11月27日に、本郷新記念札幌彫刻美術館の前にある「鳥の碑」が倒れたという記事について書きましたが、これが石狩にあるものと同一かどうかは確認していません。
ただ、よく似ていることは確かです。
女性が鶏を抱えているさまを表現した本郷新の彫刻といえば、宮の森緑地や釧路市観光国際交流センター前などにある「鳥を抱く女」がよく知られています。
石狩市民図書館の前を通りがかったとき、この立像を見て
「また『鳥を抱く女』か」
と思ったのですが、近づいて見るとちょっと違います。
大通公園にある代表作「泉」などの柔和さに比べると、直線的な構成が目を引きます。
これほど実際の人体から離れて改変をほどこした本郷の作品はめずらしいのではないでしょうか。
目隠しをして、頭頂部は欠けているように見えます。
脚も台座で途中から切られています。
この直線を生かしたつくりは、あるいはザッキンなどの影響があるのかもしれません。
下のページで、当時、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員だった井上みどりさんは
と述べています。
□本郷新記念札幌彫刻美術館の「鳥を抱く女たち」のページ http://www.hongoshin-smos.jp/sculpture/toriwodakuonna.html
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本郷新「無辜の民」ー石狩・厚田アートの旅(2)
嵐の中の母子像
「マッサン」と、札幌・大通公園の彫刻「泉」の深い関係
本郷新「オホーツクの塔」
魚の彫刻を正面から見るとヘンな顔になっている件について
本郷新「三輪龍揚像」「小林篤一像」
本郷新「オホーツク海」
宮の森緑地で
■札幌第二中学の絆展 本郷新・山内壮夫・佐藤忠良・本田明二 (2009、画像なし)
■独創性への道標-ロダン・高村光太郎・本郷新展(2009年、画像なし)
札幌市西区・宮の森緑地(Miyanomori-greenhill,Sapporo)
本郷新「石川啄木像」 釧路の野外彫刻(11)
本郷新「釧路の朝」 釧路の野外彫刻(9)
本郷新「道東の四季 冬」 釧路の野外彫刻(6)
南部忠平顕彰碑
「北の母子像」本郷新
札幌・宮の森緑地 (鳥を抱く女、太陽の母子)
■網走の野外彫刻
本郷新「奏でる乙女」
ただ、よく似ていることは確かです。
女性が鶏を抱えているさまを表現した本郷新の彫刻といえば、宮の森緑地や釧路市観光国際交流センター前などにある「鳥を抱く女」がよく知られています。
石狩市民図書館の前を通りがかったとき、この立像を見て
「また『鳥を抱く女』か」
と思ったのですが、近づいて見るとちょっと違います。
大通公園にある代表作「泉」などの柔和さに比べると、直線的な構成が目を引きます。
これほど実際の人体から離れて改変をほどこした本郷の作品はめずらしいのではないでしょうか。
目隠しをして、頭頂部は欠けているように見えます。
脚も台座で途中から切られています。
この直線を生かしたつくりは、あるいはザッキンなどの影響があるのかもしれません。
下のページで、当時、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員だった井上みどりさんは
全体としては、生命感に溢れた作品であるが、「鳥の碑」は、他の作品と趣を異にしている。材質にコンクリートを選び、少女と鳥の形は、無駄な部分を省略し形を単純化した。表面の処理も全体に亀裂を入れ、一面では死のイメージさえ感じるような表現になっている。
と述べています。
□本郷新記念札幌彫刻美術館の「鳥を抱く女たち」のページ http://www.hongoshin-smos.jp/sculpture/toriwodakuonna.html
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魚の彫刻を正面から見るとヘンな顔になっている件について
本郷新「三輪龍揚像」「小林篤一像」
本郷新「オホーツク海」
宮の森緑地で
■札幌第二中学の絆展 本郷新・山内壮夫・佐藤忠良・本田明二 (2009、画像なし)
■独創性への道標-ロダン・高村光太郎・本郷新展(2009年、画像なし)
札幌市西区・宮の森緑地(Miyanomori-greenhill,Sapporo)
本郷新「石川啄木像」 釧路の野外彫刻(11)
本郷新「釧路の朝」 釧路の野外彫刻(9)
本郷新「道東の四季 冬」 釧路の野外彫刻(6)
南部忠平顕彰碑
「北の母子像」本郷新
札幌・宮の森緑地 (鳥を抱く女、太陽の母子)
■網走の野外彫刻
本郷新「奏でる乙女」