位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 281D 12/20(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 282D 12/21(木)
081位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 283D 12/22(金) SUPERLIVE
074位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 284D 12/23(土) 紅白曲目発表
068位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 285D 12/24(日)
========== 42Wの日単位変化 ==========
086位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 286D 12/25(月)
099位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 287D 12/26(火)
081位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 288D 12/27(水)
068位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 289D 12/28(木)
062位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] @ 290D 12/29(金)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 291D 12/30(土) レコ大
011位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 292D 12/31(日) 紅白・CDTV年越し
========== 43Wの日単位変化 ==========
008位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 293D 01/01(月)
008位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 294D 01/02(火)
010位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 295D 01/03(水)
012位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 296D 01/04(木)
014位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 297D 01/05(金)
018位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 298D 01/06(土)

配信39W初めに開催された有線大賞で一度順位が上昇するも、その効果は限定的で、41W半ばには200位圏外を喫するまで落ちてしまう。

しかし、MステSUPERLIVEと紅白曲目発表によって息を吹き返し、41W終盤、51〜100位帯まで回復。

そして、レコード大賞に出演して、大賞を受賞した12月30日(土)、一気に5位にランクインして、TOP10入りを果たします。


やはり、レコード大賞は、未だにインパクトがあるようで、配信成績をこれだけのジャンプアップさせる力を持っている。

ただ、紅白に関して言えば、録画視聴が本格化して、一番効果の表れる正月三が日に、レコ大直後の5位を越える順位を出しておらず、ヒム子との共演ステージに、前日ほどの影響力はなかったのかもしれない。

さらに、アニメ映画『君の名は。』が地上波で初放送された1月3日以降、RADWIMPSの劇中楽曲群が上位に食い込み始め、その流れに抗しきれず、順位下降が加速していく。


「インフルエンサー」MVの再生回数推移でも、似たような動きが認められます。

(表2) 乃木坂46「インフルエンサー」MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

凡例
曲名_MV形態
対象週の再生回数平均増加速度 (週終わりの累計回数 / +対象週に積み上げた回数) @ 公開開始後経過週 : 日付期間
========== 指定週の日単位変化 ==========
対象日の再生回数増加速度 (日終わりの累計回数) @ 公開開始後経過日 : 日付

#「回数」は「万回」単位
#「公開開始後経過週」は、公開開始から初めての日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までの1週間を「2W」と順に数えたもの
#「公開開始後経過日」は、配信開始日を「1D」、翌日を「2D」と順に数えたもの
#「11/27(月)03(日)」は2017/11月27日(月)から2017/12月03日(日)までの「日付期間」
# 2018/01/06(土)までのデータ

インフルエンサー_full ver. MV
06.2万回/日 (2467/+043.3) @ 40W : 11/27(月)03(日)
06.5万回/日 (2512/+045.5) @ 41W : 12/04(月)10(日) 有線大賞
06.0万回/日 (2554/+042.0) @ 42W : 12/11(月)17(日)
06.3万回/日 (2598/+043.9) @ 43W : 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
10.0万回/日 (2668/+070.3) @ 44W : 12/25(月)31(日) レコ大・紅白・CDTV

========== 44Wの日単位変化 ==========
07.1万回/日 (2605) @ 299D : 12/25(月)
07.1万回/日 (2612) @ 300D : 12/26(火)
07.3万回/日 (2620) @ 301D : 12/27(水)
07.7万回/日 (2627) @ 302D : 12/28(木)
09.3万回/日 (2637) @ 303D : 12/29(金)
13.6万回/日 (2650) @ 304D : 12/30(土) レコ大
18.2万回/日 (2668) @ 305D : 12/31(日) 紅白・CDTV年越し
==========45Wの日単位変化==========
15.8万回/日 (2684) @ 306D : 01/01(月)
14.2万回/日 (2698) @ 307D : 01/02(火)
14.2万回/日 (2713) @ 308D : 01/03(水)
13.3万回/日 (2726) @ 309D : 01/04(木)
13.5万回/日 (2739) @ 310D : 01/05(金)
13.7万回/日 (2753) @ 311D : 01/06(土)

有線大賞へのノミネート出演によるMV再生回数の伸び加速は限定的で、しかも、増加速度ピークは、大晦日12月31日(日)で、正月三が日ではない。

やはり、レコード大賞受賞が、「インフルエンサー」楽曲人気をもっとも大きく上昇させたように思えます。


次は、最新表題曲「いつかできるから今日できる」を。

(表3) iTunes Store トップソングにおける乃木坂46「いつかできるから今日できる」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

