INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

失われた風景(5)

2010年01月31日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

三回目は、バス停やその周囲で見かけなくなったもの見かけなくなりそうなものを紹介している「失われた風景」。

「失われた風景」は、TM NETWORKのアルバム「CAROL」のラストナンバー「Still Love Her」のサブタイトルである。
この動画、小室さんのピアノも冴えてます。



ちなみに、この曲も小室さんの作品
27年間にわたってこの曲を使い続けているTNC(テレ西)に敬意を表したい。



(つづく)


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愛をください(25)

2010年01月30日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

二回目は、いろんな動物たちを紹介している「愛をください」。

菅野美穂(ドラマでの役名「蓮井朱夏」名義)の「ZOO~愛をください~」の原曲、辻仁成が率いるECHOESのバージョンをどうぞ。
当ブログの「愛をください」でもたくさんの動物を取り上げてきたが、この曲に出てくる動物はまだほとんど出てきていない…。



(つづく)
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Day Tripper(8)

2010年01月29日 | 音楽
(つづき)
このブログの記事のタイトルは、曲のタイトルから「拝借」している場合が多いので(あくまで“パクリ”ではなく、“インスパイア”または“オマージュ”です…)、そのリスペクトの意味も込めて、「本家」の楽曲をご紹介していきたい。

まずは、「小倉にあるカナダ」や「熊本にある東京」などを紹介している「Day Tripper」から。

オリジナルはビートルズなのだが、個人的には、YMOがカバーしたバージョンが、よりかっこよくてお気に入り。



(つづく)
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オリバーくんとの再会

2010年01月28日 |   ┣ オリバー君
福岡ではなあまりじみのない「おりば」という表現だが、関西や東北などでは、結構使われている気がする(←個人的な感覚)。
一般の人たちが普段の会話の中で「おりば」という言葉を使っているかは知らないけど。

「おりば」は、このバス停からは乗ることができない、降車専用のバス停を指す場合が多いと思う。
これに対して「のりば」では、乗車も降車もできる場合がほとんどである。

すなわち「のりば」は、「バス停」や「バス停留所」を、バスの外に居る人々(=バスから降りた状態の人々)に対して説明するための言葉だといえる。 
一方の「おりば」は、バスの中にいる人々(=バスに乗った状態の人々)に対する「バス停」という意味合いではなく、全ての人々(=バスの中もバスの外も)に対して「降車専用」の停留所であることを説明するための言葉といえる。
ということで、「のりば」と「おりば」は、一対の言葉とも言い切れない(またまた実のない考察ですみません…)。

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素顔のままで(17)

2010年01月27日 |    ┣ 素顔のままで
(つづき)
福岡県春日市の「バスセンター」。

「バスセンター」の前にも後にも何もコトバは付かず、単に「バスセンター」である。

春日市コミュニティバス(各バス停の標柱は「コミュニティーバス」と「ー」が入っている)「やよい」の起点(兼終点)であり、「やよい」以外の交通機関は停車せず、コミュニティバスだけのための「バスセンター」である。
春日市は、市の東端部に市役所があることから、この「バスセンター」は市役所併設ではなく、市域のほぼ中央部、文化センター、図書館、スポーツセンター等が集まる大谷地区に立地している。

「やよい」は、全5路線(桜ヶ丘線、須玖線、上白水線、平田台線、春日原線)あり、全ての路線とも1周の所要時間が35分(運賃は100円均一)である。
「バスセンター」の発車時刻(45分間隔)、到着時刻も全て同一で、到着の10分後に発車するようになっていて(左回り・右回りが交互運行なので、左回り到着の10分後に右回りが発車する)、ルート、ダイヤともに、かなり「作り込まれている」感じがする。
「商品があって価格を決める」という従来の商売に対して、「価格があって商品を決める」100円ショップのように、この「やよい」も「路線があってダイヤを決める」というよりは「ダイヤがあって路線を決める」という感じだろうか。

この「やよい」、いつも結構お客さんが乗っていて、採算がとれるかは別として、市民の足としてかなり定着しているように見える。

「やよい」には、「乗継カード」というシステムもあり、「バスセンター」において、到着直後(10分後)に発車するバスに乗り継ぐ場合、次のバスの運賃については無料となっている(前のバスを降りる際に「乗継カード」をもらって、次のバスに乗る際に運転士さんに渡す)のだが、このシステムも形骸化しておらず、ちゃんと機能している。

