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平木収氏(写真評論家)が死去

2009年02月27日 19時40分03秒 | 新聞などのニュースから
平木収氏(写真評論家)が死去(読売新聞) - goo ニュース

 当地(札幌)の夕刊では、朝日新聞だけに載っています(道新、読売は不掲載)。

 「写真の町」を掲げてまちおこしに取り組む上川管内東川町の「東川賞」では、当初から2007年まで25年の長きにわたり監事委員を務め、審査にたずさわっていました。
 東川賞や「フォトフェスタ」は、平木さんの尽力なしには、続かなかったと思います。
 フォトフェスタには毎年駆けつけ、フォーラムの司会やアンデパンダン展の講評など、精力的にこなしていました。
 昨年は、あの人懐こい笑顔が見られず、さびしい思いをしたことを思い出します。

 59歳とは、せつないですね。
 ご冥福をお祈りします。

 
□情報サイト「こだわり」のインタビュー http://codawari.info/interview/

 平木収氏(ひらき・おさむ=写真評論家)24日、食道がんで死去。59歳。告別式は近親者で済ませた。後日、お別れ会を行う。喪主は妻、京子さん。

 1980年ごろ、写真評論を開始。川崎市市民ミュージアムの学芸員として内外の写真家の展覧会を手がけ、独立後も「ピュリツァー賞写真展」などの企画や評論で、幅広く写真文化を紹介した。九州産業大教授。


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2 コメント

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驚きました (sue)
2009-03-01 00:02:56
東川フォトフェスタのギャラリートークでは長らく司会をされていたのですが、昨年は見えられていませんでしたので、どうされたかと思っていました。氏が川崎市民ミュージアムの学芸員をされていた時の企画展のひとつですが、92年のルイス・ボルツ展"rule without exception"が今でも鮮明に思いだされます。東川もそうですが、エポックメーキングな企画を次々に形にしていく手腕には只者ではないと思ったのですが、実際に語り口を拝見すると、やり手というよりは聞き上手でとても人の良さそうな印象でした。氏の写真界への貢献は計り知れないものがあります。これからという時に、非常に残念なことです。ご冥福をお祈りします。
sueさん、こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-03-01 00:14:10
わたしも平木さんについてはまったくといっていいほどおなじ印象を抱いていました。
彼なしの「東川」というのは、ちょっと想像もつきませんから、昨年はどうしたのだろうと思っていました。

いま、これを書いててふと思ったのですが、西井一夫氏もおなじぐらいの年齢で、がんでしたよね。
偶然だとは思いますが・・・。

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