北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■大原美術館展 (2012年7月8日まで、札幌)

2012年06月30日 22時40分20秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 いまでこそ美術館はすべての都道府県にあり、めずらしい存在ではなくなっているが、戦後しばらくは、国内にも数えるほどしかなかった。神奈川県立やブリヂストンなどと並び、本格的な美術館として長い歴史を刻んできた大原美術館は、特別な存在といえる。倉敷の観光コースにも組み込まれており、これは本当かどうかはウラはとっていないのだが、関係者の間ではよく「入場料収入だけで運営が成り立っている日本で唯一の美術館」と . . . 本文を読む

6月29日(金)のつぶやき その1

2012年06月30日 01時10分35秒 | 未分類・Twitterまとめ他
00:06 from HootSuite (Re: @idisim) @idisim @kojikko 仕事を人に振るのも、必要な能力です(これ、マジで)。00:27 from HootSuite まあ、そうです。実は、自分も、振っても振っても、ほかから降ってくるという別のモンダイがありまして…w RT @kojikko: @akira_yanai @idisim 回す数が多くてもそれぞれ部署が . . . 本文を読む

■齋藤周「ひろいよみ」 ハルカヤマ藝術要塞

2012年06月29日 22時54分21秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前) Shu Saito “hiroiyomi”  また、前回のエントリから半月以上の間隔があいてしまって、申し訳ないです。  齋藤周さんは1968年生まれ、札幌在住。  複数のキャンバスを、床を含めた会場全体に配置したり、壁に直接描いたりして、平面インスタレーション的なアプローチを行い、精力的な制作・発表を続けている。  以前にも書いたが、北海道立体表現展と、ハルカヤマ藝術要塞の違い . . . 本文を読む

東川フォトフェスタ近づく!

2012年06月29日 01時23分45秒 | 情報・おしらせ
 ことしも、旭川のとなりで「写真の町」をかかげる東川町で、フォトフェスタが開かれます。  その件で、ボランティア大募集のメールが、フェスタにかかわっている写真家の浅野さんからとどきました。  許可を得て、コピペします。  札幌で、写真をやってる若い人たちとか、やってみてはどうでしょう。  有名人に、至近距離で会えるかもしれませんよ。 (以下引用) 皆様いつも大変お世話になっております。 本年 . . . 本文を読む

6月28日(木)のつぶやき その2

2012年06月29日 01時10分43秒 | 未分類・Twitterまとめ他
21:05 from HootSuite 札幌【開催中】G.A.A.L 伊賀信作品展=6月22日~7月8日(日)11~6時(最終日~5時)、火曜休み、GALLERY創(中央区南9西6 @GALLERY__SOU )。独自の幾何学アート。初日午後7時パーティー、30日午後4時トーク gaalgaal.exblog.jp21:10 from HootSuite 旭川【開催中】展覧会「熱帯の森」=6 . . . 本文を読む

6月28日(木)のつぶやき その1

2012年06月29日 01時10分42秒 | 未分類・Twitterまとめ他
00:17 from twimoroid 木曜の夜は、恒例の、北海道の美術情報ツイートだが、多忙につき全く準備できてないのです。00:21 from Tweeker けさ(正確にはきのう)の朝日新聞に載ってたFacebookの記事はおもしろかった。婚活に使っている人がいる一方で、浮気が発覚する例も多く、英国では、離婚の文書の3割にFacebookの文字が登場するという報告もあるそうだ。00:2 . . . 本文を読む

「佐伯祐三のパリ」。あるいは「どう描くか」と「何を描くか」

2012年06月28日 23時45分06秒 | つれづれ読書録
 カラー図版を多く取り入れた新潮社の「とんぼの本」の一冊、「佐伯祐三のパリ」を、図書館から借りて読んだ。  朝日晃、野見山暁治の共著ということになっているが、洋画壇の長老にして名随筆家の野見山さんは巻末にエッセーを寄せているだけで、文章と写真の大半は朝日さんのものである。  http://www.shinchosha.co.jp/book/602066/  佐伯祐三については、以前、道立近代美 . . . 本文を読む

■泉修次展―浮遊する(2012年6月9~28日、札幌)

2012年06月27日 22時45分32秒 | 展覧会の紹介-現代美術
   札幌の泉修次さんが、ギャラリーRetara(レタラ)をまるごと一室使った立体造形の展示を行っている。  作品名は Resonance Series 「共振 - 触覚と下を持つ浮遊するあなた」  会場に貼られた紙には、つぎのように書かれている。 鉛のおもりは、地表を探索するソナーの様でもあり、静電気を逃がすアースにも見えます。 ピンと張ったスチールワイヤーは、空間の微かなサインを受ける . . . 本文を読む

ゆく春

2012年06月26日 21時12分30秒 | つれづれ写真録
   ツツジにはいろいろな種類があり、花の盛りの時季も前後にずれているから、たくみに植栽すれば、かなり長い期間にわたって楽しむことができるようである。  ただし、そのことは、短い間しか花が咲かない桜に比べて人気があるということを、意味しない。その逆であるところが、おもしろい。 (※この段落の表現を一部手直ししました。「人気がない」→「人気がある」。2012年12月)  釧路市民文 . . . 本文を読む

■版 清水淑枝の世界展 (2012年6月26日まで、札幌)

2012年06月25日 09時28分59秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
   清水淑枝さんは札幌の版画家。  いまは、朝日カルチャーセンターで講師を務めている。  版画をはじめたきっかけは、年賀状作りのために、道内版画界の大御所である大本靖さんの講座に通ったことだという。  その後、全道展では会友となり、また「アジアプリントアドベンチャー」などのグループ展にも出品し、札幌ではかなりの頻度で作品を目にする版画家の一人であった。  冒頭の画像は、そんな頃の清水さんの作品 . . . 本文を読む