いつかできるから今日できる
0-0-0-0-0 / 4-3-0 [0] : 11W 11/27(月)03(日) ベストアーティスト
0-0-0-0-0 / 0-2-5 [0] : 12W 12/04(月)10(日) シブヤノオト
0-0-0-0-0 / 0-1-5 [1] : 13W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 14W 12/18(月)24(日)
0-0-0-0-0 / 0-2-2 [3] : 15W 12/25(月)31(日) CDTV年越し
0-0-0-0-0 / 0-6-0 [0] : 16W 01/01(月)06(土)

========== 15Wの日単位変化 ==========
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 095D 12/25(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 096D 12/26(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 097D 12/27(水)
163位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 098D 12/28(木)
136位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 099D 12/29(金)
149位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 100D 12/30(土)
160位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 101D 12/31(日) CDTV年越し
========== 16Wの日単位変化 ==========
116位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 102D 01/01(月)
114位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 103D 01/02(火)
136位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 104D 01/03(水)
112位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 105D 01/04(木)
114位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 106D 01/05(金)
104位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 107D 01/06(土)

配信11〜14Wは、ベストアーティストやシブヤノオトでパフォーマンスしたものの、順位の漸減傾向に歯止めが掛かっていません。

15Wは、12月最後の週に当たり、「いつかできるから今日できる」が披露されたのは『CDTV年越しライブ』だけですが、「インフルエンサー」がレコード大賞を獲得し、紅白で踊ったことで、乃木坂の最新曲として一定の注目が集まり、100位以内ではないけど、ある程度の順位上昇が起こった可能性がある。

僅かではあるけど「連動性」があったと考えていいかもしれない。


ただ、「いつかできるから今日できる」のMV人気については、レコ大&紅白の「連動性」効果は、ほとんど認められません。

(表4) 乃木坂46「いつかできるから今日できる」MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

# 表記法は(表2)と同じ

いつかできるから今日できる_full ver. MV
05.2万回/日 (0712/+036.1) @ 11W : 11/27(月)03(日) ベストアーティスト
04.2万回/日 (0741/+029.1) @ 12W : 12/04(月)10(日) シブヤノオト
03.7万回/日 (0767/+025.7) @ 13W : 12/11(月)17(日)
03.3万回/日 (0790/+023.4) @ 14W : 12/18(月)24(日)
03.5万回/日 (0815/+024.7) @ 15W : 12/25(月)31(日) CDTV年越し

========== 15Wの日単位変化 ==========
03.4万回/日 (0794) @ 096D : 12/25(月)
03.5万回/日 (0797) @ 097D : 12/26(火)
03.5万回/日 (0801) @ 098D : 12/27(水)
03.9万回/日 (0805) @ 099D : 12/28(木)
03.8万回/日 (0809) @ 100D : 12/29(金)
03.4万回/日 (0812) @ 101D : 12/30(土)
03.2万回/日 (0815) @ 102D : 12/31(日) CDTV年越し
========== 16Wの日単位変化 ==========
03.0万回/日 (0818) @ 103D : 01/01(月)
03.0万回/日 (0821) @ 104D : 01/02(火)
03.2万回/日 (0824) @ 105D : 01/03(水)
03.1万回/日 (0827) @ 106D : 01/04(木)
03.1万回/日 (0830) @ 107D : 01/05(金)
03.1万回/日 (0834) @ 108D : 01/06(土)

ん〜、重いんですよね、「いつかできるから今日できる」MVの再生回数推移は。

個人的に、結構好きな作品なんですが(笑)、やっぱりバリバリのダンス系じゃないと、数字が伸びないんでしょうか。


前作「逃げ水」は、FNS歌謡祭第1夜と明石家紅白!という、人気の高い二つの番組でパフォーマンスされましたが、iTunesトップソングに動きはなく、ずっと200位圏外のままでした。

(表5) iTunes Store トップソングにおける乃木坂46「逃げ水」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

逃げ水
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 18W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 19W 12/04(月)10(日) FNS歌謡祭第1夜
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 20W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 21W 12/18(月)24(日) 明石家紅白
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 22W 12/25(月)31(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [6] : 23W 01/01(月)06(土)