春日市のように、人口密度が高く、都市部と山間部・農村部のような人口の偏りがなく市のほぼ全域に人が住んでいるような都市だからこそ、このような系統だったシステムが成り立ち得るといえるのかもしれない。
お隣りの那珂川町でも、昨年10月から走り出したコミュニティバス「かわせみ」が、「北西部ルート」と「北東部ルート」の2系統で、「やよい」と同じようなシステムを採用しているが、もしこれに「南部ルート」を絡めようとすると(「南部ルート」の計画があるかは知りませんが)、バランスを取るのが難しそうな気がする。

ちなみに、
「かわせみ」⇔博多南駅⇔「やよい」⇔西鉄春日原~(徒歩)~大野城サティ⇔「まどか」(大野城市コミュニティバス)⇔水城ヶ丘入口~徒歩~水城ヶ丘中央公園⇔「まほろば」(太宰府市コミュニティバス)
という乗り継ぎもできるのでお試しください(あ、上記「乗継カード」は使えませんけど…)。
(つづく)
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LED REAL(21)

2010年01月26日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
失われた風景(4)」の後半部分にて、天神地区のバス乗り場の名称の裏側に潜むものについてあれこれと考えてみた。
その最後のところで、

“「天神南」と「天神一丁目」は、もともとBとAの中間に属していた(ただし、もともとは「天神」を冠していなかった)ものが、上記「策略」によりAとなったものなので、「天神(南)」「天神(一丁目)」ということになる。”

と書いていたのだが、その後いただいたコメントを踏まえ考え直した結果、以下のように、少し軌道修正させていただく↓。

“もともと「渡辺通四丁目」だったバス停のうち、現在の「天神南」はB、現在の「天神一丁目」はAに、それぞれ属している。上記「策略」により、外見上どちらもAになったようにもみえるが、実態は依然として「天神南」はB、現在の「天神一丁目」はAであり、前者は「天神(南)」ではなく「天神南」、後者は「天神(一丁目)」ということになる。ちなみに、北九州市戸畑区の「天神四角」は「天神(四角)」ではなく「天神四角」、春日市の「天神山」は「天神(山)」ではなく「天神山」、熊本市の「味噌天神」は「(味噌)天神」ではなく「味噌天神」である。”

…ということでお願いします(最後の一文は余計ですけど)。

写真は「博多駅筑紫口」バス停に停車中の「40番」。
天神地区同様、博多駅地区の乗り場についても「A」と「B」に区別ができるが、ここ「博多駅筑紫口」は「A」のように見えて実は「B」である(ということは、「博多駅(筑紫口)」ではなく「博多駅筑紫口」)。

博多駅のそばに建っているバス停なのに「博多駅まで100円」というプレートなのも、LED表示が「博多駅←筑紫口←」となっているのも、「筑紫口は(西鉄バス的には)博多駅ではない」ということを暗に示しているといえる。

ただ、ここ「博多駅筑紫口」を終点とするバスもたくさんあるわけで、「筑紫口」までしか行かなくても「博多駅行き」としての役割を果たしているのだから、個人的には「博多駅筑紫口」も「A」に編入すべきではないかと思う。
天神などから筑紫口まで乗る人にとっては「値下げ」となり、結果として減収につながることから、このご時世、実現は難しそうだけど…。
(つづく)
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一途に位置図(5)

2010年01月25日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
福岡市博多区の「呉服町」バス停の乗り場案内図

上は大博通り南東行き(博多駅方面行き)の乗り場のもので、6つある全ての乗り場を案内している。
下は大博通り北西行きに2つある乗り場のうち、呉服町交差点に近いほうの乗り場(交差点を左折して明治通りに入るバスが停車する)のもの。
この情報量の差は、作っていくうちにだんだん面倒になってしまったということなのだろうか…??。

ちなみに、「呉服町」のこの乗り場には案内図自体がなかった…。
(つづく)
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エンギモノ(27)

