北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

廃線の跡 オホーツクところどころ(11)

2011年06月24日 23時18分44秒 | つれづれ日録
(承前)  国鉄の民営化は成功例だといわれたが、地方の住民にとってはとんでもない話だった。ローカル線が次々と廃止されたのである。  とくにオホーツク地方は、生き残ったのは石北本線と釧網せんもう本線だけ。名寄本線、湧網ゆうもう線、渚滑しょこつ線、相生線、興浜南線こうひんなんせんが次々となくなり、唯一第三セクターとして生き残った池北線も2006年に廃止された。  雄武(駅名としては「おむ」)駅の跡 . . . 本文を読む

日の出岬 オホーツクところどころ(10)

2011年06月23日 21時48分25秒 | つれづれ日録
(承前)  オホーツク管内雄武おう む 町からの帰途、同町内にある「日の出岬」に立ち寄る。  ホテルのほか、岬の尖端は、キャンプ場になっていて、さらに展望施設「ラ・ルーナ」がある。  もっとも、どうしてこのようなガラス張りの施設がわざわざたっているのか、温暖な地方の人は理解できないだろう。  この海岸に来る観光客の何割かは、流氷を見るためにやって来るのだ。  真冬に、寒さと冷たい風をさえ . . . 本文を読む

小田切訓さんは雄武出身だった オホーツクところどころ(9)

2011年06月22日 23時15分26秒 | 街角と道端のアート
(承前)  ところで、ブダペストやアムステルダムといった欧洲の都市風景を描いて人気の高い洋画家、小田切訓さんが、オホーツク管内雄武町の出身であったことは、実際に雄武まで来て、初めて知った。  小田切さんは札幌の百貨店でも時折個展が開かれている。  とくに乾いた筆で散らした木々の鮮やかな緑が、古い建物が連なる街並みにみずみずしさを与えている作品が多いのが、特徴だと思う。  下記のサイトによると、示 . . . 本文を読む

全道展のサイトができていた

2011年06月22日 21時46分04秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
http://www.zendouten.jp/  全道展(全道美術協会)の公式サイトができてました。  なぜか、道展の人に教えてもらったんですが(笑)。  けっこう、スタイリッシュというか、すっきりしたデザインですね。  ブログもあるようです。これは、道展のサイトにはない特徴です。  リンクもあります。  ギャラリーの選び方がちょいと不思議です(スカイホールや札幌時計台ギャラリーがない) . . . 本文を読む

【告知、訂正あり】工藤和彦展 食卓の美学 (6月23~30日、札幌)

2011年06月22日 20時58分08秒 | 展覧会等の予告
(テキストが消えていたので再送します)  全国各地で精力的に展覧会を開いている旭川の陶芸家、工藤和彦さん。  本来は陶芸に向かないとされてきた道内の土を使ったうつわづくりに取り組む一方、アウトサイダーアートの展覧会開催などにも奔走するなど、めざましい活躍ぶりです。  皿、茶碗、湯呑みなどおよそ300点とのこと。  あたたかみの感じられる黄瀬戸などがメーンだと思います。  かいらぎの入り方などが . . . 本文を読む

【告知】加藤宏子彫刻展 (6月22日~7月10日、札幌)

2011年06月22日 00時05分39秒 | 展覧会等の予告
 昨年11~12月の個展は、久しぶりの開催でしたが、なんとそれから半年余りしかたっていません。  加藤宏子さんは札幌の彫刻家。やさしくやわらかい形状の抽象彫刻を制作しています。  以前はもっぱら石の彫刻でしたが、近年は自ら漉いた紙を素材に、ドレープのあざやかなレリーフ状の立体に取り組んでいます。  ただし、メーン作品のタイトルは一貫して「Improvisation」。即興、という音楽用語です。 . . . 本文を読む

【告知】渡会純价展 併催「にっぽんの童謡」展 (6月26日まで、札幌)

2011年06月21日 23時33分45秒 | 展覧会等の予告
 渡会純价わたらいじゅんすけさんは札幌在住のベテラン銅版画家。音楽を思わせる軽快な作品で知られる。  大丸藤井セントラル・スカイホールでの個展は隔年で6月に開くのが定例となっている。  案内状にあった文章。 一昨年、札幌芸術の森美術館企画の「心のリズム 奏でるメモワール 渡會純价の世界」展は、私の人生にとってかけがえのない極印を標すことになりました。 孫の生誕を期に銅版画集「にっぽんの童謡」( . . . 本文を読む

■いのこはるき作品展 (6月21日まで、北見)

2011年06月20日 23時44分33秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 昨秋、オホーツク美術協会展とNHKぎゃらりーでの個展で作品を拝見した北見のいのこはるきさん。  その後も、画廊喫茶・薔薇館での個展、オホーツク美術協会春季展、さらに北方美術協会展にも出品しており、非常に精力的な制作・発表ぶりだ。ぜ  前回は、ジャクソン・ポロックやヘレン・フランケンサーラーなど米国の抽象表現主義の「熱い抽象」を思わせる大作のアクリル画が目を引いた。  今回の個展でも、紫の濃淡が . . . 本文を読む

雄武 オホーツクところどころ(8)

2011年06月20日 23時39分31秒 | つれづれ日録
(承前)  雄武町での仕事は、小学生に壁新聞の作り方を伝授するというものであった。  それも、4年生、5年生、6年生それぞれに1校時ずつ、である。  ノウハウも何もないので、それなりにしんどい仕事であった。  冒頭の画像は、道の駅。  7階建てビルに相当する展望タワーが立っている。  仕事が終わってから、上ってみると…。    上の画像で、左端にあるツートンカラーの建物が役場。 . . . 本文を読む

6月19日(日)のつぶやき

2011年06月20日 02時43分50秒 | 未分類・Twitterまとめ他
11:32 from Mobile Web 足寄なう。「ムネオさん、ふるさとは あなたの帰りを待ってます!」という看板が、郊外の国道沿いに立っていた。 15:20 from Twitter for Android 六花亭の本店なう。喫茶室は満席です。 17:43 from Twipple for Android http://p.twipple.jp/b29BZ 音更に、トイザらスがあった。 . . . 本文を読む