また、MV再生回数の伸びも、目立った加速はなかった。

(表6) 乃木坂46「逃げ水」MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

# 表記法は(表2)と同じ

逃げ水_full ver. MV
02.3万回/日 (0700/+016.4) @ 20W : 11/27(月)03(日)
02.2万回/日 (0715/+015.3) @ 21W : 12/04(月)10(日) FNS歌謡祭第1夜
02.0万回/日 (0729/+013.7) @ 22W : 12/11(月)17(日)
01.9万回/日 (0742/+013.6) @ 23W : 12/18(月)24(日) 明石家紅白
02.0万回/日 (0756/+014.2) @ 24W : 12/25(月)31(日)
========== 25Wの日単位変化 ==========
02.0万回/日 (0758) @ 165D : 01/01(月)
02.0万回/日 (0760) @ 166D : 01/02(火)
02.0万回/日 (0762) @ 167D : 01/03(水)
01.9万回/日 (0764) @ 168D : 01/04(木)
01.8万回/日 (0766) @ 169D : 01/05(金)
01.8万回/日 (0768) @ 170D : 01/06(土)

さらに、「逃げ水」と同じく、「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」も、iTunesトップソングはずっと圏外、MV再生回数に明確な上昇がなく、「インフルエンサー」との「連動性」はありませんでした。

最新曲「いつかできるから今日できる」の配信人気が、若干の「連動性」を示すに留まったことが、以下のように、最新アルバム「生まれてから初めて見た夢」Complete Editionのトップアルバム順位の上昇を限定的なものにした原因だと思います。

(表7) iTunes Store トップアルバムにおける乃木坂46「生まれてから初めて見た夢」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

生まれてから初めて見た夢 (Complete Edition)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 28W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 29W 12/04(月)10(日) 有線大賞
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 30W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 31W 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [5] : 32W 12/25(月)31(日) レコ大・ 紅白・CDTV
0-0-0-0-0 / 4-2-0 [0] : 33W 01/01(月)06(土)

アルバム・パッケージの配信人気は、乃木坂の音楽全体に対する関心度を表す面があって、「インフルエンサー」のTOP10入りが、トップアルバムの順位を引き上げるはずですが、50位以内へのランクインは果たせなかった。

レコード大賞を受賞した「インフルエンサー」への注目を、他の曲に波及させるまでに至っていないようです。

とくにMV人気の上昇が「インフルエンサー」に集約されてしまっていて、欅坂の表題曲群と大きな違いとなっている。

(表8) 乃木坂・欅坂の直近5表題曲MVの2018年1月6日(土)におけるYouTube再生回数増加速度

凡例
対象日の再生回数増加速度 (日終わりの累計回数) @ 公開開始後経過日 曲名

#「回数」は「万回」単位
#「公開開始後経過日」は、配信開始日を「1D」、翌日を「2D」と順に数えたもの
# すべてフルバージョンMV

乃木坂46
03.1万回/日 (0834) @ 108D いつかできるから今日できる
01.8万回/日 (0768) @ 170D 逃げ水
13.7万回/日 (2753) @ 311D インフルエンサー
01.0万回/日 (1554) @ 443D サヨナラの意味
02.5万回/日 (1778) @ 548D 裸足でSummer

欅坂46
14.0万回/日 (1508) @ 096D 風に吹かれても
25.2万回/日 (3651) @ 290D 不協和音
06.8万回/日 (3335) @ 416D 二人セゾン
03.5万回/日 (2076) @ 544D 世界には愛しかない
16.0万回/日 (8576) @ 662D サイレントマジョリティー

率直に言って、乃木坂のMVは、もっと再生数の伸びが欲しい。

欅坂はもっとも増加速度が低い「世界には愛しかない」でも、3.5万回/日を記録しており、乃木坂2番手の「いつかできるから今日できる」3.1万回/日を越えている。

正月における再生回数の伸び加速は、欅坂では、すべての表題曲MVで確認できており、「連動性」が非常に強く、乃木坂は「インフルエンサー」以外の楽曲で、取り残されている印象です。


では、欅坂「不協和音」の楽曲指標を見てみましょう。

(表9) iTunes Store トップソングにおける欅坂46「不協和音」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

