北国の風土と心象を反映した絵画で知られる佐藤萬寿夫さん(札幌、新道展会員)の個展が、さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)でひらかれていますが、今回は小品のみ。それでも、「北の風」と題した一連の作品には、硬質の抒情が光っています。
11日-16日(日)10:30-19:00(最終日-17:00)
今週は、ほかにもたくさん絵画展を見たので、十把ひとからげでもうしわけないの . . . 本文を読む
「EX 5th photo exhibition」は、札幌市内・近郊の大学写真部が合同で毎年ひらいている展覧会。今回は、18日(火)に大規模な展示替えを行い、後半を「EXコラボレーション展」とするそうです。今回の参加校は、北海道浅井学園大、札幌大谷短大、小樽商大、札幌医大、札幌学院大、北海学園大(I部、II部)、北海道教育大旭川校、同札幌校、北大、北星学園大、北海道武蔵女子短大、酪農学園大。ずいぶ . . . 本文を読む
全7室ある札幌時計台ギャラリーのうちベテランの個展に用いられることの多いA室ですが、今週は20年余り続いている女性の絵画グループ展。C室が色鉛筆画の個展のほかは、各室とも絵画のグループ展が占めています。
A室の「Bridge展」は、全道展会員のベテラン画家伏木田光夫さん(札幌)の教室出身の、岡和田暁子、片山美代、後藤やよい、武田直美の4氏がメンバーです。これまでに、顔ぶれは何度か変わったよう . . . 本文を読む
山下さんは1947年東京生まれ。カナダで現代美術を学んでいましたが、陶芸を勧められ、帰国後に岡山で伊勢崎淳さんに師事したという経歴の持ち主です。
備前ですから、釉薬をつかわない焼き締めの花器が多く並んでいます。2週間焼き続けるということです。山下さんの器は、表面が非常に滑らかなのが目を引きます。もちろん光沢などはないのですが、鈍い輝きを見せています。
この作家の特徴は「稜線文扁壺」に見られる . . . 本文を読む