北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

カフェギャラリー R-deco に行ってみた ―2016年10月24日は2カ所

2016年10月27日 01時01分01秒 | つれづれ日録
 琴似のカフェ北都館ギャラリーで「野口秀子/荏原綾子 2人の絵画展」を見ていたとき、ふと、ある人がTwitterで、西野の喫茶店で写真展が開かれているとつぶやいていたことを思い出した。

 スマートフォンの地図で調べてみると、くだんの喫茶店「アールデコ(R-deco)」は西野のメインストリート(道道西野真駒内清田線)沿いにあり、バス停「西野二股」と「手稲東小学校前」の間あたりらしい。
 北都館から地下鉄琴似駅バスターミナルは近い。バスで行ってみることにした。

 この区間はバスの本数がけっこう多い。
 めあての店も、道道沿いということで、すぐに見つかった。

 店内はカウンター席が三つに、テーブルが三つという小さな構え。客はほかにいなかった。
 コーヒーや紅茶が250円、カレーライスが350円などと、相当に安い。

 事情は、こういうことらしい。
 北海道あさひ会は、このお店に隣接している。


 障碍者といっても、ひとりでいたウエイトレスは、はきはきと話す明るい女性で、仕事もふつうにこなしていた。

 店内では「小野塚敦夫写真展―幌見峠を歩いてみた」が開かれていた(~28日)。
 予想どおり、アマチュアの、なんの変哲もない写真で、花を撮ったものが多く、鳥や風景などをとらえた作品もあった。
 しかし写真というのは不思議なもので、誰にでも撮れる半面、撮った人の内面がにじみ出るものである。
 花を撮った写真からは、そこはかとないさびしさというか、不眠症に悩んでカメラを手に朝の散歩をしていたという小野塚さんという方の心持ちが、なんとなく伝わってくるようにも思えた。

 店内には写真アルバムも置いてあり、そこには、円山を反対側から見下ろした夜景の写真や、新雪に覆われた山の写真も入っていて、せっかく峠をテーマにした展覧会なのだから、このような作品があってもいいと思った。

 帰りは、手稲東小学校バス停をめがけて歩いていたところ、琴似駅行きのバスに乗り遅れてしまい、けっきょく旧国道5号まで歩いて「西町北7丁目」の停留所から都心直通のバスに乗った。

 「アールデコ(R-deco)」は西区西野5の3、午前10時~午後5時(ラストオーダー4時30分)。
 土日祝日休み。


・ジェイアール北海道バス、ばんけいバス「西野二股」から約150メートル、徒歩2分
 地下鉄東西線琴似駅でジェイアール北海道バス「琴41 西野福井線」「琴41-1 西野福井線」「発41 西野福井線」五天山公園行き・福井えん堤行きに乗り継ぎ
 あるいは地下鉄東西線発寒南駅でジェイアール北海道バス「琴42 西野平和線」「琴42-1 西野平和線」「発42 西野平和線」平和の滝入口行きに乗り継ぎ
 ばんけいバズは発寒南駅―真駒内駅

・ジェイアール北海道バスの手稲、小樽方面行きに乗り「西町北7丁目」で降車。約1.6キロ、徒歩21分。(小樽方面行きの都市間高速バス「高速おたる号」「高速いわない号」などは通過です)

・地下鉄東西線「発寒南駅」から約1.8キロ、徒歩23分

・ジェイアール北海道バスの「琴29 琴似西野線」(JR琴似駅―地下鉄宮の沢線)「循環西20 山の手線」「循環西21 山の手線」で「山の手橋」降車、約750メートル、徒歩10分

※ギャラリー山の手から約1.3キロ、徒歩17分




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。