弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

私が残した 最後の事件 7年半ぶり 今日判決

2024年03月07日 08時42分50秒 | 大分
大分地裁部総括として最終年の夏休み前後に、仮処分と同時に提訴された本案訴訟の判決。
後任の多数の裁判官には多大の御苦労をおかけしてしまったようだ。

https://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/detail?id=16040&list_id=358,360,359,361,362,363,364,365,366,367,368

転勤までの 半年間で「仮処分出せ」と 言うけれど

2024年02月20日 08時01分47秒 | 大分
私の名前で検索すると、どうしてもこの記事が上位に出て来てしまう。
「裁判官は弁明せず」の法諺もあって品が無いようにも思えたので沈黙してきたが、私の名誉の問題もあるので、この際、反論しておきたい。
https://facta.co.jp/article/201706039.html

大分地裁部総括3年の期間も残すところ半年余りとなった時期、段ボール何箱もになる大量の申立書類が届いた。
その瞬間、在任中の決定はほぼ絶望的と思わされるほどの分量だった。裁判官は常に百件以上の事件を担当していることを忘れないでほしい。いくら重要な事件といっても、市井の通常の事件に対して特急列車並みの優先通行権があるわけではない。
ましてや、合議事件としない訳にはいかないから、裁判長の意見だけで進められるものではない。
そもそも、本案訴訟の最高裁判決と同じ効力を直ちにもたらすような極めて重大な仮処分を、無担保でそう簡単に出せるものではない。

申立書では、多数の争点を総花的に展開するだけで、いわゆる勝負所の設定すらしていなかった。その後の法廷で、弁護団の重鎮は「どの争点でもいいから裁判所が選んで直ちに勝利決定を出してほしい」などと宣うた。

裁判官もスーパーマンではないし、ましてや、大量の情報処理を瞬時に行える量子コンピュータでもない。
この件には限らないが、勝機をみすみす逃してしまうような「戦略」なき弁護団が目立つことは、弁護士任官者として甚だ残念に思っている。

梅沢富美男の「一人十色」シュレッダーに かけちゃった

2023年05月20日 08時32分09秒 | 大分
大分地裁 永久保存指定の裁判記録を保存期間満了を理由に廃棄|NHK 大分県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20230519/5070015781.html
おそらく6件の最後に、私が大分地裁で裁判長として原告勝訴判決を言い渡した住民訴訟の記録も含まれるはずだ。
もっとも、私は特別保存判断をした記憶が全く無く、私への調査も無いので、後任者が上級審から地裁に戻った一件記録につき一括して判断したのではないかと想像している。
この判決は、熱中症で倒れた剣道部員の死亡に対する顧問教諭の重過失を認め、既に遺族に賠償した市が同教諭への求償権を行使すべきとしたもの(福岡高裁でも支持されて確定)。全国的に先例が皆無に等しい判断で、判例誌のみならず、例えば「季刊教育法」の特集やテレビドキュメンタリー等でも繰り返し取り上げられてきたので、先行した関連訴訟の記録も含めて特別保存指定したのならば、もちろん極めて妥当な判断。
にもかかわらず、こんなレアケースの廃棄ミスが起きたのは、特別保存自体が地方の地裁ではレアケースになっていて(地方の地裁判決が「全国紙2紙以上の全国面に掲載された場合」との基準に該当すること自体が数年に一度以下のレアケースである。)、特別保存制度の存在が、裁判所職員全体に周知徹底されていなかったためではないかと考えている。

別府温泉 値上げをしたよ(そうなの?)それでも 330円

2022年11月20日 23時06分25秒 | 大分
今日の笑点は先週に続いて大分市から。
お題に都々逸が久しぶりに出た。

少し前の西日本新聞の記事から。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/562971/

猿が戻った「高崎山」に 客は戻らず「おお痛」県

2019年11月12日 20時38分43秒 | 大分
(写真)大分市の高崎山の現状が気になって調べてみた。昨年秋頃、猿を減らすために餌を減らしたところ、猿たちが「ストライキ」を決行して、山から降りて来なくなったと聞いていた。
幸い、冬をまたいで、また餌を食べに降りて来てくれるようになったそうだ。
しかし、韓国人観光客が激減。別府温泉などは深刻な打撃を受けているという。
大分空港からも、韓国便を含む国際便が無くなってしまったという。

