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2024年4月27日に訪れたギャラリーは6カ所

2024年04月28日 00時01分23秒 | つれづれ日録
 ゴールデンウィーク突入。
 ことしは暦の上では前半3連休、3日働いた後、後半4連休という休日の並びになっています。
 妻と娘は帰郷しました。
 しかし筆者は出勤しました。

 出勤前、札幌市民ギャラリーで写真道展を見ました。
 札幌市資料館、北海道教育大学HUGにも足を運びました。

 資料館では
・髙田稔 個展(28日まで)
・岡田みどり個展 千歳にて(29日まで)
・金子貴樹写真展 円山動物園2023(同)

 高田稔さんは毎年恒例の絵画展。
 ですが、会場に赤ちゃん連れの女性が5人ほどいて大にぎわいだったのが、例年と違っていて、ちょっと意表を突かれました。
 作品は、これも例年なのですが、旧作が多く、札幌の風景に少年と犬をあしらった横長ワイドの絵も9点中4点に見覚えがありました。
 豊平橋附近に材を得た作品では、国道36号のホテル前を、犬をのせたリヤカーを少年が引っ張っています。
 筆者は昨年、次のように書きましたが、妄想を裏打ちする条件がひとつ増えたような気がします。

 そういえば、少年と犬以外に、人間は描かれていないのです。熊や猫、カモメが出てくる絵はありますが。
 これはひょっとしたら、人類が滅亡した後の光景ではないのか。


 岡田さんは油彩の風景や人物。


 夕方、仕事でSCARTS に行き、本日から始まった切り絵展「かみがみの森」の作者、柴田あゆみさんにインタビューしてきました。
 紹介は後日行いますが、筆者のなかでは今のところ、札幌で見た展示では、遠藤彰子展と並んで今年のベストです。
 作風は全く異なりますが、マクロとミクロを自在に往還しているという点では共通しているといえるかもしれません。そこが作品に「世界」を感じさせるキモになっているのではないでしょうか。

 同展は、SCARTS コート、SCARTS スタジオ、SCARTS モールと広く展開しているので、これで4月に入って訪れたギャラリーは計39カ所となりました。
 なお、市民ギャラリーに手帳を落とすというハプニングが発生しましたが、ぶじに見つかり、あす取りに行くことになりました。


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