2010年01月22日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県糸島市の「初」バス停。

正月に取り上げるネタの候補のひとつであったのだが、登場が遅れてしまった…。

ここには現在、「前原」から来て、糸島半島中央部を「野北」まで北上したあと東に折れて「谷」まで向かう路線と、半島の南部を西に進み漁港や別荘地(ラウベンコロニー)がある「船越」行きの2つの路線バスが停車する(いずれも糸島市コミュニティバスには移管されておらず、廃止候補となりながらもなんとか昭和バスとして運行されている。また、かつては博多駅と船越を結ぶ「急行」も運行されていた)。
また、福岡都心部からやってきた「いと・しま号」の(新)前原営業所行きもここを通るため、郊外の割には停車するバスは多い。

「谷」行きは、以前はその先の「今宿」や「今宿野外活動センター」まで運行されており、福岡都市圏東部を走る「1-2番」(東郷駅~宗像大社~神湊波止場津屋崎~東町~福間駅~光陽台六丁目)にも相通ずるものがあった。
現在は福岡市西区に入る少し手前の「谷」という中途半端なところで路線が切れている(←「谷」自体が中途半端だと言っている訳ではないので誤解のないようにお願いします)。
路線のルートを眺めていると、「西の浦線」が2008年の夏季だけ臨時に延長していた「つまんでご卵」や、福岡市中心部やJR九大学研都市駅までのバスが多数出ている九大伊都キャンパスなどとも結べそうな位置関係にはあるのだが、採算がとれるだけの利用は見込めなさそうであり、また、「自治体境を跨ぐ」という問題も出てくるため、この先、新たな展開というものはなさそうな感じである。

本日もまたどうでもいい話を。

私はバス路線以外にも、バスが通る道路、特に「交差点」も好きだったりする。
「船越」行きのバスがこの先通る「松原」の交差点は、その角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合などの諸条件のバランスが絶妙で、「好きな交差点」のひとつであるのだが、道路の拡幅により交差点も大きく変わってしまいそうな状況にある。
角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合など…と書いてはみたものの、「じゃあ、どのようにそれらのバランスが絶妙なのか?」ということを文章化するのは難しく、また、写真ではその状況も伝えにくい。
“その場所に立って、そこから見えるものやそこで感じられる空気が全て”という面があり、なかなかブログの「記事」にできずにいる。

みなさんにも好きな「交差点」はありますか?(←かなり答えにくい質問…?)。
(つづく)
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失われた風景(4)

2010年01月21日 |   ┣ 失われた風景
(つづき)
天神協和ビル前」バス停の道路側についている、このバス停から出るバスの「方面」を記した案内板。

同じ道路上の少し東側に位置する「天神新天町入口」(かつての天神岩田屋前)バス停は、先ごろ新型バスシェルター(バステラス)に置き換わったため、同種の案内板(正確には覚えていないが、「西新、姪浜、早良方面」的なことが書かれていたと思う)がなくなってしまった。
キャナルシティ博多前」の非電照式バス停同様、「いつかなくなるんだろうなぁ、でも、なかなかなくならないよなぁ…」といつも思っていたのだが、ついになくなってしまい、写真に収めなかったことを後悔している(キャナルシティ博多前の画像はちょんびんさんからいただきました。ありがとうございます!)。

「協和ビル前」のこの案内板のほうは、まだ現存しているので、先日取り上げたこれと同様「失われた風景」という訳ではないのだが、バステラス化も時間の問題っぽそうであり、「失われそうな風景」ということで、取り上げてみた次第。

「新天町入口」のものも「協和ビル前」のものも、おそらく30年以上にわたって「現役」だ(だった)と思われ、残されたこの「協和ビル前」の案内板にも、天寿を全うしてほしいものである。