不協和音
0-0-0-0-0 / 0-0-1 [6] : 35W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 36W 12/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 37W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 38W 12/18(月)24(日)
0-1-0-0-0 / 0-5-1 [0] : 39W 12/25(月)31(日) 紅白
5-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 40W 01/01(月)06(土)

========== 38Wの日単位変化 ==========
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 258D 12/18(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 259D 12/19(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 260D 12/20(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 261D 12/21(木)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] @ 262D 12/22(金)
188位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 263D 12/23(土) 紅白曲目発表
179位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 264D 12/24(日)
========== 39Wの日単位変化 ==========
200位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] @ 265D 12/25(月)
147位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] @ 266D 12/26(火)
135位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] @ 267D 12/27(水)
140位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] @ 268D 12/28(木)
131位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] @ 269D 12/29(金)
113位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] @ 270D 12/30(土)
019位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 271D 12/31(日) 紅白
========== 40Wの日単位変化 ==========
011位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 272D 01/01(月)
007位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 273D 01/02(火)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 274D 01/03(水)
008位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 275D 01/04(木)
009位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 276D 01/05(金)
007位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] @ 277D 01/06(土)

年末、「不協和音」を披露したのは紅白だけですが、曲目発表を切っ掛けに、200位圏内へ浮上し、大晦日のステージで一気に19位までジャンプアップ。

そして、1月3日(水)に6位というピークを記録する。

典型的な紅白効果の現れ方ですが、ウッチャンとのコラボでメンバーが倒れたことも、話題性を高めたことは十分に考えられます。


また、MV再生回数の増加速度も1月1日(月)に32.0万回/日まで加速し、正月三が日は29万回/日以上の超ハイペースを維持します。

(表10) 乃木坂46「不協和音」MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

# 表記法は(表2)と同じ

不協和音_full ver. MV
06.6万回/日 (3275/+046.1) @ 37W : 11/27(月)03(日)
06.7万回/日 (3322/+047.0) @ 38W : 12/04(月)10(日)
06.2万回/日 (3365/+043.5) @ 39W : 12/11(月)17(日)
06.3万回/日 (3409/+043.8) @ 40W : 12/18(月)24(日)
10.4万回/日 (3482/+072.9) @ 41W : 12/25(月)31(日) 紅白

========== 41Wの日単位変化 ==========
06.8万回/日 (3416) @ 278D : 12/25(月)
06.8万回/日 (3423) @ 279D : 12/26(火)
07.2万回/日 (3430) @ 280D : 12/27(水)
07.6万回/日 (3438) @ 281D : 12/28(木)
09.1万回/日 (3447) @ 282D : 12/29(金)
09.6万回/日 (3456) @ 283D : 12/30(土)
25.7万回/日 (3482) @ 284D : 12/31(日) 紅白
========== 42Wの日単位変化 ==========
32.0万回/日 (3514) @ 285D : 01/01(月)
29.7万回/日 (3544) @ 286D : 01/02(火)
29.6万回/日 (3573) @ 287D : 01/03(水)
26.0万回/日 (3599) @ 288D : 01/04(木)
26.3万回/日 (3626) @ 289D : 01/05(金)
25.2万回/日 (3651) @ 290D : 01/06(土)

とんでもないスピードアップですが、1月6日(金)時点で、まだ25.2万回/日という数字を叩き出している。

ハイペースをしばらく維持するのか、それとも急激にペースダウンするのか、その辺が「不協和音」がヒット曲になるかどうかの一つのポイントになるでしょう。

一方、紅白を除くほとんどの音楽祭で披露された「風に吹かれても」も、配信人気をアップしています。

(表11) iTunes Store トップソングにおける欅坂46「風に吹かれても」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

風に吹かれても
0-0-3-4-0 / 0-0-0 [0] : 06W 11/27(月)03(日)
0-0-2-5-0 / 0-0-0 [0] : 07W 12/04(月)10(日) 有線大賞
0-0-4-2-1 / 0-0-0 [0] : 08W 12/11(月)17(日) FNS歌謡祭第2夜
0-0-4-1-1 / 1-0-0 [0] : 09W 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 10W 12/25(月)31(日) レコ大・CDTV
0-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 11W 01/01(月)06(土)

