波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

『奴隷』

2020-07-15 23:34:12 | 歌:AMEBIX

『奴隷』/  SLAVE

 

 

AMEBIX ‘ARISE’LP

ALTERNATIVE TENTACLES RECORDS VIRUS 46

 

 

建物が灰となり 地球は塵と化す

放射性物質が 地殻を燃やすのじゃ

無気力 残されたすべてのものに受け継がれる

大地に宿る 生ける屍のようにのぅ

 

産まれ落ちてから それこそ墓場まで

自分自身が 組織の奴隷になったかのようじゃ

 

酸性雨が降り 岩々が燃えている

毒性の雲が拡がり 嘘めく神の姿が見えておる

落ち着ける場所は どこにも残ってはいない

過去は失われ 未来は暗い真っ暗闇じゃ

 

悪の組織がはびこり それを政府が支配する

落ちぶれたのは 我々のせいじゃ

雨(核)に対して 傘(庇護)がない

力を破壊して 鎖を断ち切るのじゃ!

 

 


『ステイホーム』

2020-04-26 00:51:31 | 歌:AMEBIX

『ステイホーム』/  COMING HOME

 

 

 

今しがた 友を埋葬したところじゃ

已むに已まれず

じゃが、砲弾に巻き込まれなくて良かったと

後戻りはできぬ

サイコパスの夢のために 命を捨てたのじゃ

 

前線から離れて

矛先が向けられおった

よその国での惨殺には 飽き飽きした

戦の指導者らは

上陸して 単独で戦いよる

わしらの反乱は終わり 彼らは砂の上に残されておる

 

一丸となって 戦う

今やわしらは 千の軍勢じゃ

彼らは孤立しておる

荒廃した土地を争い 役に立たない玉座を得る

 

兵士が 帰ってきおる

 

心の中で見るのじゃ

広大で ひっそりとした平原

猛獣は人里におよばず

友情に手をとり合うのじゃ

初めての事じゃが

やみくもに 潮が引くように

疲れ果てた 人類の夜明けじゃ

 

わしらみな ‘ステイホーム’じゃよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『一生』

2020-03-27 21:57:45 | 歌:AMEBIX

『一生』/ DAYS

 

               AMEBIX ‘SONIC MASS’ LP AMEBIX RECORDS AMEBEA002LP

 

 

わしらは夜のうちにここに舞い降りた

鮮血にまみれておるが いついかなるときでも自由に羽ばたける

わしらはいつまでも忘れない

朝の光のなか

わしらは舞い上がりながら 昇った夜明けを目にする

それは天地創造の日でもあるのじゃ

 

最大の敵を見据える

本能が察知しおる 倒し方も知っておる

そしてそういうときに

円形モノリスが完成に近づいていくのを感じ取れるのじゃ

 

こんなことは二度とやってはこない

やってはこない

やってはこない

やってはこないんじゃ

 


『荒涼(序章付き)』

2020-03-22 09:27:41 | 歌:AMEBIX

『荒涼(序章付き)』/ WINTER

 

 

AMEBIX ’NO SANCTUARY - THE SPIDERLEG RECORDINGS’ CD

ALTERNATIVE TENTACLES RECORDS VIRUS 382

 

 

 

《序章》

 

感染だらけの世の中に

コアと言う名のドスを抜く

天気はいいが 心は闇

朝からへべれけ  酒常事態継続

鴉の鳴き声 不吉な羽ばたき

それでも流れる あの曲この歌

大地の底で蠢き始める 

虫の姿に身を重ね

そしてひとこと

「ああ やっぱビックスベポラップ」

前にも口にしたかと思い出し

もそもそ準備に取りかかる

山へ薪を拾いに行く時間だ

太陽発電のレコードプレイヤーも

きっといつもより轟くに違いない

残雪の彼方に

WINTERありき

 

 

 

 

寒さというのはのぅ

時として人生に無駄をもたらすわい

崩れかけていく映像を

いっとき中断したとしてもじゃ

友情などとはほど遠いい

不穏の日々があり

夜の闇が

人生の死に向かっていく音が

聞こえてくるもんじゃて

 

 

苦難の季節が来おった

死神がそこら辺を這いずり回るようじゃ

試練を乗り越えていく時が来おった

四つの障壁の向こう側に 

いったい何があると思うのじゃ?

 

 

 

 

 


『聖域遥かなり』

2020-03-16 00:23:08 | 歌:AMEBIX

『聖域遥かなり』/  SANCTUARY

 

AMEBIX ‘NO SANCTUARY’ 12“EP SPIDERLEG RECORDS SDL 14

 

 

そうじゃのぅ、

時代に逆らって生の息吹を受け賜るようなものでのぅ

そうしてここに身を隠しつつ

天空の道標を探すのに似ておるわい

じゃが、それは悪しきことに間違いだらけなんじゃ

なぜなら、わしたちの生きる道というのは

遅かりし解決の手がかりとなりて

心の奥底へと向かうものじゃからじゃよ

 

聖域はあるのか

聖域は何処じゃ

聖域とは

聖域遥かなりじゃ

 

 

(、、、二番に続く、、、かも、、、)