なお、これより下は、ものすごくどうでもよいことなので、読み飛ばしていただいて構いません…。

「天神」地区にはたくさんのバス停があり、「乗り場番号」で区別されるとともに、「天神協和ビル前」「天神新天町入口」「天神大和証券前」など、「天神」の下に様々なコトバが付くことによっても区別されている。
ただ、「天神○○」というのが、「天神」という大きなカテゴリーの中のひとつの乗り場である場合(Aとする)と、「天神」とはまた別のバス停の場合(Bとする)がある。
「天神協和ビル前」「天神新天町入口」「天神大和証券前」などはAであり、ここではその意味で、「天神(協和ビル前)」「天神(新天町入口)」「天神(大和証券前)」と表現することにする。
天神コア前」もAなのだが、「天神コア」という建物の前にあるバス停なので、意味的には「天神(天神コア前)」となり、呼び方を厳密にすれば「天神天神コア前」ということになる。
「天神バスセンター三越前」も同様に、「天神天神バスセンター三越前」ということになる。
ただし、「天神郵便局前」は、その前にある郵便局は「天神郵便局」ではなく「福岡中央郵便局」なので、意味が「天神(郵便局前)」だと考えれば、呼称が「天神郵便局前」でも一応問題はない。
この考えを援用すると、「天神三丁目」もAなので、意味は「天神(天神三丁目)」、呼び方は「天神天神三丁目」ということになるのだが、「天神(三丁目)」だと解釈すれば「天神三丁目」という呼び方でも一応矛盾はない。
一方で「天神四丁目」はBであり、「天神(四丁目)」ではなく、意味的にも呼び方的にも「天神四丁目」で正解となる。
天神北」は、もともと「天神(ショッパーズ前)」でありAであったものが、「天神の重心を南に移そう」という「策略」(?)のもと、「天神」から外れたような名前に変わったものであり、AからBに一歩足を踏み入れたような位置付けになっているのだが、運賃などの面からみると依然Aに属すると考えられるので、意味的には「天神(北)」ということになる。
天神南」と「天神一丁目」は、もともとBとAの中間に属していた(ただし、もともとは「天神」を冠していなかった)ものが、上記「策略」によりAとなったものなので、「天神(南)」「天神(一丁目)」ということになる。

だから何?という感想は十分承知の上です…。
(つづく)
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く・ふ・う(23)

2010年01月19日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡県筑紫野市の「JR二日市駅」バス停。

バス停は駅を出て左側にあるのだが、駅から出てきた人に対して「太宰府(国立博物館)」へのバスが出ることを目立せている。

慣れない土地に行く際、「駅から有名な施設へ行くバスは当然目立つように案内しているだろう」と思って特に下調べもせずに行って、実際最寄駅で降り立ってみると、案内がとても不親切で戸惑うということもたまにあるため、こういう看板があると安心する。
ただ、ここから九州国立博物館に行くには、1時間に1本しかない直通路線「1-2番」を待つか、「西鉄二日市」までバスで行ってそこから西鉄電車に乗り換えて「太宰府」まで行くかを選択するしかなく、少々面倒なのは事実なのだけど…。

あと、どうせなら「国立博物館」だけでなく、ついでに「二日市温泉」や「イオンモール筑紫野」なども表示しておけばよかったのでは?と思ったりもする。

この「JR二日市駅」バス停は、各方面に向かうバスがひとつの乗り場に停車し、福岡市城南区の「福大病院」のように乗り場を分けるだけのスペースもなさそうなため、「香椎花園」のときに書いたような問題が生じる。
行先表示のLED化が進めば、このあたりの問題は解消されるのかもしれない。

なお、バス停の行先案内に表示されている「山口~平等寺間」と「吉木~柚須原間」については、現在は「筑紫野バス」として運行されている。
40番」の「永岡経由甘木営業所」も今はなく、「24番」が平日朝の片道一本だけ「筑紫駅前」まで運行されている。

ちなみに、このバス停のそばには「七隈四角」同様、美味しいカレー屋がある。
(つづく)
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イミカヨミカ(19)

2010年01月17日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
福岡市博多区の「警察本部前」バス停。

かつてはこの付近に西鉄バスの「東営業所」があった。
そして、福岡県庁の東公園への移転から「吉塚営業所」の開設までの間は、ここ「警察本部前」が県庁行きバスの終点となっていた。

バス停の英字表記は「ケイサトゥホンブ」となっていて、「トウゴウエキヒノサトグチュ」「ナナクマヨトゥカド」同様ちょっとかわいい。

「ナナクマヨトゥカド」といえば、地下鉄七隈線開業当時は、今はなき「18番」が、博多駅から呉服町~県庁~吉塚営業所まで延長されたが、短命に終わっている

「18番」の吉塚営業所系統廃止後も、しばらくの間はバス停の行先表示に残っていたのだが(写真左下)、少し前に消されている(写真右下)。
テープではなく薬品(?)で消すこともできるようだが、もう少しキレイに消してもらいたいものである。
このバス停の向かい側の「警察本部前」や、ひとつ都心寄りの「県庁九大病院前」はバステラス(新型バスシェルター)に更新されており、この乗り場が更新されるのも時間の問題という感じもするので、それまでは「放置」ということだろうか…。
(つづく)
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近い遺産(32)

