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giselle l.cuthbertson








ロイヤル・バレエで昨夜は
ローレン・カスバートソン(Lauren Cuthbertson)のジゼルを。


ロンドンに出るのはどうなのか、と思いながら出てみたが、
(表面上は)意外に何もかもが通常運転で、
それがありがたくもあり、悲しみを誘うようでもあり、
この世は何が起ころうがこうして継続してくのだな、と思うと


ジゼルの最後の踊りが泣けた。
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日本の親友への手紙




ご心配いただき、恐縮すると同時にとてもありがたいです。

朝からベルギーとメールが行き交っていまして、おかげさまで友人親戚に巻き込まれた人はいない模様です。
友達の旦那さんの同僚があの地下鉄の駅に居合わせ、ショックを受けているという話は聞きました。


去年のパリのテロの現場は、わたしが遊びに行くような場所から微妙に外れていたのですが、今回のブリュッセルのは、飛行場も地下鉄も馴染みの深い場所であり、どの写真を見ても「ああここ!」とすぐ分かります。
地下鉄の線、ブリュッセルのメインといってもいい線なんですよ。ビジネス街ど真ん中。


欧州の人間は、まともな人であれば、テロがまた起こるだろうことは誰もが予想していたと思います。
ISが卑怯だからというよりは、報復などと勇ましいことをいう政府に対する不信感、グローバリズムになじまない世界が実在することへの気づき、格差社会の閉塞感、中東分割や代理戦争をさせてきたことに対するうしろめたさ...などから。


EUやNATOがあるとはいえ、ベルギーのような地味な国を狙うなら次のターゲットはロンドンでしょうか。
インパクトを狙うならユーロトンネルかユーロスター...物理的にも心理的にも英国を欧州から切り離すのを狙うのではないかと思います。
一方で、彼らにはもう資金がないという噂もあり、今回のは段取り完璧なオペレーションというより、最後っ屁という可能性も?

どちらにせよ、この事件がきっかけで英国が欧州から離脱したとなるとテロの勝利ですから、英国民にはよく考えてほしいです。



明日も明後日もロンドンへ行きますし、復活祭の今週末からはパリとブルージュで過ごすつもりなのです。
不安なのか、不安でないのか、自分でもよくわからなくなってきました。

ユーロトンネル(車で海峡を渡る海底トンネルの方ね)の入り口は、昨今、英側も仏側も何重にもフェンスが築かれ、高速道路をウロウロ歩く男たちや、ごっつい武装の兵士も見かけます。
わたしがフェンスの内側にいるのはほんの偶然なのに...と思うと、ものすごくシュールですよ。
わたしが例えばシリア人で子供がいるとしたら危険を冒してでも欧州を目指すでしょうしね...


日本のネットの書き込みを見ていると、ブリュッセルがどの国の首都で、地理的にはどのあたりに位置して、どんな言語が話されているか不案内な発言が多く目につき、欧州って日本からはやっぱり遠いんだなあというのが印象的でした。


......


ご心配くださったみなさま、ありがとうございます。誰かが誰かを「気づかう」、これこそが世界を救うのではないかと思いました。
上は年上の親友へ書いた手紙の部分を抜き出しました。
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リエージュ・ワッフル








いつもは面倒なので、いわゆるアメリカンタイプのワッフル
(イーストなしのホットケーキのような生地)を焼くのだが

今回は、賞味期限切れ間近のドライイーストを使い切るべく
リエージュワッフルを焼いてみた。
もちろんごろごろのパールシュガー入りで!

ブルージュに住んでいるときは、
2分歩いたら抜群においしい焼きたてワッフルが買えたため
家で発酵させてつくろうなんて思いませんでしたけど...

ブルージュの街角で立ち食いするようなものができた!

わたし、英国でベルギーワッフル屋台が開けるかも!
今までカツサンド屋とか、たこ焼き屋とか、
妄想の店は何回も出品してきたのでそこだけは任せて頂戴。


形がいまひとつなのは、大きめのワッフルマシーンを使って
リエージュワッフルの形に焼きたかったから...


イースタの休暇に帰省する際には(もう今週末ですね)ブルージュのイースト
(ブルージュのリングを走るとイースト工場から匂いがすることがある)や、
パールシュガーも忘れず買おう!

ワッフル立ち食いも楽しみ...
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