フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

告白 コンフェッション

2024年06月02日 | 映画鑑賞

監督 山下敦弘

 

 

 

大学の山岳部OBで親友同士の浅井啓介(生田斗真)とリュウ・ジヨン(ヤン・イクチュン)は、登山中に猛吹雪に見舞われ遭難する。大けがをして死を覚悟したジヨンは、かつて登山中に行方不明となり、事故死とされた同級生・西田さゆりは自分が殺害したのだと告白。長年抱えてきた罪の意識から解放されるジヨンだったが、その直後、事態は急転して二人は一命を取り留める。山小屋で救助隊が来るのを待つ間、二人の間には不穏な空気が流れ始める。

 

 

 

最初の告白から山小屋に辿り着き、助かった~!・・・・ってなる辺りがちょっと陳腐かな?

 

 

その後、何となくのわだかまり、感情の駆け引きまでも嘘くさいし、無理矢理対立させる状況作りってのがわざとらしいんだよなぁ。。。。。

 

 

二人の戦いが始まってからはドキドキハラハラ感はあったと思います。

 

 

見せたいシーンは上手く表現できていたのではないでしょうか。

 

 

オチもまあまあ、落ちるところに落ちたかなって感じですかね

 

 

個人的には家でDVD鑑賞くらいが丁度良かったかな?

 

 

 

 

 

こちらも山下監督作品です

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ボブ・マーリー:ONE LOVE

2024年05月28日 | 映画鑑賞

監督 レイナルド・マーカス・グリーン

 

 

 

1976年、カリブ海の小国・ジャマイカは二大政党が対立し、不安定な国内情勢に揺れていた。若くして国民的アーティストとなっていたボブ・マーリー(キングズリー・ベン=アディル)は、政治闘争に巻き込まれて銃撃を受けるが、その2日後にはけがを押して「スマイル・ジャマイカ・コンサート」に出演する。その後彼はロンドンへ逃れつつ、アルバム「エクソダス」の発表やヨーロッパツアーを経て、世界的スターとなる。その一方で母国ジャマイカの政情はさらに不安定になり、内戦の危機が迫っていた。

 

 

 

ボブ・マーリーの半生の上澄みをさらった感じの映画ですかね

 

 

深みは一切ないのですが、彼を知らない若い世代には取っ付きやすい映画じゃないっすかね

 

 

入り口的な映画かな?

 

 

ただね、予告の文言「唯一無二の本物・・・」じゃねーわ!

 

 

他のミュージシャンに失礼だし舐めんなよ!

 

 

それはまあいいとして、個人的にはもっとライブシーンが見たかったかな。。。

 

 

作曲シーンはあるんだけど、肝心のライブシーンは少なめなんだよね

 

 

あの伝説のライブはエンドロールの解説で終わっちゃうし、上映時間が短めな分、もう少し長くしてライブシーンを足して欲しかったな・・・・・。

 

 

ボブ・マーリーに興味を持つには良い映画ですが、既に知ってる人には物足りない映画かな?

 

 

 

 

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関心領域

2024年05月27日 | 映画鑑賞

監督 ジョナサン・グレイザー

 

 

 

ナチスドイツ占領下にあった1945年のポーランド。アウシュビッツ強制収容所で所長を務めるルドルフ・ヘス(クリスティアン・フリーデル)と妻のヘドウィグ(ザンドラ・ヒュラー)は、収容所と壁を隔てたすぐ隣の家で暮らしていた。収容所からの音や立ち上る煙などが間近にありながら、一家は満ち足りた日常を送っていた。

 

 

 

予告ではもっとおどろおどろしい音楽と共に、怖い映画を連想させる感じだったけど、実際は淡々と平穏な生活が映し出されるだけの退屈な映画です。

 

 

とはいえ、壁を隔てた反対側で聞こえる銃声や怒号、泣き叫ぶ声、人を焼いていると思われる煙突からの煙や炎の影・・・・。

 

 

最初は気になるけど、気付くと特になんとも思わなくなる怖さ。。。。

 

 

主人公家族の妻と言えばこの家が理想と言い出し、夫を単身赴任させてしまうほどの関心の無さ。

 

 

まさに関心領域でした。

 

 

そして、突然現れるエンドロール、ここで我に返り、急に鳥肌が止まりませんでした。

 

 

やっぱり我に返ると怖かったんだと思い知らされました。

 

 

ただただ淡々と何を観させられているんだと思いつつ、時々出る場違いな音楽。

 

 

音響賞も頷けます。

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胸騒ぎ

2024年05月20日 | 映画鑑賞

監督 クリスチャン・タフドルップ

 

 

 

デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、休暇で訪れたイタリアでオランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会って意気投合し、楽しい時間を過ごす。数週間後、ビャアンたちはパトリック夫婦に招かれ、人里離れた彼らの家で週末を過ごすことにする。再会を喜んだビャアンとルイーセだが、パトリックたちと会話をする中で言いようのない違和感を抱き、さらに独特な歓待を気味悪く感じるが、週末まで耐えようと考える。

 

 

 

「胸騒ぎ」っていうタイトルが全然違うんだよね。。。

 

 

原題で出してくれればもっと感情移入できたんだけどな

 

 

もっと息子のアーベルに違和感を感じたかったのに、それを感じられなかったのが残念過ぎるね。

 

 

不気味さを感じる家族ではあるが、それにしても弱すぎる主人公家族に突っ込みどころは多いけど、それなりに面白さはあったかな?

 

 

子供の対応はそれでいいのか?

 

 

甘すぎるような気もするが、母親のヒステリックに見る娘の性格、あるあるだよね

 

 

躾ってやつですか。。。。。。。

 

 

もっとシンプルでいいと思うんだけどな

 

 

 

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猿の惑星 キングダム

2024年05月19日 | 映画鑑賞

監督 ウェス・ボール

 

 

 

ウイルスの流行により、地球の支配者が人間から猿へと変わった世界。独裁者のプロキシマス・シーザーにより村と家族を奪われたノア(オーウェン・ティーグ)は、かつて猿と人間が共存していたことを知る。ある日、ノアは人間の女性ノヴァと出会い、プロキシマス・シーザーたちが築こうとしている帝国に疑問を抱くようになる。

 

 

 

なんだろね、なんか考えさせられたわ。。。。。

 

 

猿と共存?・・・・対等なら対立は起こるよね。

 

 

種の本能をどこまで許容できるのか。

 

 

ラストシーン、彼女が後ろ手で持っていた物に人間としての寂しさを感じました。。。

 

 

集団の強さにも違和感はあったよね

 

 

この映画を観ていて思ったんだけど、そりゃ人種差別はなくならないよね

 

 

ただ、日々を平穏に暮らせればそれで幸せであることに変わりはないと思えば、この世界は望みはあると思うんだ・・・・。

 

 

 

 

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ゴジラ×コング 新たなる帝国

2024年05月08日 | 映画鑑賞

監督 アダム・ウィンガード

 

 

 

巨大生物の調査研究を行う未確認生物特務機関「モナーク」が、異常なシグナルを察知する。モナークが警戒を強める中、かつて激闘を繰り広げたゴジラとキングコングが現れ、再び戦いを繰り広げる。さらにゴジラとキングコングそれぞれがテリトリーにする地上世界と地下空洞の世界が交錯し、新たな脅威が出現する。

 

 

 

「髑髏島」から追って来てしまったんで今作も観てきましたよ

 

 

まさかゴジラに繋がってくるとは驚いたんですけどね、流石にもう長いわ!

 

 

そんで今作、突っ込みどころ多すぎじゃ!

 

 

多少のオマージュなんかも感じたけど、だからなんだよ感は否めないでしょ。。。

 

 

続編はもう止め時じゃね?

 

 

どうしてもやるんならネトフリとかでよろ

 

 

だって映画でやっちゃったら観に行かなきゃじゃん

 

 

 

 

 

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マリウポリの20日間

2024年05月05日 | 映画鑑賞

監督 ミスティスラフ・チェルノフ

 

 

 

2022年2月、ロシアがウクライナ全土への侵攻を開始する。中でも同国東部に位置するマリウポリで、AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは仲間と共に取材に当たる。ロシア軍の執拗(しつよう)な攻撃によって食料供給ルートや通信の遮断、断水が生じ、マリウポリは孤立していく。各国メディアはマリウポリから脱出するが、チェルノフたちはロシアによる残虐行為を命懸けで記録し続ける。しかし彼らにも危険が迫り、記録した映像を世界に伝えるためウクライナ軍の援護を受けながら彼らも市内からの脱出を目指す。

 

 

 

戦争は静かに始まっていく・・・・・

 

 

民間人は安全と思っていたのに、民家がどんどん攻撃されていく様をどういう感情で見ていればいいのか。

 

 

小さな子供が病院に運び込まれるが、医師や看護師が涙を流しながら救おうとする。

 

 

流れる涙を抑える事ができず患者に背を向けてしまい、そこには動かなくなった小さな体が横たわるのみ・・・・・。

 

 

泣き崩れる母親や父親。。。。。。

 

 

この映画は基本病院での撮影が多いのでそのような場面が多いのだが、きっとその方が人々の心を動かしやすいのでしょう。

 

 

何故、戦争ははじまるのか・・・。

 

 

