北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■ 油彩・日本画・塗装工芸3人展~秋山久美子・池田さやか・渡辺和弘 (2017年11月20日~12月28日、札幌)

2017年12月27日 13時46分07秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
   道展会員による3人展。  秋山久美子さんは油彩、池田さやかさんは日本画、渡辺和弘さんは塗装工芸という、ユニークな顔ぶれです。  渡辺さんはジャンルでいえば「漆芸」ですが、原料の漆の入手がしにくいという事情もあり、原料にカシューナッツを用いています。  漆によく似た光沢のあるクリアな色面。  組み合わせたシャープな抽象図形が、渡辺さんらしいです。  左から「星序」「緑響」「紫影」「月話」「 . . . 本文を読む

12月26日(火)のつぶやき その2

2017年12月27日 01時48分42秒 | 未分類・Twitterまとめ他
19世紀以後、たがいに区別される組織体同士を結びつける類比関係は、<歴史>によって、時間的系列のなかに展開されるであろう。(フーコー『言葉と物』238頁) — 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2017年12月26日 - 19:39 昔の記事を再読して勇気を頂きました。ありがとうございます。 → ■福地秀樹木版画展 (11月22日まで) blog.goo. . . . 本文を読む

12月26日(火)のつぶやき その1

2017年12月27日 01時48分41秒 | 未分類・Twitterまとめ他
「事故から7年も経ったのだから、そろそろ自立したらどうか」と、吉野復興相が被災者に面と向かって言ったってね。どれだけ無慈悲で想像力のないオツムをしてるんだろう。事故の責任が国と東電にあるとの自覚もないんだね。しかし復興相はどうしてこういう人材ばかりなのか。クジで言うスカばかりだ。 — 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2017年12月25日 - 13:16 グレアム、お誕生日お . . . 本文を読む

■黒展 vol.3 black exhibition(2017年12月21~26日、札幌)※文章追加しました。

2017年12月26日 23時59分59秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 路面電車が走る南1条通りに面した、やや古い高層住宅。  吹きさらしになっている階段を2階まで上り、エレベーターで4階まで行ってすぐの部屋に、イベントスペースやギャラリーとして利用されている「SAPPORO UNDERGROUND NECCO(ネッコ)」がある。  参加者をその都度募るグループ展が時折開かれており、年末、3度目の黒展こくてんが開催されている。  マンションのワンルームか1DKしか . . . 本文を読む

小樽から札幌へ。「暮らしと文学〈あのころの小樽〉展3 芝居小屋・演芸館・映画館」など。2017年12月24日その3

2017年12月26日 18時14分08秒 | つれづれ日録
(承前)  階段を上って、市立小樽美術館2階で「後志の水彩画家 間宮勇展」を見ました。  副題にあるとおり、札幌師範(現道教大)を出てからは、美唄、岩内、共和町小沢、仁木町然別しかりべつなどの小中学校で教壇に立つかたわら絵筆を執っていました。  画風は穏当な風景画や肖像、静物でした。まだ石炭の積み下ろしなどが行われて活気のあった岩内港の様子などが描かれていました。小樽に住んだことはなく、小樽の絵 . . . 本文を読む

12月25日(月)のつぶやき

2017年12月26日 01時48分56秒 | 未分類・Twitterまとめ他
きのうは1万6894歩でした。 — 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2017年12月25日 - 04:52 告知 『柄縞_睡魔 個展』 2018/1/20-1/21(15:00-21:00) 会場:necco 札幌市中央区南1条西12丁目322AMSビル4F(電車通り ) 入場0円 個展に向けて漫画を描いています。当日は新作の原画… twitter . . . 本文を読む

■小樽画壇の礎 平沢貞通展 (2017年10月28日~18年3月4日、小樽)

2017年12月25日 22時26分24秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(承前)  12月24日の1カ所目は、開館直後の市立小樽美術館。  ふだんは中村善策の所蔵品の油絵が常設(ただし半年ごとぐらいにテーマを決めて掛け替えている)されている1階の中村善策記念ホールでは、「小樽画壇の礎 平沢貞通展/三浦鮮治と小樽洋画研究所の仲間たち」という展覧会が開かれていて、善策の絵は6点だけでした。  ほかに、船樹忠三郎5点、三浦3点などです。  ところで、平沢貞通というと、ま . . . 本文を読む

