北海道美術ネット別館

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2019年1月19、20日は計7カ所(4)

2019年01月31日 22時03分30秒 | つれづれ日録
(承前)

 1月20日のギャラリー巡りで見た最終日の展覧会のうち、まだ書き終えていない記事がこれを含めて3本もある。
 あっと言う間に1月も終わってしまいそうだけど、腰を落ち着けてブログの文章を書いている時間があまりない。

 コンチネンタルギャラリーの次に向かったのが、札幌市資料館。
 札幌大谷大で日本画を学ぶ学生たちによる「朋翼會展」を見た。
 教員の賛助出品の作品は見ごたえがあった。吉川聡子さんが「今はただ見つめているだけ」を出品。若い女性と街角の風景の組み合わせ。相変わらずうまいなあ。

 学生さんでは、中山舞さん「ともしび」が目を引いた。
 横を向いたワンピース姿の女性の背後にステンドグラスのような、あるいはタイルのような色とりどりの模様がちりばめられていて、装飾性という要素を意図的に取り入れている。
 
 Twitter にも書いたが、展覧会名で、朋と翼が新字(戦後の常用漢字の字体)で、會の字だけが正字(いわゆる旧字体。戦前の字体)というのはいかがなものかと思う。正字を用いる意味が感じられないし、ましてや新旧字体の混在は見苦しい。


 西11丁目に戻り、円山公園駅へ。
 Gallery Retara の「札幌のアーティスト50人展」は別項。

 ギャラリー愛海詩えみしで、道知事選の話など。
 「三川内みかわち焼・400年の家系 里見寿隆作陶展」は、平戸焼とも称する伝統のやきもの。伊万里や唐津が近いので、共通性を感じた。

(この項続く) 


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