正義とはなんなのか・・・・。

 

 

鑑賞するには勇気のいる映画だとは思いますが、もし機会があったら触れてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

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パストライブズ

2024年04月27日 | 映画鑑賞

監督 セリーヌ・ソン

 

 

 

ソウルに暮らす12歳のノラとヘソンはお互いに惹(ひ)かれ合っていたが、ノラが海外に移住したことで離れ離れになる。12年後、ニューヨークとソウルでそれぞれの道を歩んでいた二人は、オンライン上で再会してお互いへの思いが変わっていないことを確かめ合うが、すれ違いも起こしてしまう。さらに12年が経ち、36歳になったノラ(グレタ・リー)は作家のアーサーと結婚していたが、ヘソン(ユ・テオ)はそれを知りながらも彼女に会うためにニューヨークへ向かう。

 

 

 

切ない。。。。。。。。

 

 

なんて残酷なんだよ。。。。。。。。。。

 

 

でも、そういうものなんだよな「縁」ってさ。

 

 

男は弱くて女は強いとは言うけれど、あの彼女の表情、ファーストインプレッション、男達はどう判断すればいいのか分かるわけねーじゃんか。

 

 

そもそも男の気持ちを分かりつつも会いに来る彼女、それを容認するしかない夫、選択肢なんてないんだよ。

 

 

そして、いきなり距離を置きたがるのは大抵女なんだ。。。。

 

 

男には意味が分からない。

 

 

それは終わりなのか?・・・・答えはすでに出てるのか?・・・・そしてそれを受け入れるしかないのか?

 

 

ラストシーン、僕が監督なら車に乗る男側を撮り続けるだろう。

 

 

そうではなかった理由に・・・・なるほど、そんなシーンが撮りたかったのか。

 

 

この監督、絶対男だな・・・・と思ったら女性かい!

 

 

この映画には脱帽です。。。。。。

 

 

アカデミー賞ノミネートも頷けますよ。

 

 

全ては二人の表情と、夫の台詞でノックアウトでした。

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オッペンハイマー

2024年04月19日 | 映画鑑賞

監督 クリストファー・ノーラン

 

 

 

ドイツで理論物理学を学び、博士号を取得したJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)は、アメリカへ帰国する。第2次世界大戦中、極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加した彼は、世界初の原子爆弾の開発に成功する。しかし実際に原爆が広島と長崎に投下されると、その惨状を知ったオッペンハイマーは苦悩する。冷戦時代に入り、核開発競争の加速を懸念した彼は、水素爆弾の開発に反対の姿勢を示したことから追い詰められていく。

 

 

 

原子爆弾の開発に従事するロバートは仕事熱心で天才的で素晴らしい人間だとは思う・・・・

 

 

なのだが、その開発の成功が今後どのような影響を及ぼすのかを考えると、日本人としてどのような感情で映像を観たらいいのか。。。。。

 

 

正直、苦しいよね。。。。。

 

 

投下した国のご都合演出も感じなくもないが、日本への配慮も多少感じたのは救いかな?

 

 

結局この物語はその後がメーンだったりするからまた話が違ってきたりするんだけどね

 

 

最後はエミリー・ブラントに持って行かれた感は否めませんね

 

 

逆にフローレンス・ピューは・・・・脱ぎ損?

 

 

 

 

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プリシラ

2024年04月18日 | 映画鑑賞

監督 ソフィア・コッポラ

 

 

 

1959年。14歳のプリシラ(ケイリー・スピーニー)は、アメリカ軍将校の父の転属によって西ドイツに暮らしていたが、異国での生活になじめずにいた。あるとき、兵役で赴任していたエルヴィス・プレスリー(ジェイコブ・エローディ)と出会った彼女は、彼と恋仲になる。エルヴィスは兵役を終えて帰国するが、2年後にプリシラをメンフィスの自宅に招き、交際に反対する彼女の両親を説得して同棲生活を始める。高校卒業後、ついにエルヴィスと結婚したプリシラだが、彼女の心にある思いが芽生える。

 

 

 

一人の女性の成長と自立の物語・・・・なのか?

 

 

面白くなかったわけではないんだけど、薄さが否めないんだよな。。。。

 

 

ソフィアは何が撮りたかったんだろう・・・・

 

 

シンデレラストーリー? 現実感? 挫折?

 

 

一つ一つが分からなくもないが、それら全てにおいて中途半端なプリシラの心の動きに、感情移入できないんだよなぁ。。。

 

 

一番は引き金を引いた瞬間を見極められなかった

 

 

だから男ってダメなんすかね?

 

 

一つ言える事は、ケイリー・スピーニーは良い女優さんに成長するでしょうね

 

 

 

 

 

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