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【告知】JRタワー・アートプラネッツ2010(7月3~25日)

2010年06月29日 10時17分09秒 | 展覧会等の予告
 道内の三大団体公募展といわれる、道展(北海道美術協会)、全道展(全道美術協会)、新道展(新北海道美術協会)の会員、会友、出品者のうち、おおむね50歳以下を選抜、招待して開かれる展覧会。
 3展の推薦委員が提出した名簿をもとに、実行委員会が約40人を招待した-とのことです。
 「JRタワー・アートプラネッツ実行委員会」の委員長は、ベテラン美術評論家の吉田豪介さんなので、たぶん彼が選考の中心を担ったものと思われます。


7月3日(土)~25日(日)10:00~8:00(入場~7:30)
プラニスホール(札幌市中央区北5西2 札幌エスタ11階=地下からエレベーターをおすすめ。途中階からだと込んでいて乗れないことがあります)
一般500円、高大生300円、中学生以下無料


 出品者は次の通り。絵画、版画、彫刻、工芸の各分野にまたがっており、こうしてみると、なかなか壮観ではあります。

會田千夏
朝地信介
伊藤幸子
伊藤隆弘
石川亨信
板谷諭使
門屋武史
川上勉
齋藤周
櫻井亮
佐藤志帆
佐藤仁敬
澁谷美求
杉吉篤
すとうえみ
清野知子
清野有香
太子弘和
谷口明志
種村美穂
中田やよひ
中原宣孝
西田靖郎
西谷正士
西村徳清
韮沢淳一
鉢呂彰敏
浜地彩
平向功一
福原幸喜
藤本和彦
細野弥恵
本間弘子
宮崎亨
宮地明人
村上陽一
八子直子
山形弘枝
吉川聡子
渡辺和弘
渡邊慶子


 実際にわたしが見に行けるかどうかは、微妙です。

 必見の展覧会だと思います。500円は高くないことを保証します。



 末尾にちょこっと本音を書くと、近年は新聞でもネットでも団体公募展のことはほとんど話題に上らず、現代アートや、団体公募展に属さない絵画・画家のことばかり取り上げられており、若い人の間では、そもそも団体公募展のことを知らない人もいる。しかし、いま、道内で、「三大公募展に出品していない50歳以下」で、上に列挙した出品作家に匹敵するような顔ぶれを挙げようと思ったら、どうですかね。
 もしかしたら、50人そろわないのではないかという気がする。
 「現代アートでアンダー50」ならほとんどムリだろう。

 それだけ道内は、まだまだ団体公募展の底力があるわけだ。
 逆に言えば、現代アート系は、現状では作家の層が薄すぎる。

 まあ、個々の作家の実力と、団体公募展に所属しているか否かは、ぜんぜん関係ないですけどね。


参考:
「全道展」と「道展」ってちがうの? という人のためのテキスト


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