北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■こあやこてん ボダニカル (2023年5月7~31日、札幌)

2023年05月31日 09時55分21秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 ko-aya (こあや)さんはここ数年、精力的にグループ展に参加していますが、個展は珍しいです。  最初に案内状を見たときには「ボダニカル」は「ボタニカル」の誤植かと思いましたが、「ボタニカル」と「ボーダー」をかけあわせた造語とのこと。  「ボーダー」は「境界性パーソナリティ障害」の一部だと思いますが、ここでは深入りしません。      会場はサッポロファクトリー3条館のウォールギャラリー。 . . . 本文を読む

らいらっく・ぎゃらりぃ(北海道銀行本店)今年末閉鎖し移転へ

2023年05月30日 19時33分21秒 | 情報・おしらせ
 話を聞いていてほったらかしにしていたらブログ「散歩日記 XX」に抜かれてしまいましたが、北海道銀行本店(札幌市中央区大通西4)の1階にある「らいらっく・ぎゃらりぃ」が今年いっぱいで閉まるそうです。  まあ、本店ビルたて替えの話が出たときに、こういうことになるだろうなあと覚悟はしていましたが。  あわてて公式サイトを見たら、pdf ファイルが上がってました( https://dogin-bunk . . . 本文を読む

2023年5月27日に行ったギャラリーは6カ所

2023年05月28日 10時02分25秒 | つれづれ日録
 土曜ですが、午前中は道立近代美術館へ「トリック×イリュージョン!」関連イベントの講演会の取材。  早めに行って整理券をもらおうとしたら、係員の 「展覧会チケットがない人は入れません」 とつれない返事。  こないだ見ました…という人はどうすればいいんでしょう。  もう一度チケットを買って鑑賞する、という手もあるでしょうが、筆者はこの日さいふを自宅に忘れ、お金があまりありません(元々おっちょこちょい . . . 本文を読む

札幌市資料館へ。高田稔個展ほか。2023年5月5日(2)

2023年05月27日 13時03分00秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
(承前)  札幌市資料館では四つの展示が開かれているとサイトにあったが、そのうち一つは予定の午前10時になっても会場が開く気配がなかった。  冒頭から3枚の画像はいずれも「絵に描いた餅」展の会場風景。      数人のグループ展。  もちろん「絵に描いた餅」とは、慣用句なのだが、その通りの場面を出品者が描いている。  こういうばかばかしいことを大真面目に取り組む姿勢は、筆者はけっこう好きである . . . 本文を読む

2023年5月22~26日は3カ所

2023年05月26日 23時42分55秒 | つれづれ日録
 仕事が忙しくてブログを書く時間がないが、とりあえず平日に3カ所。  22日に北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーで札幌切り絵の会。  ここは、和歌などを取り入れた和風な作品からシャープなものまでいつもバラエティーに富んでいる。  24日に札幌森林公園駅前郵便局。  ここで見た「銅像と知る札幌の歴史」展については別項で紹介した。  26日に北海道教育大学HUGで「IBASHO」展。     . . . 本文を読む

銅像と知る札幌の歴史(~2023年5月26日、札幌)

2023年05月26日 06時47分00秒 | 街角と道端のアート
 北海道新聞2023年5月24日札幌市内版を読み、札幌市の観光ボランティア武石詔吾さん(79)が、厚別区の札幌森林公園駅前郵便局で写真展を開いていることを知り、あわてて行ってきた。  新聞記事には開始日が書いていないが、終了日は26日とある。  ATMコーナーではなく局舎内なので、午前9時~午後5時しか見られない。 (すみません。写真は勝手にこっそり撮ってきました。まずければ外します)   . . . 本文を読む

2023年5月21日。札幌→小樽市新光→深川→札幌(1)

2023年05月22日 21時40分20秒 | つれづれ日録
 あれこれ不安材料はあったが、朝8時に出発。  札幌駅バスターミナルから都市間高速バス「いわない号」に乗った。  札幌・小樽間のバスにはもう何度も乗ったが、「新光」で降りるのは初めて。  最終日の第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展へ行くのだ。  観光客が漠然とイメージする「小樽」は、実は市街地の一部で、電車で遊びに行く人には想像もできない住宅街が、旧市街の札幌寄りに広がっている。  小樽築港 . . . 本文を読む

