北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

美深の続き  2019年6月1日その7

2019年07月29日 20時05分10秒 | つれづれ日録
(承前)

 引っ越しのどさくさで、ことし6月に書くべきだった記事が大量にたまっている。

 佐藤拓実さんのツイートを読んで、上川管内美深町に行った際の記事も途中で終わってしまっていることに気がついた。

 じつは、展覧会を見た後、ちょっとしたハプニングがあったのだ。

 美深在住の画家Nさんに誘われて、町内を案内していただき、国内最北端のセブン・イレブンや、町文化センターCOM100のアートや郷土美術館を見たりしていた(これは別項)。
 Nさん宅でコーヒーを飲みながら地方行政などについて話し、美深駅まで送ってもらった。

 美深駅から普通列車で名寄まで行き、そこで特急に乗り換える作戦である。

 駅員の姿はすでになく、2階の美幸線資料室も閉まっていた。
 学校帰りの女子高生が雑談に興じていた。

 ふつう、こういう場面だったら、列車が来る時間が近づいたらプラットフォームに出て乗車すると思うじゃないですか。

 違うのだ。
 はっと時間に気がついて、無人の改札口を抜けてホームに出たら、18時34分発のディーゼルカーが反対側のホームから出発するところだった。

   


 しかし
「おまえら、いつまでくっちゃべっているんだ~!」
と女子高生をしかり飛ばすわけにもいかない。

 札幌に着く最終列車は美深発20時11分発の特急宗谷だ。それまで1時間半以上、狭い待合室で、夕食もとらずに時間をつぶすのも、考えただけでいやになる。
 かなりガッカリして、駅舎を出た。

 とりあえず、マチの中の社会福祉施設でお手洗いを借りて、ホッとする。
 ふと、バス停が見えた。
 時刻表を見ると18時55分発の恩根内線、名寄行き最終バスがあるではないか。 


 やはり他にあまり客のいないバスであったが、とりあえず助かった。

 名寄に着く。
 最終の特急宗谷の名寄発までは1時間ちょっとある。

 名寄駅前のM食堂に入り「鶏の照焼特製マヨネーズ炒定食」を食う。
 駅前の食堂はかならずしもおいしいところばかりではないが、ここは、1世紀を超す歴史を誇るだけに、味も接客もよかった。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。