CAIのサイトにあるだけで、くわしい情報は入っていません。
とりあえず、第一報です。
http://www.cai-net.jp/info/index.html
書きたいことは山ほどあるのですが、いまはつつしんでごめい福をお祈りいたします。
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船木さんは江別在住のジュエリー作家。
一貫して銀を素材にしています。
札幌ではおおむね1年おきに個展をひらいているほか、各種グループ展、東京での個展など、精力的に活動しています。
ネックレス、チョーカー、イヤリングなどなど、船木さんのアクセサリー類の特徴は、木の枝や葉など、植物からかたちの着想を得ていること。
冒頭の画像の、左中央に見えるぎざぎざした球体は、ネムの木のつぼみのかたちだそ . . . 本文を読む
きのうは父の日。
息子と娘が、昼飯に焼きそばをつくってくれました。
どうして「父の日」で焼きそばなのかはよくわからないけど、涙に負けず玉ネギを切ってくれたりして、ともあれうれしい。
午後は公園で、ふたりの自転車の練習に付き合い、夕方には平岡公園へあそびに。
子どもたちは遊具に大喜び。
(公園の近くのギャラリーに寄るあたりが、筆者らしいといえるが)
そして夕食は奮発して、公園の近く . . . 本文を読む
3年ほど前、空知管内長沼町から、斜里岳のふもと、網走管内斜里町来運の廃校横の元教員住宅にアトリエを構え、心機一転創作に励む二部黎(にべ・れい)さん(全道展会員)。
斜里に転居後も、何度か札幌で個展を開いていたようですが、筆者が見るのははじめて。個展を見るのは02年以来です。
今回は、石の彫刻はなく、木とテラコッタあわせておよそ25点が展示されています。
冒頭の画像は、左と中央が「共棲」、 . . . 本文を読む
今週は、おもしろい陶芸展が多いので、まとめて紹介。
いずれも月曜までです。
まず、三越の中村裕作陶展。
中村さんは1954年網走管内美幌町生まれ、札幌・駒岡に窯を持つ陶芸家。日本橋の三越本店でも個展をひらくなど、活動しています。
今回は、絵付けの器が多かったです。
それも、やたらと写実的で細かくもなく、濱田庄司みたいに大ざっぱでもなく、省筆がちょうどいいぐあい。
ハハコグサ、コブシ . . . 本文を読む
グループ展「遊油会展」などで何度も作品を拝見している堀内さんですが、個展を見るのは初めてではないかと思います。
先のエントリでも書いたとおり、ほんとに、オーソドックスということばがぴったりの油彩。正攻法の、丁寧な筆づかいで、風景を描いています。
筆者が好感を抱くのは、この作者の、光にたいする感受性の鋭さです。
たとえば「初冬の或る日」。
どこにでもありそうな冬の疎林。クマザサがいっぱい . . . 本文を読む
親父が有名な文学者だったからといって彫刻家の展覧会を「文学館」という名の施設で開くのはどんなもんだろうという気もするが、まあいいや。
展覧会は、船山馨(1914-81)の二男滋生さん(1948-)の彫刻と挿画をメーンに、長男の故・真之さんが編集者として手がけた美術書と、馨の文筆の世界の紹介をしている。
挿画は、水上勉が雑誌に連載していた小説、父・馨の代表作「お登勢」の文庫本の表紙などのほか . . . 本文を読む
(承前)
それにしてもさわやかな晴天。
お祭り日和だなあ。
石の蔵ぎゃらりぃ はやし
久留米絣の展覧会。
ハンカチは安いが、女性用スーツになると、シャネルより高い。
伝統の藍の良さなんだろうなあ。
19日まで。
→大同ギャラリー
下の階は、国井しゅうめい水彩画展。
いつもながら、さわやか。
曇天の海辺などを描いても、やっぱり明るい。
上の階は、三重県の下川建世さんの陶 . . . 本文を読む
つかれたので、テキストはあした。
(以下、17日早朝記す)
朝イチで西岡図書館に寄ってから、すぐ前のバス停から札幌駅前行きのバスに乗ろうとしてびっくり。
ものすごい混雑なのだ。
どうやら、北海道神宮祭の出店がならぶ中島公園に行こうとする家族連れや中学生などが大勢乗っているらしい。
平岸駅の手前で、立っている人をかぞえたらざっと60人はいた。
幌平橋駅で大量に降りて、筆者も中島公園入 . . . 本文を読む
北海学園大の写真部というと、II部ががんばっているという印象がありましたが、近年はI部に勢いを感じます。
今回もおよそ25人が、ユリイカの壁をうめつくしています。
え、こんなとこにも貼ってあるの? というところまで写真で埋まっています。
カラーもありますが、大半はモノクロです。
いきおい、ひとりあたりの枚数が少なくなるので、個々人の作品についてはどうのこうの . . . 本文を読む
良い季節になり、美術展の数も増えてきた。
土曜1日でギャラリーをまわっていたのではとても追いつかない。
今週末、行きたい展覧会をリストアップしたら31にもなった。
絶対回れるわけがない。
いきおい、平日でそれをおぎなうことになる。
といっても平日は仕事をしているから、出勤前か、退社の後くらいしか時間がない。
ふりかえってみると、5月31日以来、わずかな時間を見つけては、ギャラリ . . . 本文を読む
「たぴお」で、よくあるタイプのグループ展。
西城民治、斉藤邦彦、田村佳津子、竹田博、名畑美由紀、細木博子、林教司、横山隆、渡辺英四郎の9氏が出品しています。
冒頭の画像は、たぴおでは常連の横山さん(岩見沢)の「彼方へ」。
筆者が、ひそかに「貧民の建築模型」と呼んでいる一連のシリーズで、段ボールの紙片をさまざまに組み合わせて、壁掛け型にしたもの。
今回は100号ほどもある大作です。すごい . . . 本文を読む
札幌とその近郊のギャラリーのスケジュールを載せている、筆者のもうひとつのブログである「北海道美術ブログ」は、エキサイトブログのメンテナンスのため、1314日午前1時から9時(予定)まで閲覧できません。
ご諒承ください。
http://bijutsu.exblog.jp/
エキサイトは、軽くて更新作業も簡単であるため、筆者の知り合いでも愛好者が大勢いますが、ここ1週間ほど、更新に失敗した . . . 本文を読む
札幌圏の学生が、大学の枠をこえてひらいている合同写真展も、今回で6回目になりました。
デジタル写真が猛烈な勢いで普及している昨今ですが、札幌の学生の間ではなおモノクロ銀塩が主流(もちろんデジタルのカラーもけっこう多いのですが)。個人的には、たのもしいなあと感じます。
展覧会場で目立っていたのは、大川聡史さん(札幌医大)と伊藤也寸志さん(北海学園大I部)です。
大川さんは「街は生きている」 . . . 本文を読む