クリスマスイブにギャラリーを回る。2017年12月24日は7カ所

2017年12月25日 18時20分01秒 | つれづれ日録
 以前も書きましたが、最近は土日が連休になっても、土曜は平日の疲れが出てギャラリー巡りに出かけることができないことが多くなっています。  しかし、これは危険なのです。  土曜日に外出すれば、もし見落としが生じても、日曜に見れば良い。  ですが、日曜日に回りきれなかったら、その週で終わる展覧会については見ることができません。週明けまで開いている展覧会でも、勤務時間によっては月曜・火曜に足を運べない可 . . . 本文を読む

12月24日(日)のつぶやき その2

2017年12月25日 01時49分12秒 | 未分類・Twitterまとめ他
戦後独立したフィリピンは日本軍の将兵をBC級戦犯として裁いたんだけど有罪になった戦犯のうち108名をキリノ大統領は恩赦して日本に帰国させた。国民の中には復讐を叫ぶ声もあり、キリノ氏は子どもと妻を日本軍に殺されていたのに、だ。それを… twitter.com/i/web/status/9… — Simon_Sin (@Simon_Sin) 2017年12月23日 - 18:06 ・・・ . . . 本文を読む

12月24日(日)のつぶやき その1

2017年12月25日 01時49分11秒 | 未分類・Twitterまとめ他
きのうは531歩でした。 — 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2017年12月24日 - 04:23 @q_o_one 夕べは寝落ちしてしまい、反応が遅れてすみません。私は英国に行ったことがないので、参考になりました。ありがとうございます。 — 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2017年12月24日 - 04:2 . . . 本文を読む

2017年12月18~23日のこと

2017年12月24日 11時58分00秒 | つれづれ日録
 この6日間のことをざっと記します。  行ったギャラリーは、キヤノンギャラリー札幌、NHKギャラリー、中央バス地下自由空間、グランビスタギャラリー、北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリー、モエレ沼公園ガラスのピラミッド、Insomnia の計7カ所。  このうち、キヤノンギャラリーの山本さんの写真展については、すでに紹介しました。  モエレ沼は、19~21日の3日間限りで中国人画家の個展がある . . . 本文を読む

平和を。 John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)

2017年12月24日 06時46分17秒 | 音楽、舞台、映画、建築など
John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)  クリスマスといえば、この曲です。  現在の国際秩序というのは、第2次世界大戦をきっかけに 「もうあんな戦争はこりごり。繰り返してはならない」 という動機でつくられたものが多いのですが、どうも最近、そのあたりを忘れている政治家・指導者や、それに阿諛追従する人々が目に付くようです。  きたる2018年が、平和でおだ . . . 本文を読む

12月23日(土)のつぶやき その2

2017年12月24日 01時49分27秒 | 未分類・Twitterまとめ他
これは明らかに東北新幹線の負の影響があるでしょうね。新幹線のない時代は東北本線の特急が停まっていたのに、いまや新青森から第三セクターに乗り換えないと行けなくなってしまったわけですから。 twitter.com/agrinews_watch… — 原武史 (@haratetchan) 2017年12月10日 - 08:31 つーか、こないだの #札幌国際芸術祭 のトークの際に感じたけど . . . 本文を読む

12月23日(土)のつぶやき その1

2017年12月24日 01時49分26秒 | 未分類・Twitterまとめ他
きのうは1万1080歩でした。 — 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2017年12月23日 - 00:59 uhbです。 ■吉雄孝紀劇場・第二夜12月29日(金)  25時35分~27時25分(110分番組) ③伝説の北海道発ムービー 「へのじぐち」1990年  出演 小林千鶴 鈴井貴之 木村純一 脚本・監督 吉雄孝紀 ☆ゆうばり国際… twitter . . . 本文を読む

「木彫家 藤戸竹喜の世界」展図録の齋藤玲子国立民族学博物館准教授による論文「藤戸竹喜と木彫り熊とアイヌ文化」の意義

2017年12月23日 16時05分00秒 | つれづれ読書録
(承前)  最後に、もう一点だけ。  札幌芸術の森美術館で開かれ、2018年に大阪の国立民族学博物館に巡回する「現れよ。森羅の生命― 木彫家 藤戸竹喜の世界」展の図録に、同博物館の齋藤玲子准教授が「藤戸竹喜と木彫り熊とアイヌ文化 -旭川から阿寒湖、そして世界へ」と題した論文を寄せている。  この論文は、これまで定説とされてきた木彫り熊の日本における発祥に疑義を呈した藤戸氏の私家版を紹介しつつ、 . . . 本文を読む