KIMUKAZU blog

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MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(5)

2022-04-30 00:00:45 | 星雲・星団
(1)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(カシオペヤ座)
  M52[19,21-22]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照。
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[14] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[15]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[10-11] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[12] 自動カラー補正、αδ grid処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[13] append処理

(2)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT) M52
左:2021-11-25 20:09 Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
右:2022-01-21 18:14 Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※ASTAPで自動カラー補正とαδ grid処理を行った。


M52付近をトリミング(800x600)
左:2021-11-25 20:09
右:2022-01-21 18:14

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x34(1.28°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用することで、カシオペヤ座のM52を撮影できた。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正とαδ grid処理を行った。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)SharpCap
(10)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(11)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(12)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(13)ImageMagick
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)M52 (天体)-Wikipedia
(20)散開星団-Wikipedia
(21)カシオペヤ座-Wikipedia
(22)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.225-230.
(23)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(24)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(25)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(27)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(28)メシエ天体-NAOJ
(29)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(30)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(31)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
(32)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(33)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(34)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(35)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(36)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(37)リベンジ!! プレートソルビング
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SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(38)

2022-04-29 00:01:19 | 銀河
(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(りょうけん座)
  M94[20,23-24]
  M106[21-22,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理

(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-04-10 21:43 M94
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 350, Exp. 2.0sec, WB(B=470 G=0 R=250), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M94を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(RAW16モードを選択)
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


M94付近をトリミング(1024x768)


2022-04-10 21:55 M106
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 350, Exp. 2.0sec, WB(B=470 G=0 R=250), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M106を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(RAW16モードを選択)
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


M106付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
月のある都内の星空の中で、りょうけん座のM94、M106の撮影を試みた。
プレートソルビング技術(ASPS)を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用することで天体の撮影を実施できた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。
※ASPSのプレートソルブ機能は、Neptune-C ⅡのRAW16モードで動作するので注意要

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)Quad BP フィルター III
(9)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)M94 (天体)-Wikipedia
(21)M106 (天体)-Wikipedia
(22)渦巻銀河-Wikipedia
(23)りょうけん座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.77-82.
(25)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(26)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(13)-goo blog
(27)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(18)-goo blog
(28)メシエ天体-NAOJ
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(27)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(28)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(29)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(30)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(31)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(32)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(33)リベンジ!! プレートソルビング
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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(28)

2022-04-28 07:34:23 | 銀河(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(おとめ座)
  M59[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:レッドドット ファインダ
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-04-12 21:53 M59
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 350, Exp. 4sec, WB(B=220 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M59を自動導入後、プレートソルブと同期(ASPS[17])を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正を実施


※M59付近をトリミング(1024x768)
※画面左にM60[21]も確認できる
※発見前のSN2022hrs[22]は確認できない

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、おとめ座のM59の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正を試みた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)IMX290NQV
(7)SV305デジアイピースの使用方法
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)M59 (天体)-Wikipedia
(21)M60 (天体)-Wikipedia
(22)SN2022hrs in NGC4647
(23)おとめ座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.89-93.
(25)カテゴリー 銀河(b)-KIMUKAZU blog
(26)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(22)-goo blog
(27)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(26)-goo blog
(28)メシエ天体-NAOJ
(29)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(30)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(31)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(32)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(33)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(34)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(35)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(36)リベンジ!! プレートソルビング
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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(27)

2022-04-28 00:00:19 | 星雲・星団(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(おおいぬ座)
  M41[20,23-24]
  NGC2360[21,23-24]
  NGC2362[22,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-03-06 20:49 M41
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 2sec, WB(B=248 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M41を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正とαδ grid処理を実施


※M41付近をトリミング(800x600)


2022-03-06 21:02 NGC2360
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 2sec, WB(B=248 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※NGC2360を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正とαδ grid処理を実施


※NGC2360付近をトリミング(800x600)


2022-03-06 21:15 NGC2362
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 2sec, WB(B=248 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※NGC2362を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正とαδ grid処理を実施


※NGC2362付近をトリミング(800x600)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、おおいぬ座のM41、NGC2360、NGC2362の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正とαδ grid処理を試み、良好な結果を得ることができた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)IMX290NQV
(7)SV305デジアイピースの使用方法
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)M41 (天体)-Wikipedia
(21)NGC 2360-Wikipedia
(22)NGC 2362-Wikipedia
(23)おおいぬ座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
(25)カテゴリー 星雲・星団(b)-KIMUKAZU blog
(26)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(20)-goo blog
(27)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(28)メシエ天体-NAOJ
(29)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(30)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(31)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(32)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(33)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(34)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(35)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(36)リベンジ!! プレートソルビング
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SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(37)

2022-04-27 00:01:59 | 銀河
(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(りょうけん座)
  M51(子持ち銀河)[20,22-24]
  M63(ひまわり銀河)[21,22-24]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理

(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-04-10 21:19 M51
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 350, Exp. 2.0sec, WB(B=470 G=0 R=250), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M51を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
(RAW16モードを選択、Neptune-C ⅡのRGB24ではASPSのプレートソルブは動作しないので注意要)
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正とαδ grid処理を実施


M51付近をトリミング(640x480)


2022-04-10 21:36 M63
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 350, Exp. 2.0sec, WB(B=470 G=0 R=250), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M63を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(RAW16モードを選択)
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正とαδ grid処理を実施


M63付近をトリミング(640x480)

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
月のある都内の星空の中で、りょうけん座のM51、M63の撮影を試みた。
プレートソルビング技術(ASPS)を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用することで天体の撮影を実施できた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正とαδ grid処理を試みた。
※Neptune-C ⅡのRGB24モードではASPSのプレートソルブは動作せず、RAW16モードで動作するので注意要

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)Quad BP フィルター III
(9)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)子持ち銀河-Wikipedia
(21)M63 (天体)-Wikipedia
(22)渦巻銀河-Wikipedia
(23)りょうけん座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.77-82.
(25)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(26)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(13)-goo blog
(27)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(18)-goo blog
(28)メシエ天体-NAOJ
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(27)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(28)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(29)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(30)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(31)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(32)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(33)リベンジ!! プレートソルビング
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