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最後の、上砂川町「北の創造者達展」

2007年06月30日 20時01分17秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞6月29日「南空知版」の記事から。

 【上砂川】文化活動によるまちおこしを目指すグループ創夢会(歌丸尚会長)の作品展「北の創造者達展'07」が29日、旧上砂川駅舎で始まった。これを最後に同会は解散し、10年に及んだ活動に幕を下ろす。
 同会は元炭鉱マンや自営業者など町民有志が1998年に結成した。流木や鉄くずといった廃材で制作したオブジェの作品展や、町の炭鉱遺産を語り継ぐため、坑内で使われたシャベルやランプ、写真などの展示を行ってきた。
 会員は最盛時に30人を超えたが、現在は22人。若い会員がやめていく一方で高齢者が多くなり、今後の展望が見えないとして解散を決めた。歌丸会長は「やり残したことはあるが、限られた予算と人員で精いっぱいやってきた。今年は活動を始めて10年目の節目にあたることもあり、決心した」と話している。
 最後の作品展は石炭画家早川季良さんが炭鉱の道具とズリ山の炭粉を張り付けて制作した石炭画(コールレリーフ)や炭鉱全盛期の街並みの写真、町民が使っていた日用品など合わせて50点が並ぶ。初日は会の解散に名残惜しそうな町民らが訪れ、小雨が降る中、静かに作品に見入っていた。
 7月1日まで。30日と1日の午前11時からは焼き鳥やビールなどを販売するバザーも開く。


 さびしいですね。
 道内では、いちばん長続きしていた野外展でした。

2003年の展覧会




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