2010年01月16日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡県福津市の「第2朝日ケ丘団地」バス停。

もともとはJR九州バス(この路線)のバス停だったが、一昨年の4月から地元のコミュニティバスが引き継いでいる。
コミュニティバスへ移管される際、停留所名を一から付け直す(もしくは実態に即して大幅に見直す)ケースも多いが、ここは前事業者の時代の名称をそのまま受け継いでおりかつてJR九州バスが走っていた事実を間接的に今に伝えている。

以前、「第一高田町」を取り上げた際、“地名の前に「第○」が付くパターンは、北九州地区特有”と書いたのだが、ここは「例外」である。
現在は福岡都市圏に属する福津市だが、かつては新日鉄八幡製鉄所の社宅もあったことから、北九州都市圏の文化がここに残っている…というのは考え過ぎだろうか?

なお、「第2」はあるものの、「第1朝日ケ丘団地」というバス停はなく、「朝日丘団地」というバス停があるのみである(ここには現在もJR九州バスが停車する)。

西鉄バスの行先番号の「枝番」は、福岡地区の「3番」と「3-1番」、「23番」と「23-1番」「45番」と「45-1番」のように「本線」と「支線」の関係がはっきりしているものもあれば(福岡地区の「4番」と「4-1番」「69番」と「69-1番」のように、「本線」と「支線」が逆転しているものもあり)、二日市地区の「1-1番」~「1-3番」、「2-1番」~「2-3番」のように「枝番」路線のみしかなくそれらが「並列」して存在しているものもある(宗像市の「8番」と「8-1番」~「8-4番」のように、その線引きが微妙なケースもある)。

この「第2朝日ケ丘団地」は、主たるバス停「朝日丘団地」に対する従たるバス停という位置付けだったようであり、行先番号的には「朝日丘団地-2」ではなく「朝日丘団地-1」と言えるのかもしれない(実のない考察ですみません…)。
(つづく)
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LED REAL(20)

2010年01月15日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
ところ変わればLEDも変わる…ということで。

側面の矢印がバスの進行方向と一致している()西鉄に慣れているので、逆方向()だとかなりの違和感がある…。

このバスもハイブリッドのようだ。
バスの車体には全く詳しくないので、これ以上のことは書けませんが(笑)。
(つづく)
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シューテングスター(45)

2010年01月13日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
筑紫野市の「上西山」バス停。
国道200号の、筑紫野市と飯塚市を結ぶ冷水峠の途中に位置する。
山間部で冷えるからだろうか、待合所には「仕切り」が付いている。

二日市地区の「24番」の「狭義の終点」であり、ここからは「筑紫駅行き」と「朝倉街道行き」が運行されている。
平日の運行本数は、それぞれ5本ずつ(平日)で、計10本であり、ダイヤ改正が頻繁に行われる西鉄グループにあって、4年半以上変更が行われていない。
ここから2つ下った「浦の下」からは便数がほぼ倍に増え、「JR二日市行き」も登場する。

筑紫野市の山間部の路線の末端部(山口~平等寺、吉木~油須原)は、西鉄バスからは切り離されて(←形式上)「筑紫野バス」として運行されている。
「浦の下~上西山間」も「筑紫野バス」になってしまいそうな感じもするが、「24番」は、途中で筑紫野市域を出る(「山家道」のみ朝倉郡筑前町に属する)ため、「1-1番」「2-1番」とは事情が異なるのかもしれない(←想像です)。

昭和58年当時の時刻表を見てみると、「上西山」からは以下の行先が運行されていた(本数は平日のもの)。
・朝倉街道行き           …7本
・朝倉街道経由西鉄二日市行き …6本
・筑紫駅経由永岡行き      …1本    
・筑紫駅経由西鉄二日市行き  …2本

当時は西鉄筑紫駅から先、西鉄二日市まで運行されていたが、現在は廃止され、当該区間には片道1本だけ(JR二日市→西鉄筑紫駅)しか運行されていない。

昭和58年当時で既に「飯塚」を発着するものはなくなっているが、昭和55年前後までは、一日2往復程度が峠を越えて「飯塚」まで行っていたようである。
「西鉄二日市や朝倉街道からバスで飯塚に行ける」という事実に、とてもワクワクしてしまう

