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【告知】シンポジウム「美術とコミュニティ」 (2012年3月3日、札幌)

2012年02月29日 22時53分16秒 | 情報・おしらせ
 シンポジウム「美術とコミュニティ」のお知らせが、藤沢レオさんからきました。
 ありがとうございます。

2012年3月3日午後2時30分
北海道立近代美術館 講堂(札幌市中央区北1西17)

パネリスト/
山野真悟氏(特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)
国松希根太氏(彫刻家、飛生アートコミュ二ティー代表)
藤沢レオ氏(造形家、工房LEO・樽前アーティ代表)
聞き手:佐藤友哉(北海道立近代美術館学芸副館長)

入場無料

 同美術館のサイトに案内があったので、そちらからコピペいたします。

近年、廃校や廃屋を利用したイベントなど、地域の活性化やコミュニティの再生を目的として、美術作品の展覧会やアートプログラムが各地でみられるようになってきています。1960年代末以降、彫刻作品の公共空間での設置によってまちづくりの計画や地域の整備を図ってきたパブリック・アートとしての役割の時代から飛躍して、現在はさらに地域やコミュ二ティの人々との関係づくりを目標として、美術の展開手法も多彩、多様になってきているのです。そうした動向のなかで、一方ではその場で提示される作品の質を問うような意見も関係者からはうかがえます。

今回のシンポジウムでは、美術とコミュニティに近年携わっているディレクター、アーティストの方々を迎え、美術はコミュニティや地域の構造のなかで有効に機能させることができるのか、また双方の関係についてよりよいあり方とは何なのか、考える機会としたいと思います。美術作品の発表の場がギャラリーや美術館の展示室に限らなくなってきた昨今、美術とコミュニティの関係を問うことは、現代における美術作品の表現と鑑賞のあり方をもあらためて問いなおすこととなるでしょう。

講師として、アートによるまちの再生というテーマをもって、福岡では1990年より「ミュージアム・シティ・天神」のディレクター、2008年より横浜トリエンナーレと連携したプログラム「黄金町バザール」のディレクターを務める山野真悟氏、白老町の廃校を共同アトリエとして創作活動を続ける飛生アートコミュ二ティ代表の彫刻家国松希根太氏、苫小牧市の若手芸術家グループ「樽前アーティ」代表の造形家藤沢レオ氏をお迎えし、それぞれの活動事例をお話いただきながら、美術とコミュ二ティのあり方を考えます。



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