========== 09Wの日単位変化 ==========
030位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 55D 12/18(月)
040位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 56D 12/19(火)
047位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 57D 12/20(水)
051位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 58D 12/21(木)
024位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 59D 12/22(金) SUPERLIVE
022位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 60D 12/23(土)
022位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 61D 12/24(日)
========== 10Wの日単位変化 ==========
020位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 62D 12/25(月) CDTVクリスマス
017位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 63D 12/26(火)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 64D 12/27(水)
014位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 65D 12/28(木)
014位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 66D 12/29(金)
009位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 67D 12/30(土) レコ大
020位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 68D 12/31(日) CDTV年越し
========== 11Wの日単位変化 ==========
020位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 69D 01/01(月)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 70D 01/02(火)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 71D 01/03(水)
017位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 72D 01/04(木)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 73D 01/05(金)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 74D 01/06(土)

「風に吹かれても」の配信人気は、MV人気に比べて、もともと高く、「聴く曲」というイメージがある。

そして、配信6Wで40位以内に留まっているベースを生かし、SUPERLIVEでTOP30に復帰し、その後、徐々に順位を上げていき、レコード大賞のステージで、9位と、TOP10入りを果たします。

ただ、「インフルエンサー」と同じく、ここがピークになっていて、正月に入ると、若干順位が下がっていて、紅白よりレコ大の方が、より強い影響を与えた節がある。


一方、MV再生回数の増加速度は、多くの人が休みに入る12月29日(金)から、顕著な加速をみせ、正月三が日にピークを迎えている。

(表12) 乃木坂46「風に吹かれても」MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

# 表記法は(表2)と同じ

風に吹かれても_full ver. MV
10.8万回/日 (1144/+075.4) @ 09W : 11/27(月)03(日)
10.2万回/日 (1216/+071.4) @ 10W : 12/04(月)10(日) 有線大賞
08.8万回/日 (1277/+061.7) @ 11W : 12/11(月)17(日) FNS歌謡祭第2夜
08.8万回/日 (1339/+061.6) @ 12W : 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
11.8万回/日 (1422/+082.5) @ 13W : 12/25(月)31(日) レコ大・CDTV
========== 13Wの日単位変化 ==========
09.7万回/日 (1348.6) @ 084D : 12/25(月) CDTVクリスマス
09.9万回/日 (1358.6) @ 085D : 12/26(火)
10.3万回/日 (1368.9) @ 086D : 12/27(水)
11.5万回/日 (1380.3) @ 087D : 12/28(木)
13.5万回/日 (1393.9) @ 088D : 12/29(金)
13.0万回/日 (1406.9) @ 089D : 12/30(土) レコ大
14.6万回/日 (1421.5) @ 090D : 12/31(日) CDTV年越し
========== 14Wの日単位変化 ==========
15.3万回/日 (1436.8) @ 091D : 01/01(月)
14.9万回/日 (1451.7) @ 092D : 01/02(火)
14.9万回/日 (1466.5) @ 093D : 01/03(水)
13.6万回/日 (1480.1) @ 094D : 01/04(木)
14.1万回/日 (1494.2) @ 095D : 01/05(金)
14.0万回/日 (1508.2) @ 096D : 01/06(土)

12月にテレビ披露した「風に吹かれても」のステージ数を考えると、MV再生数の伸びが、欅坂としては重たい印象があるものの、「不協和音」が享受した紅白効果が波及しているような増加速度の推移で、MV人気における「連動性」を感じさせるものがあります。


「二人セゾン」「世界には愛しかない」「サイレントマジョリティー」は、12月の音楽祭でほとんど披露されませんでしたが、2017年最終週と年明け1週目、2枚目表題曲を除く二曲に、iTunesトップソングの順位上昇が起こっています。

(表13) iTunes Store トップソングにおける欅坂46の1〜3枚目表題曲の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

二人セゾン
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 53W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 54W 12/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 55W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 56W 12/18(月)24(日)
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [5] : 57W 12/25(月)31(日)
0-0-0-0-0 / 3-3-0 [0] : 58W 01/01(月)06(土)

世界には愛しかない
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 69W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 70W 12/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 71W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 72W 12/18(月)24(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 73W 12/25(月)31(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [6] : 74W 01/01(月)06(土)

サイレントマジョリティー
0-0-0-0-0 / 0-7-0 [0] : 87W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 1-6-0 [0] : 88W 12/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 3-4-0 [0] : 89W 12/11(月)17(日)
0-0-0-0-0 / 3-3-1 [0] : 90W 12/18(月)24(日)
0-0-0-0-2 / 5-0-0 [0] : 91W 12/25(月)31(日)
0-0-1-5-0 / 0-0-0 [0] : 92W 01/01(月)06(土)

