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2023年8月19日詳報その1。北広島へ

2023年08月21日 08時13分16秒 | つれづれ日録
 自家用車なので、公共交通機関では行きづらい箇所を、効率的にまわりたい。
 そう思って最初に向かったのは、北広島市ふれあい学習センター「夢プラザ」でした。



 北広島市の美術展示会場といえば、北広島駅裏の芸術文化ホールがおなじみですが、ふれあい学習センターのことはまったく知りませんでした。
 北広島駅を中心にして広がる市街地とは離れた大曲地区のセンター機能を持った建物なんですね。

 ただし、大曲地区の中では端っこのほうにあります。駐車場は広いです。

 このセンターの1階ロビーのミニギャラリーで「@fumifumi 絵画展」が3~23日開かれています。
 北ひろしま福祉会専属アーティストfumifumi(佐藤史也さん)がひたすら動物を描いています。
 
 この建物には「ガラスショーケース展示」という小さなコーナーもあり、櫻庭由衣「お人形と夢展」が9月30日までです。
 札幌の地下鉄駅の「メトロギャラリー」を4分の1ぐらいにした感じです。

 2カ所目は、先述の北広島市芸術文化ホールです。
 ほとんどの場合、便利なJRで来るので、車をどこに止めたら良いのか、ちょっと迷います。

 「北海道二紀展」は、岩見沢の教育大で舩岳先生に絵を習ってきた学生とOBたちが大挙出品して、会場ぎりぎりになっていました。
 二紀展の北海道支部展は隔年開催。昔の会場だった札幌時計台ギャラリーが無くなってしまい、北広島に移ってきたのですが、前回は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっており、4年ぶりの開催となります。この規模なら、ギャラリー大通美術館全館とかのほうが、良いような気もしますが…。
 舩岳先生に
「お久しぶりです」
と言われて、いろいろなお話を聞いたのですが、筆者はそれほど久しぶりな感じがしないのは、おそらくトシをとって時間がたつのが早くなっているからでしょう。
 
 会場で帯広の村上陽一さんと、こちらはほんとうに久しぶりに、留萌管内羽幌町の梅原賢伸さんとは初めて会いました。
 梅原さんはずっと留萌管内の中学校で美術を教えながら、2人の息子さんたちを写実的に描いています。

 二紀展の充実ぶりについては稿をあらためた方がいいのでしょうが、時間不足で書けなかったときのために、小松美月さん「光にほどける」のボナールばりには感服したことだけ、取り急ぎ記しておきます。
 こういうやわらかい絵を描く人って減ったよなあ。写実の多い中で、こういう画風は貴重です。




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