A SELL ON DOZEN 3 (その243から)
(夕方。ハジメの部屋。
ハジメ。猫のキャルノスケ。
ケンジ到着)
‘、、、ピンポ〜ン、、、’
Kenzi「(バタン)よっ、
ハジメ、お邪魔〜!
(シャカシャカ:袋音)これでしっかりと
飲みごたえてくれたまえ!」(ビール差し出す)
Hajime「うおう!」
Cal-no-suke「シャ〜ッ!」
Hajime「はっは〜!
ずいぶんとキャルノスケに歓迎されてるかよ!」
Kenzi「おっ!
これが噂のD-BEATネコか?」
Cal-no-suke「シャ〜〜ッッ!」
Kenzi「うっ、
やっぱ車の中でOZZY(Randy期)なぞ聴いてきたから、
ネコからすれば‘軟派’な匂いを嗅ぎつけているのだろうな!」
Hajime「うおう、
メタルがナンパなんて、
勝手に決めつけるんじゃねぇかよ!」
Kenzi「だから〜、
D-BEATを‘硬派’として捉えた時の話しであって、
例えればの話しよ!
そうまじに受け取るでない!」
Hajime「別にまじになってなんかないかよ!
なっ、キャルノスケ!」
Cal-no-suke「シャ〜ッ!」
Kenzi「ギャハハッ!
おいおい飼い主さんよ、
なんかまだ本当のあるじとして
認められてないみたいじゃねぇか!」
Hajime「キャルノスケ〜!
後でこってりと
‘SPEED KILLS’でも聴かせてやるかよ!
覚悟しとけよ!
Cal-no-suke「ニャ、ニャ〜ッ、、、(汗)」
Kenzi「ギャハッ!
まじ嫌やそうな顔してるぜ!
そうそうところでハジメ、
DISCHARGE BOX SETの‘DISC 3’は、
あれから結局聴いたのか?」
Hajime「‘DISC 3’って、
ギターがもう一人の方のかよ?」
Kenzi「そう」
Hajime「オレが聴くわけないかよ!
まだ一度だってレコード袋から出してないかよ!」
Kenzi「またそうムキになる〜!
このDISCの最後に、
‘CANADIAN TV INTERVIEW 1983(BONUS TRACK)’
ってクレジットされてるけど、
じゃまだ聴いてないってことだな?」
Hajime「ったりめ〜かよ!」
Kenzi「お前な〜、
何か新しい音が入ってたらどうすんだよ?」
Hajime「なにかよ、
幽霊の声でも録音されてるってのかよ?」
Kenzi「幽霊、、、そんなんじゃなくて、
DISCHARGEファンだったら
どんな音源でも聴いておきたいってのが普通だろーが!」
Hajime「Pooch期だけはイヤかよ!」
Kenzi「わかったわかった。
じゃ、ハジメはそっちでD-BEATネコと遊んでてくれ。
俺がこっちで聴いてるからよ!」
Hajime「しゃーねーかよ。
キャルノスケ、こっちで遊ぶかよ!」
Cal-no-suke「ニャオ〜ンッ!(タタッ、、、)」
Kenzi「ったくハジメのやつ、
なんだってそうPooch氏のギター音を
毛嫌いするんだろうな〜?
(レコードを掛ける)
おっ、オープニングは‘NEVER AGAIN’か!
しっかし、音いいぜ〜!」
Hajime「うおう、ケンジよ!
もっとヴォリュームを下げるかよ!
なっ、キャルノスケ!」
Cal-no-suke「・・・・・」
Kenzi「なんだ、反応がないぞ?
まるで、
Bones氏とPooch氏の違いが
まったくわからないみたいな顔しやがって!」
Hajime「わかるかよ!」
Cal-no-suke「・・・・・」
(ネコとDISCHARGE その3)
(、、、続く、、、)
では、Cheers!