また、この当時は「飯塚~久留米~八女」を結ぶ「急行」がここを走っていた。
当時の停車停留所は、
「飯塚バスセンター~昭和通り一丁目~忠隈~天道駅~吉原橋~新茶屋~豆田口~(各停)~山家道~筑紫駅~原田~基山口~長の原~田代~高田~西鉄久留米~川瀬~福島~八女営業所」
となっていて、「飯塚~西鉄久留米」が10往復、「飯塚~八女」が4往復の、計14往復が運行されていた。

この「急行」はその後、後に開通した「冷水有料道路」経由で飯塚と久留米を結ぶ「特急」となった。
そして、時を経るごとに、200号線→3号線という単純なルートから、小郡筑紫野ニュータウン、東明館高校、基山駅、鳥栖市役所、JR久留米駅など、いろんなところに立ち寄るようになり、久留米側の終点も「信愛女学院」まで延びたりして、とても「乗り応え」のある路線となっていたのだが、大幅な減便を経て最終的に廃止されてしまった…。

ちなみに、“二日市地区の「24番」”と書いたが、この路線は昔の時刻表では「甘木地区」の路線として登場していたり、かつては峠を越えて飯塚まで行っていたりで、なぜ「24」という番号が付いているのか、どこから数えて24番なのかが、いまいちよくわからず、昔からどこか「我が道を行っている」印象がある。
いろいろ考えてみると、上ニシ山だから「24」なのだろうか…。
(つづく)
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一途に位置図(4)

2010年01月12日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
福岡市博多区の「キャナルシティ博多前」バス停。

全部で5つある乗り場のうち、他の4つの乗り場は、「渕上前」の時代から存在したが、写真のワシントンホテル前の乗り場はキャナルシティ博多開業後にできた、一番新しい乗り場である。
そして、キャナルシティ博多の建物に一番近い位置にあるバス停もである。
「100円循環バス」が運行を開始して少し経ってから、「外回り」のみがここに停車するようになった。

「祇園町西」交差点の交通規制もあり、この道路には反対向きにはバスは通っておらず、「100円循環バス」の「内回り」は、「博多駅前通り」上の旧渕上デパートそばの乗り場に停車する。
ただ、道幅の問題や、さらなる渋滞の懸念もあるので、仮に「祇園町西」交差点の交通規制がなかったとしても、乗り入れが認められない可能性が高そうだ。
100円循環バス」の「外回り」とともに、「博多駅前A乗り場」から「TVQ前」を経由してやってくる「6番」「6-1番」(郊外行き)がこの道路を通らず、「博多駅前通り」上の乗り場に停車するのも、本来ならこのワシントンホテル前の乗り場に停車させたほうがよさそうな「80番」(博多駅~キャナルシティ博多前~天神~中央ふ頭)がここを通らないのも、「現状以上のバスをここに通すのは無理」というメッセージのような感じもする。
キャナルシティ博多開業前には、博多駅と天神の間に「キャナルシティ博多」の高速バス乗り場を作ろうという計画もあったようだが、もし実現していたら休日の車両渋滞は今よりももっと大変なことになっていそうである(ただし、「福岡~宇部・山口線」が停車する「キャナルシティ博多」バス停が、西鉄の「TVQ前」と同じ場所にあり)。

…ということで、慣れない人にとっては、乗り場の位置と、そこから出るバスが向かう方面がかなり複雑なので、ここでも乗り場案内図を掲示している。
利便性を考えて、「南新地」など周辺のバス停も含めた案内をしているのはよいと思うのだが、利用が低迷しているらしい福岡シティループバス「ぐりーん」についての案内が全くない(「ぐりーん」の乗り場は、上記「6番」「6-1番」の郊外行きなどが停車する乗り場の隣りに建っている)。
観光客が目にする確率が高いと思われるこういう場所にこそ、ちゃんと案内を掲示すべきではないのだろうか…。

そういえば、少し前までこの乗り場は、停留所名や行先案内が手書きで書かれた非電照式のバス停であり、都会にはややミスマッチで、それがある種の「味」を醸し出していたのだが、いつの間にか電照式のものに置き換わっていた。
非電照式の「キャナルシティ博多前」を撮っておけばよかったなぁ…とやや後悔。
(つづく)
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