アンラッキーな2023年5月20日は11カ所

2023年05月21日 18時12分59秒 | つれづれ日録
 5月20,21日は土日で会社は休み。だが、取材はしていたし、会社からの電話にも出ていた。  20日は小さなアンラッキーがいろいろ重なった日だった。  土曜なのでギャラリー巡りに出かけようと思ったが、やはり疲れがあったのか寝坊。しかも、土曜のバスの時刻を確認し忘れ、乗り損なった。  けっきょく、当初予定の1時間半遅れで出発することになった。   「中島公園入口」でバスを降りてト・オン・カフェ . . . 本文を読む

5月19日は2カ所

2023年05月20日 22時21分47秒 | つれづれ日録
 5月15~19日は、17日(水)に午後7時半ぐらいに帰ったのを例外として、帰宅が11時とか0時15分とかになってしまった。だいたい元気だったが、19日(金)に急に疲れがやってきた。  19日は朝イチで道立近代美術館に行き、「トリック×イリュージョン!」を見たが、またも出がけに会社から電話が鳴って、会社へ急ぐことになった。展覧会はとても面白く、いろいろな切り口から語れると思う。所要35分くらいで . . . 本文を読む

「朝里川 桜咲く現代アート展」会場に行くには

2023年05月19日 07時04分00秒 | ギャラリー、美術館への道順
 2021年から毎年5月に開かれている「朝里川 桜咲く現代アート展」。  会場は、小樽市新光5丁目の「ながら公園」と、隣接する「新光南会館」です。  告知が遅れて申し訳ないのですが、3回目の今年も5月13日(土)から21日(日)までの午前10時=午後5時(入場は30分前まで)開催中です。 19日は午後7時までオープンしています。  公園のほうは門があるわけじゃないので、朝早く行っても見られると . . . 本文を読む

とにかくだめな日々からの脱出

2023年05月18日 19時55分59秒 | つれづれ日録
 5月6日から14日まで、9日連続で展覧会鑑賞ゼロとは尋常ではない。  3日間寝込んだ後、15日からようやく体調も復活した。  15日はちょっと仕事を抜け出して、グランビスタギャラリー・サッポロで高橋弘子 作品展 「景勝幻視」(17日で終了)を見た。  16日は道新ぎゃらりーで野田恭吾展(16日で終了)を見たあと、市民ギャラリーに行き、搬入作業中の富田幸衛遺作展を取材。  18日は、自宅で . . . 本文を読む

とにかくだめな日々

2023年05月15日 20時16分23秒 | つれづれ日録
 連休終盤の2023年5月6日から14日までの9日間、足を運んだギャラリー・美術館は皆無だった。  5、6日は休みで、7日から出勤したのですが、多忙のせいかはたまた五月病のせいか? 週の後半には体調を崩し、11日(木)は早退。12~14日はほぼ寝て過ごした。  13日は美術館に講演を聴きに行く予定だったのだが。  睡眠以外に、過去の自分のブログや、野外彫刻巡りがものすごいブログ「かけらを集める . . . 本文を読む

道新ぎゃらりー、2024年春閉鎖へ

2023年05月12日 22時01分00秒 | 情報・おしらせ
 道新ぎゃらりー( http://gallery.doshin-cc.com/ )が来年春で閉鎖します。すでに関係者には連絡が行っています。  北海道新聞社の建設中の新社屋には、現在のようなギャラリーは併設しないようです。  道新ぎゃらりーは2003年10月20日、中央区北1西2の札幌時計台ビル(札幌市時計台の北側)地下にオープンしました。  当初のおも . . . 本文を読む

厚別区民センターに抽象派時代の原賢司さんの絵があった。2023年5月5日(1)

2023年05月11日 10時04分38秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(承前)  前項の記事が単なる箇条書きだったので、もう少し。  厚別区民センターは、朝9時からあいているので行ってみた。  小谷良さんの水彩絵画教室展。  小谷さんは、野幌の開拓記念塔を描いた絵を出品していた。横構図なのが、広がりを感じさせて良い。  塔の解体工事は着々と進んでおり、先日見たら、3分の2ぐらいの高さになっていた。  センターの2階に上る階段の踊り場に、絵が飾ってあった。  遊 . . . 本文を読む

■書香の森企画展示「ようこそ〈連環画〉の世界へ」 (2023年2月13日~5月12日、札幌)

2023年05月09日 21時26分32秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 北大大学院文学院にこんなスペースがあるのを、道新で読んで初めて知りました。  といっても、玄関の一角に、書棚と展示ケースがある小コーナーです。アートを本格的に展示するような場所ではありません。  公式サイトから引用します。 本展示では、北海道大学名誉教授・武田雅哉先生の所蔵する貴重な〈連環画れんかん が 〉の現物、および武田先生を代表とする「連環画研究会」の研究成果をご披露いたします。 〈 . . . 本文を読む