また、MV再生回数の増加速度に関しては、三曲すべてが年明け1週目に、明確なペースアップが認められる。

(表14) 欅坂46の1〜3枚目表題曲MVの週単位で見たYouTube再生回数増加速度の推移

# 表記法は(表2)と同じ

二人セゾン_full ver. MV
04.4万回/日 (3181/+030.7) @ 55W : 11/27(月)03(日)
04.2万回/日 (3210/+029.1) @ 56W : 12/04(月)10(日)
03.9万回/日 (3238/+027.5) @ 57W : 12/11(月)17(日)
03.8万回/日 (3265/+026.9) @ 58W : 12/18(月)24(日)
04.6万回/日 (3297/+032.5) @ 59W : 12/25(月)31(日)
========== 60Wの日単位変化 ==========
06.1万回/日 (3303.2) @ 411D : 01/01(月)
06.5万回/日 (3309.6) @ 412D : 01/02(火)
06.4万回/日 (3316.0) @ 413D : 01/03(水)
06.1万回/日 (3322.1) @ 414D : 01/04(木)
06.5万回/日 (3328.6) @ 415D : 01/05(金)
06.8万回/日 (3335.4) @ 416D : 01/06(土)

世界には愛しかない_full ver. MV
02.1万回/日 (2002/+014.9) @ 73W : 11/27(月)03(日)
02.1万回/日 (2016/+014.4) @ 74W : 12/04(月)10(日)
01.9万回/日 (2029/+013.4) @ 75W : 12/11(月)17(日)
01.9万回/日 (2042/+013.0) @ 76W : 12/18(月)24(日)
02.1万回/日 (2057/+014.7) @ 77W : 12/25(月)31(日)
========== 78Wの日単位変化 ==========
02.7万回/日 (2059.8) @ 539D : 01/01(月)
03.0万回/日 (2062.8) @ 540D : 01/02(火)
03.1万回/日 (2065.9) @ 541D : 01/03(水)
03.0万回/日 (2068.9) @ 542D : 01/04(木)
03.3万回/日 (2072.2) @ 543D : 01/05(金)
03.5万回/日 (2075.6) @ 544D : 01/06(土)

サイレントマジョリティー_full ver. MV
09.8万回/日 (8193/+068.9) @ 90W : 11/27(月)03(日)
09.9万回/日 (8262/+069.1) @ 91W : 12/04(月)10(日)
09.5万回/日 (8329/+066.3) @ 92W : 12/11(月)17(日)
09.4万回/日 (8395/+066.0) @ 93W : 12/18(月)24(日)
11.4万回/日 (8474/+079.6) @ 94W : 12/25(月)31(日)
========== 95Wの日単位変化 ==========
18.1万回/日 (8492) @ 657D : 01/01(月)
17.8万回/日 (8510) @ 658D : 01/02(火)
17.7万回/日 (8528) @ 659D : 01/03(水)
16.2万回/日 (8544) @ 660D : 01/04(木)
16.2万回/日 (8560) @ 661D : 01/05(金)
16.0万回/日 (8576) @ 662D : 01/06(土)

つまり、年末から年明けにかけ、欅坂の5表題曲は、「世界には愛しかない」のiTunesトップソングを除き、配信&MV人気を示す楽曲指標がすべて上がっている。

最新アルバム「真っ白なものは汚したくなる」Complete Editionが、iTunesトップアルバムで、50位以内に復帰したのは、欅坂楽曲群のこういった強力な「連動性」が背景にあると考えられます。

(表15) iTunes Store トップアルバムにおける欅坂46「真っ白なものは汚したくなる」の週単位で見た順位帯分布推移

# 表記法は(表1)と同じ

真っ白なものは汚したくなる (Complete Edition)
0-0-0-0-0 / 3-1-3 [0] : 20W 11/27(月)03(日)
0-0-0-0-0 / 3-3-1 [0] : 21W 12/04(月)10(日) 有線大賞
0-0-0-0-0 / 1-2-4 [0] : 22W 12/11(月)17(日) FNS歌謡祭第2夜
0-0-0-0-0 / 0-2-3 [2] : 23W 12/18(月)24(日) SUPERLIVE
0-0-0-0-1 / 2-4-0 [0] : 24W 12/25(月)31(日) 紅白・レコ大・CDTV
0-0-3-3-0 / 0-0-0 [0] : 25W 01/01(月)06(土)

