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柔らかタッチ 水彩3点寄贈*苫小牧市博物館へ画家・木村さん*「身近な風景に美」

2007年10月28日 21時52分11秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞の10月16日夕刊苫小牧版から。

 苫小牧市春日町在住の水彩画家、木村好(よしみ)さん(72)が十六日、苫小牧市博物館に、自作の三点を寄付した。いずれも透明水彩を使って柔らかなタッチで仕上げた風景画だ。

 三点は、苫小牧市内の小さな滝を描いた「新緑の渓流」(20号)、安平町早来の晩秋風景をモチーフにした「離農の館」(同)、イタリア旅行でのスケッチをもとに制作した「ベネチア風景」(40号)。いずれもこの数年で描き上げた。

 長く小学校で教壇に立つ傍ら、風景画を中心に透明水彩で作品を描いてきた。

「身近な何げない風景に、はっとする美しさがある」と木村さん。今も苫小牧高専や子ども絵画クラブで絵を教える。初心者にも風景画を勧めるという。「静物画や人物画はデッサンの狂いが気になりやすいが、風景画は大胆に描けるから」と話す。博物館では企画展のテーマに応じて活用していく方針だ。


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