嘉風引退 弟弟子の 金星「友」の 目に涙

2019年09月16日 18時56分21秒 | 大分
大相撲の嘉風関が引退。
発表の直後に弟弟子の友風関が横綱鶴竜から金星を上げ、男泣きしていたのが感動的だった。
引退会見によると、原因となった怪我は、出身地の大分県佐伯市のPR行事で渓流下りに参加した際のものだったという。
故郷とファンを人一倍大切にしていた嘉風らしい結末となってしまい、残念ではあるが、親方としての活躍に期待したい。

おんせん県では 悪戦苦闘 滑って転んで 大分県

2019年07月16日 23時00分25秒 | 大分
久しぶりに大分県の奮闘のニュースに接した。
離任して2年余りの間に、別府には有名ホテルチェーンが複数進出し、活況を呈しているらしい。
数年前ほどではないが、大分県のPR動画も相次いで評判を呼んでいるようだ。
そろそろ再訪してみたくなった。

別府以外に 続編あるか?「サンドのお風呂 いただきます」

2019年04月13日 10時38分45秒 | 大分
NHKの新番組から。
初回から2週連続で別府の民家数軒を訪ね、自宅の温泉に入れてもらっていた。
大分トリニータのベルガー元監督の息子さんが、地元女性と結婚して建てた家の温泉も登場。
心配は、同様に自宅温泉が豊富にあるような温泉地があるのかという点。
次回は鬼怒川温泉というのだが。
(写真)名古屋名物のサンド。
熱いコーヒーに、別府の熱い湯を思い出した。
今日は「喫茶店の日」だそうな。

試合運びの 巧拙が出て 流れる「こうせつ 流」校歌

2019年04月01日 08時23分42秒 | 大分
選抜高校野球で、大分・明豊高校が初のベスト4に。
地元出身の南こうせつ(本名・南高節)が作った校歌が評判になっている。
(写真)別府湾の夜景

そうかしまった!元J3に 初戦で敗れて おおいたし!

2019年02月24日 14時26分22秒 | 大分
Jリーグ開幕戦で、J2から昇格したばかりの大分が鹿島を破った。
鹿島は去年のアジア王者。
対して大分は3年前にはJ3に降格していた。
開幕前の順位予想でも軒並み最下位か降格ラインの評価だった。
立派な番狂わせだ。
台風の目になってほしい。

登頂断念 似て非なるもの「吉四六さんの 天のぼり」

2019年01月21日 22時06分27秒 | 大分
吉四六さんは、最初から天にのぼる気はなかったのが明らか。
(写真)それでも頓知話として愛され、地元大分にはモニュメントも建っている。

だいぶ有名「大分」県を 検索したなら「村八分」

2018年09月18日 23時56分09秒 | 大分
大分県弁護士会が今年、通算3件目の町内会「村八分」に対する人権救済措置(勧告)をし、全国的に報道されたという。
その効果で、しばらく「大分」で検索すると「村八分」が上位に表示されたそうだ。
(写真)宇佐八幡宮

「今年初めて 生まれたサルに 名付けたそうだね」「ソダネ」

2018年05月15日 18時19分48秒 | 大分
小噺風どどいつ。
大分市の高崎山の恒例。
今年の命名は「ソダネ」だった。
(写真)4年前に大分に赴任して最初に訪れたのは、伝記も出版されている伝説のボス猿、ベンツを偲ぶ展覧会だった。

大分地裁の「日中戦」は 日田支部vs. 中津支部

2017年12月20日 21時26分45秒 | 大分
大阪での大分会を開催。
大分地家裁勤務経験者の集まりである。
そこで初めて「日中戦」なるものの存在を知った。
両支部対抗のソフトボール大会だという。
(写真)大阪に引っ越してから大分には遊びに行けないままだが、近くで大分関連の展覧会があると見に行っている。

引越し直後に「生さだ」が来て そばで見られず おおいた県

2017年11月26日 17時15分32秒 | 大分
昨晩のNHK「今夜も生でさだまさし」は大分県立美術館の一階アトリウムからの生中継だった。
今年3月までだったら、ガラス張りの臨時スタジオを外から間近に見られたのに、残念。