Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

サラの鍵

2013-03-29 | 映画
ホッホさんお薦めの映画「サラの鍵」を観終えた。 それも今、二度目のエンドロールを見送り脱力している。 これは人が痛みと、どう向き合い、その後の人生を生きてゆくかという痛切な問いかけだ。 . . . 本文を読む
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春彼岸

2013-03-25 | 家族
退院後、初めての遠出は、春彼岸の墓参となった。 ちょっと肌寒い朝(病院の快適な環境に慣れて身体の温度センサーが怪しい) 県南西部の父母の眠る河口の街を目指す。 . . . 本文を読む
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9条どうでしょう / 内田樹、小田嶋隆、平川克美、町田智浩

2013-03-22 | 
憲法9条…正直あんまり触れたくない話題だった。 改憲を声高に言い募る人たちの論調には、いつも胡散臭さがつきまとう。 だからと言って護憲という立ち位置にも偏狭さを覚える。 リアルポリティクスのど真ん中は、どちらに転んでも面倒な話題となってしまう。 . . . 本文を読む
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やっと退院

2013-03-19 | 生活、環境
今日、主治医から退院の許可が下りました。  22日の金曜日から体重の1/2を掛けても大丈夫ということで、  翌23日土曜日の退院が決まりました。 . . . 本文を読む
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インパラの朝 / 中村安希

2013-03-18 | 
旅の終わりの風景を、なんと表現したらいいのだろうか?  あの白とびしたような色を失った風景は…この三日ばかり中村安希の歩いたユーラシア大陸からアフリカ大陸をめぐりポルトガルのロカ岬へ至る  (それは沢木耕太郎の深夜特急の終着点でもあった)47カ国684日の長い旅の風景を、  息をつめて見つめ続けてきた。 . . . 本文を読む
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エンジェル・エンジェル・エンジェル / 梨木香歩

2013-03-15 | 
入院一カ月を過ぎると色々みえてくるものもある。  同じ病棟でも長期入院は、高齢者が多く、それもおばあさんの姿が目につく。  先日、木曜日は毎週恒例の体重測定の日で、  館内アナウンスがナースステーション前に各自集まることを告げる。 . . . 本文を読む
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東北発の震災論 / 山下祐介

2013-03-12 | 
内田樹は情報を評価するときに最優先の基準は「その情報を得ることによって、  世界の成り立ちについての理解が深まるかどうか」ということに尽きると言う。 . . . 本文を読む
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十河嘉彦写真展 / 道後の花鳥風月

2013-03-11 | 写真
菅さんの知人、十河嘉彦さんが松山市道後公園内の子規記念博物館で写真展を開きます。 . . . 本文を読む
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渡りの足跡 / 梨木香歩

2013-03-06 | 
すっかり春めいてきたみたいだ。 病院の窓越しに射す光も、心持ち柔らかくなった印象。 すくすく膨らむ野辺の若草のように、委縮して色を失っていた患部が 日増しに血色を取り戻し自己主張し始める。 「早く外へ連れてゆけ」と。 . . . 本文を読む
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エストニア紀行 / 梨木香歩

2013-03-03 | 
病室の窓から石鎚が見える。 大型スーパーの立体駐車場の建屋越しに山並みがポカリと浮かぶ。 今朝は、オレンジ色の空に棚引く雲を纏い山並みから朝日の昇る なかなか壮観な眺め。 そして窓の外には、一日すっきりした青空が広がる。 やっと退院の見通しがついた。 . . . 本文を読む
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