「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2014年8月31日(日) 今日の竹浦

2014-08-31 16:04:33 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:南東の風  うねりあり

気温:24℃  水温:22.5~24.5℃

透明度: 水面付近 1~2m  水深10m付近  4~6m

                秋の空になった 今日の竹浦

 今日も昨日と同じメンバーで竹浦で2ダイブしてきました。空にはきれいなウロコ雲浮かんで最高の天気だが、海はうねりが入ってアゴ島には行けず弁天島のみのダイビングだった。

 弁天島でも、クチバシカジカやダンゴウオの幼魚4個体、そしてクロアナゴからスナビクニンまで観察できた。しかし、クロアナゴとクチバシカジカの写真は撮れなかった。

 うねりが入った 今日の弁天島

   

                今日観察したダンゴウオの幼魚

 久しぶりに撮影した ホホウロコカジカの仲間(体長 3cm)

 弁天島のスナビクニン

          今年の1月に人工採苗で育てた稚ボヤの養殖棚

 5mm程度まで育った稚ボヤ(2~3年後に水揚げされる)

 


2014年8月30日(土) ナイトロックスでダイビング in 竹浦

2014-08-30 15:47:37 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもりから晴れ

海況:東よりの風  多少波あり

気温:24℃  水温: 24.5℃ 場所によって 21.3℃

透明度:水深 8mまで 2~3m  水深 10m以深 5~6m

                  今日の竹浦港(午前中)

  午後からスッキリと晴れ上がった

 今日は、仙台のアリエルチームと竹浦のアゴ島で2ダイブしてきました。午前中はどんよりとしたくもり空だったが午後からはスッキリと晴れ上がった。透明度は、川水の影響もあって悪かったが、ナイトロックス使用で60分オーバーの生物探索ができました。結果は、ダンゴウオの幼魚 6個体とクチバシカジカの成魚、フサギンポなどとクロアナゴや久しぶりにスナビクニンを見てきました。

   久しぶりのピンク系ダンゴウオの幼魚

   今日のクチバシカジカの成魚

  フサギンポは定位置に

  体長 1m(推定)のクロアナゴ

  アリエルの小玉さんが見つけた スナビクニン

 明日も竹浦でダイビングする予定です。

 

 


2014年8月24日(日) 突然 ニホンカモシカが現れた!! (竹浦港)

2014-08-24 15:25:33 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西の風 弱く 凪

気温:30℃  水温: 水面付近 24.5℃  水底 20.2℃

透明度:4~6m

 

         竹浦港に現れた特別天然記念物の「ニホンカモシカ」

 今日は、ダイビング準備中に突然ニホンカモシカが現れた。山側の海岸を歩きながら時折立ち止まりダイバーを見つめてからゆっくりと山へ帰って行った。

 さて、今日の竹浦の海は、透明度がやや回復ものの、まだまだ川水の影響が残っている。アゴ島では、クチバシカジカの成魚やダンゴウオ幼魚、フサギンポなどとウマヅラハギの幼魚を観察できた。また、弁天島では、クロアナゴが4匹いたが、いずれもパイプの奥にいる為、写真が撮れなかった。

 今日は姿を見せてくれたクチバシカジカの成魚

 フサギンポは3個体観察

   今日のダンゴウオ(赤系の幼魚 6個体のみ)

  安全停止をしていると潜降ロープにウマヅラハギの幼魚が・・・


2014年8月22日(金) ガレキの回収とテレビ取材 in 竹浦

2014-08-23 10:07:27 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:南よりの風 ベタ凪

気温:27℃  水温: 湾内 23.7℃ 沖合 19.9℃

透明度: 湾内 0.2~1m  沖合 4~5m

 今日はガレキの回収作業の為、竹浦の湾内や沖合のマボヤやホタテの養殖施設で潜ってきました。参加したダイバーは、竹浦ダイビング協議会(三陸ボランティアダイバーズ・アリエル・ハイブリッジ・バックロール)のメンバー7名です。テレビの取材もあって透明度の悪い中、湾内を約1時間かけてガレキの回収をしました。

    今日 回収したガレキ(和船・マット・シート・漁業用水槽・洗濯機など)

 引揚げたマットには ナマコやヒトデが付着していた 

 破損した和船の船底   船首部分を引揚げ

 川水の影響で透明度が悪い(ホタテの養殖)  マボヤの養殖

 鋭い目で小魚を狙うクロソイ(体長 約40cm)

 湾内には体長 20~30cmのマコガレイが・・・

                   みなさん 大変お疲れ様でした。

 まだまだ湾内などには、多くのガレキ化したものがあります。今後もこの活動を続けて行きたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

 

 

 


2014年8月17日(日)  テレビの撮影などで桐ヶ崎へ

2014-08-18 07:28:03 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり時々小雨

海況:南の風弱く ベタ凪

気温:20℃  水温: 水面付近 20.5℃  水底 19.0℃(水深30m)

透明度:上層部 2~3m  水深5m以深 8m

        今日の桐ヶ崎(沈下させた銀ザケの養殖施設の場所)

 今日はテレビ取材の水中撮影の為、桐ヶ崎で潜ってきました。水面付近の透明度は、川水の影響もあってやや悪いが、中層域からの透明度は回復している。

 取材終了後、いつもお世話になっている銀ザケ養殖施設を観てきました。この施設は、可動式の新型養殖施設で水面温度が高くなる夏場には沈めて養殖する。しかし、銀ザケは暑さが苦手で生き抜くのが大変だ。今日はまだ100匹ぐらいは元気に泳いでいたがいつまで元気でいられるかわからない。

                   浮上時の銀ザケ養殖施設

 水深12mまで沈めた養殖施設

 5日間で死んだ銀ザケ(約200匹)  

 オキタナゴの群れが・・・・・ (水深26m)