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松浦武四郎の木の像、道庁に登場。ど~んと、迫力十分です!

2018年11月28日 12時45分54秒 | 街角と道端のアート
 ことしの道内で、松浦武四郎展が北海道立博物館で開かれるなど、ちょっとした武四郎ブーム。
 札幌以外でもさまざまな催しや展示が開かれています。
 やはり「北海道命名150年」ということで、名付け親に脚光があたっているのでしょう。

 このたび道庁1階ロビーに、武四郎の木彫の像が展示されたときいて、見に行ってきました。

 いきなり、この迫力です。


 作ったのは、上川管内下川町のチェーンソーアーティスト、木霊光 こ だまひかるさん(47)。

 11月6日の北海道新聞社会面「こだま」欄によれば
「像は高さ180センチほどで、峠を越えて次に目指す場所を指さしている姿を表現した」
とのこと。
 記事には
 「下川町で毎年開催しているチェーンソーアートの国際大会「エゾカップ」の実行委が、北海道命名150年を記念して企画。武四郎が探査した天塩川流域で伐採したトドマツの丸太から作った」
ともあります。

 筆者は一度、ライジングサン・ロックフェスティバルの会場で、木霊さんがチェーンソーを手に制作している姿を見たことがありますが、作品を形にするまでの速さに驚いたものです。そりゃ、のみやなたより速いのは当たり前かもしれませんが、よくあんな大きな器械で細かいところまでさっさとできていくのか、しろうとの目には魔法のように見えました。




 蛇足ですが、この像が設置されているのは、道庁の本館、入ってすぐです。
 赤れんが庁舎のほうではありませんので、ご注意ください。


https://www.tree-spirits-art.com/

関連記事へのリンク
木霊光さんのチェーンソーアート (2007)

木霊光さん以外の関連記事へのリンク
*folding cosmos 2013 「松浦武四郎をめぐる10人の作家達」

中野五一「松浦武四郎蝦夷地探検隊」 釧路の野外彫刻(12)





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