北海道美術ネット別館

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2015年12月26日ギャラリー回り・その2

2015年12月29日 10時16分25秒 | つれづれ日録
(承前)

 年末とあって、まだあいているギャラリーも少なくなっている。

 次に、北海道銀行本店の通路にある「らいらっく・ぎゃらりぃ」で、小坂耀一さんの木工工芸展を見る。
 小坂さんのアトリエは以前、ギャラリーミヤシタのそばにあったのだが、ある日忽然と姿を消したので、心配になっていた。ご本人もご健在のようで、胸をなでおろした。
 作品は、フクロウや少女像の壁掛けとか、花のブローチなど、いかにもクラシカルな趣がする。「北海道の木工」ときいて、まず思い出すようなタイプの作風であった。

 5丁目に行き、CAI02で、笠見康大個展を見る。
 激しいストロークを生かした、熱い抽象のペインティング。
 資料のテキストでは「身体」「プライベート」といった語が散見されたが、なぜペインティングで身体性が強調されるのだろうと、ぼんやりした頭で考えた。
 この個展は、年末年始の休み(~2016年1月4日)を挟んで、1月13日まで開催。

 カフェに顔を出して「よいお年を」と言って、ふと、見慣れないフライヤーがあることに気づく。
「それ、cojicaできょうまでです」
 ひえ~、それは行かないとなあ。

 ドニチカきっぷを買って、大通からさっぽろへ1駅だけ地下鉄に乗り、札幌からJRで桑園へ。170円。

 行った先は、駅からほど近い、中央区北10西6にある「Cafe & Dining Bar Insmnia(インソムニア insomnia-sapporo.com )」。
 足を運んだのは実に6年ぶりとなるが、わたせせいぞうの漫画に出てきそうなお店のご主人も、店内のたたずまいも、ほとんど変わっていなかった。

 ここで、昼食のキーマカレーのセットを食べた。
 ヤナイとしては、相当に豪華な外食である。


 


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