最後に、乃木坂欅坂表題曲に関する、iTunesトップソングの最新順位状況を載せておきます。

(表16) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂46直近5表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数_F50位以内へのランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名

# ランキング対象の配信源は、Special Edition に収録されたもの
#「^」は12018年1月6日(土)にランクインしている曲で、直後の数字はその順位
# 配信開始から2018/01/06(土)までのデータ

乃木坂46
14-11-02-05-01 / 23-25-17 [009] (033/098日/107; 3位^104) いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 24-31-17 [063] (023/095日/158; 4位) 逃げ水
13-11-14-13-10 / 59-66-64 [048] (061/250日/298; 4位^018) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [259] (070/172日/431; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [458] (026/078日/536; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [604] (019/051日/655; 5位) ハルジオンが咲く頃

欅坂46
17-23-14-15-04 / 01-00-00 [000] (073/074日/074; 1位^016) 風に吹かれても
19-06-04-05-12 / 65-52-49 [065] (046/212日/277; 1位^007) 不協和音
12-16-22-19-09 / 67-47-41 [170] (078/233日/403; 2位^080) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 29-67-33 [372] (014/143日/515; 3位) 世界には愛しかない
47-40-47-58-83 / 281-84-01 [00] (275/641日/641; 1位^028) サイレントマジョリティー

「風に吹かれても」は、配信74日目ながら、50位以内ランクインが73日で、配信277日目「不協和音」の46日より、ずっと上位食い込みが長い。

MV人気では「不協和音」がずっと上ですが、「風に吹かれても」はこのように配信が強く、観る以上に、聴く曲なのかなと思いたくなる。

ただ、本当のヒット曲と呼ぶには、「サイレントマジョリティー」のようにTOP50入りが275日といった、さらに長期の人気持続が必要で、「インフルエンサー」も、今の好調をどこまでキープするかがポイントになってきます。


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アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

体調不良で音楽番組に出演して、精彩を欠くステージになると、ネットに「やる気がない」といった声が溢れ、平手友梨奈本人が叩かれてしまう。運営のすべき仕事は、彼女が心身共に万全な状態で舞台に上がれる環境を整えること。アート云々は、ファンや視聴者が論じることで、運営が決めることではない
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乃木坂46「インフルエンサー」、レコード大賞受賞おめでとう!歌謡曲っぽいアレンジの上、カメラはアップや斜めが多く、やや勝手が違ったけど、力強い踊りで、俯瞰で映ったシーンは良く揃った印象。iTunesトップソングは42位。紅白プラスでTOP10を狙える位置。欅坂は「風吹か」9位、「不協和音」127位
22:32 - 2017年12月30日

欅坂「不協和音」の内村光良とのコラボで、多くの人が観たかったのは元気に躍動する笑顔のメンバーで、震えたり倒れたりする姿ではない。体力や疲労を考慮出来ず、楽しいショーを演出する力のない欅坂運営とNHKは到底プロとは言えない。才能ある少女たちを、目先の利益で大人が潰すのは止めて頂きたい
23:10 - 2017年12月31日

平手友梨奈は、12月4日有線大賞の頃から、ステージ開始時点ですでに表情と動きに精彩がなく、体調を心配する声が多数上がっていた。負担の大きな「不協和音」の紅白2回披露は、てちの状態を考えても危険な行為で、それを知りながら16歳の少女に無理をさせた欅坂運営とNHKの責任が問われるのは当然
13:33 - 2018年1月3日

「出来ればやって欲しい」という雰囲気を欅坂運営やNHKが作れば、平手友梨奈を始めとするメンバーが、「自発的に」無理するのは十分に考えられること。周囲の期待に応えようとする子供に、適切なスケジュールを設定し、無茶をさせないのが大人の管理責任。無責任な大人を生む子供の「美談」は要らない
14:46 - 2018年1月3日

欅坂46のキャプテン菅井友香が3日更新ブログに、紅白「不協和音」について「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」。本来運営が言うべきことを、ひたすら頑張ったメンバーに言わせていて「あなたは全然謝らなくていい」と切ない気分になった。今後、さらに重篤な事態が発生しないよう祈るしかない
17:40 - 2018年1月4日


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