北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

2022年4月23日は16カ所 ※訂正あり

2022年04月24日 11時26分13秒 | つれづれ日録
(25日午前追記。「福江悦子個展」を「福家悦子個展」と誤記しておりました。訂正しておわびいたします)


 朝、バスで出発。

 豊平橋停留所で降りて、橋のたもとの小さな緑地で梅が満開になっているのを見ました。

 1カ所目は市民ギャラリー。
 日本水彩画会北海道支部展、第48回美工展、札輝展。いずれも24日まで。
 札輝展の会場で、本田滋さんに会いました。日輝展の出品作(今展にも展示しています)が文部大臣賞を受賞したとのことで、おめでとうございます。
 香取正人さん、宮崎亨さんにも会いました。新道展の会合があったみたいです。

 続いて、某共同アトリエのオープンスタジオがあるという話を聞いたので、行ってみたのですが、玄関には錠がかかっていました。

※これは筆者の勘違いで、0地点のオープンスタジオは5月7、8日です。

 市民ギャラリーから意外に遠く、ということは、地下鉄東西線のバスセンター前駅からも遠いということなので、歩いていくのを面倒に感じていたら、東橋のほうからバスがやって来るのが見えたので、「北1条東10丁目」の停留所から乗ることにしました。

 

 道新ぎゃらりーで第49回アルディ会展(~26日)。

 指導者の米谷哲夫さんが「森の詩 I」「森の詩 II」と100号を2点出品していました。
「森の詩 II」は女性10人が木々の中で、笛やギターで合奏している場面を描いています。仮面や蝶もちりばめられ、なんだか幻想的です。
 モノトーンが基調で、ほかにオレンジと、薄紫が少々用いられているので、漫画誌の2色カラーのような趣を感じました。

 古くからの受講生で全道展にも何度も入選している大久保恵美子さんが「花(I)」「花(II)」の2点、三浦キミ子さんが「函館風景」「トルソ」「ひまわり」の3点。いずれも小品だったのが、ちょっと気になるところです。

 ソニーストアαギャラリー(山下大祐写真展「鉄道ビジュアリズム」~28日)
→さいとうギャラリー(第42回金の眼展、~24日)
→スカイホール(第29回 小緑会展、~24日)
→らいらっく・ぎゃらりい(林 亨展「心をうかべて」、~24日)
ビストロカフェ+ギャラリー・オマージュ (ちいさくてこまかいアート展、~25日)

 小緑会展は渡辺美明さんの書の社中展。かな1点をのぞき、漢字の行書の2尺×8尺作品。

 林さんは、近年この会場に多い、ガラス越しに見る形式。
 
 「ちいさくてこまかいアート展」では、飯田さんの陶板のフェルメール猫(「真珠の首飾りの少女」が猫になっているやつ)がケッサクで笑いました。
 グループ展なので、点描画とか、こけしとマトリョーシカが合体した置物とか、バラエティーに富んでいます。しかも、小さい作品ばかりなので、安いです。

 大通でドニチカキップを買い、東西線に乗って琴似へ。

 カフェ北都館ギャラリー(稲岡由美子作品展「キノコ、イロイロ」、~25日)で、ゴールデンスパゲティセット。

 ふたたび東西線で西28丁目。
 CN / 28 GALLERY & STUDIO に初めて行き「春のアート展 part II」(~28日)。 
 
 これまでアートスペース201などで開かれていたイラストのグループ展は、こういう会場に移っていくんだなあと、漠然と思いました。
 佐藤香織さんと Mii さんのポストカードを購入。
 

 三たび東西線に乗り、南北線に乗り換えて中島公園駅へ。

 近年、道内外で「現代アート」と「写真」の両分野をまたぐように活躍中の若手、桑迫伽奈さんの個展(~24日)。
 はじめて作者の話をじっくり聞くことができて、とても勉強になりました。

 ト・オン・カフェで福江悦子個展「大夢」(~24日)。
 彫刻展。眠る人の首がユニーク。
 混雑していたので、何も飲み食いせず。

 南北線で大通へ。

 さっぽろ歴史写真館
ギャラリー大通美術館 (叔父と姪 二人展/第18回 PHOTOLINKS 写真展ほか。24日まで)
→NAKAHARA DENKI Free Information Gallery(翠個展【FIND】、~28日)
→ホテルニューオータニイン地下 (渡辺貞之展、~24日)
→さっぽろ東急6階 プレミアムスクエア(春の北海道作家特集、~27日)

 東急は、波田 浩司、舩岳 紘行、宮地 明人の実力派の中堅画家3人展。
 波田さん(札幌)は「羽の舞う日」シリーズは1点もなく、「隣の猫」など、家庭生活を描いた穏やかな新作が中心。
 舩岳さん(岩見沢)はニューオータニの地下で見た作品のほか「蜂蜜の発見」など。あいかわらずの不思議な世界。
 宮地さん(同)は「夏の日のこと」など女性像や、静物画など。ハイパーリアルな描写。

 じっくり見ていたら画廊の人に
「どなたかお知り合いですか」
と聞かれたので、つい正直に
「はい、3人とも」
と答えてしまいました。

 ギャラリー門馬に足をのばす時間がなく、ここで打ち切り。
 29日に行くしかないです。

 16カ所は2016年2月以来、6年ぶり。
 ひさしぶりに「質より量(個所数)」のギャラリー巡りになってしまいましたが、アマチュアの油絵や写真を見るのもなんだかうれしい気がするのでした。

 これで、今月の累計は47カ所。

 太字で記した展覧会については、別項で書く予定ですが、会期中には間に合いそうにありません。ご容赦ください。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (shirousa4494)
2022-04-25 20:14:25
ヤナイさま

お疲れさまです。
ちいこま展へ、ご来場ありがとうございました。
24日は不在の時間があり、お会いできず失礼しました。
フェルニャールの真珠の首耳指飾りにウケてもらえて、ウレシイです。

これからも、たくさんギャラリーまわってのブログ記事を楽しみにしてます。
お疲れにならない程度で楽しんで、軽くガンバってくださいね(^^)

白うさぎ いいだ
shirousaさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2022-04-26 22:22:35
くだんの作品、最初は青舎又猫さんとのコラボかと思いましたが、よ~く見ると、なかなかタイムリーで、おもしろいところをついているなあと感服しました。

ひさしぶりの札幌で、ギャラリー回りが楽しいです。

ただ、あいかわらず時間がないです。。。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。