波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

追悼:IWATA (The★STRUMMERS!) その17

2020-08-20 00:26:48 | 追悼

真夏の早朝の夢

 

2020年8月17日未明、

彼に関する4度目の夢を見た。

例のごとく、

起きて直ぐメモ帳に夢の内容を書き留めておいた。

 

 

『8 / 17、AM 3 : 00

  イワタ、ヒカゲ、自分、U内氏。

 

 「イワタさん、3月のライブは観に行きましたよ!」

 「おお、そうか!」

 「1曲目からラストまでぜんぶ最高で、

      ずっとヘッドバンギングで  

  乗りまくってましたよ!」

 「おおっ!」

 「なんか、1曲1曲が

      以前よりも長くなってた気がしましたが、、、!?」

 「、、、、、、、、、、、」 』

 

 

上記メモ、

H鉛筆で書いた薄くて雑な字、

3行目からはイワタ氏と自分との会話文になっている。

 

夢の場面は、

とある屋外の会場、

巨大テントの下に

横長のテーブルとベンチが平行に何列も並べられていて、

どこかのビアガーデンのような場所。

満席らしいその中で、

ほぼ真ん中のテーブルに自分がいて、

向かいには知り合いのU内氏

(祖師ケ谷大蔵に住んでいた)が座っていて、

テーブルの上にはエサの食べかけと

ビールのジョッキが何本も無造作に置かれていた。

隣のテーブルには、

サングラスをかけたリーゼント姿のイワタ氏が腰をかけていて、

自分が声を出して彼に何か言おうとした瞬間、

彼の真後ろに

丸いサングラスをかけたヒカゲ氏が現れ、

彼の耳元で何か一言囁いたかと思うと、

イワタ氏は急にすっくと立ち上がって

こちらのテーブルまで移動しようとしているのが見えた。

まさかTHE STAR CLUBのヴォーカル氏まで

出てくるとは思ってなかったが(恐れ多くも)、

見た感じでは、

お前のファンっぽいのがそこのテーブルに座ってるぞ、

みたいに彼に向けて囁いているようだった。

その時イワタ氏がベンチから立ち上がり、

自分の方に近づいてきて交わした言葉が、

前述メモの会話文になる。

 

自分が放った言動も意味不明な所があり、

3月のライブ、

ヘッドバンギング、

長くなった1曲、

これらは何を意味しているのだろうか。

 

経験と記憶が一致した時、

それはとてつもないエネルギーを撒き散らすという

「2-4-6の法則」。

 

今ひとつ思い出したのが、

前々日の15日に墓参りに行って、

焼香のときに‘世界平和’を祈り、

そういえば前に世界平和だけではなく

彼の冥福も忘れないようにしようと、

自分の心に刻み込もうとしてたことがあったので、

今回は忘れなかったなと

自分で確認できたことなどが脳裏にあったのかもしれない。

 

 

‘純粋な何かに 触れたかった

 2-4-6 on the motorway’

 

 

THE STRUMMERS! ‘ALL WE CAN OFFER’ CD CLUB THE STAR RECORDS CSRD-0069

 

 

純粋な何かとは、

紛れもない、

自分の中にある思い出。

 

本日、

今年最高気温。

 

 

 

(、、、その18に続く、、、)

 

 

 


追悼:IWATA (The★STRUMMERS!) その16

2020-05-11 00:40:18 | 追悼

追悼:IWATA (TheSTRUMMERS!) その16

 

人生の空白

 

前回記事(追悼:その15)で、

夢の中で彼の吐いた台詞がどんなだったか

思い出せないと入力してから、

CD ‘RUNNING ON THE WILD SIDE’の

歌詞カードをジロジロと眺めてみた。

 

 

THE STRUMMERS! ‘RUNNING ON THE WILD SIDE’ CD

CLUB THE STAR RECORDS CSD-002

 

 

空白欄にふさわしそうな歌詞として、

‘7:LONELINESS ON MY BACK’

のパートが浮かび上がった。

 

‘今日の俺 いつもよりBAD TIME、、、’

 

‘そして今日の俺 昨日よりGOOD TIME!’

 

この場合、

ワードの前にそれぞれ

‘I have a’が省略されることになるが、

文法的にイマイチなのは置いておいても

大まかにいって、

今日の俺はいつもより調子は良くないが、

昨日よりはいい感じだぜ、

という意味になる。

なんか、無理やりこじつけている勘が

あるのは拒めばないが、

常にもがき続けていた彼の性格から考えると、

自分自身の存在を否定してもいるし

なおかつ肯定してもいるという、

そういう男が昭和の時代に産まれ落ちた

ということだけは紛れもない事実だった。

彼が主演する映画は

とうとう観ることができなかったが、

生演奏するステージだけは

何度となく観ることができた。

今でも目を閉じると、

あの時しゃべった一言二言の台詞が

CDの曲間に聞こえてきそうな感じがする。

 

‘ヘイヘイ 俺たちの歌が聞こえますか〜?’

‘ヘイヘイ そんなに静かにしてたら俺たちの演奏が終わっちゃうよ!’

 

なんか、

‘ヘイヘイ’ってよく使ってたなと思い出した。

 

夢を見た日が2月28日ということで、

日付から真っ先に思い当たったのが、

彼らが初めて自分の住む街でライブをやった日にちが

確か2月か3月か4月の末日だったことを思い出し、

そのライブハウス(B・ホール)に

当時のライブ日程を問い合わせてみた。

すると、

THE STAR CLUB ‘SOLID FIST’

TOURのスケジュールは、

1989年4月29・30日の2daysだった

との返信をもらった。

このうち30日(日)の方を

競馬で当たったおかげで

チケットを買えることができたのだった。

(たまに)JRA、、、、ナイスや! 

(今、買えないけど)

そのチケットには、

前座とか対バンとしての

THE STRUMMERS!というバンド名は

どこにも書かれておらず、

その日に何故彼らも来るということを知っていたのか、

自分でも思い出せないでいる。

その頃は、

今のようにインターネットがまだ普及していなかったので、

おそらく音楽雑誌D誌でライブ情報など読んでいたに違いない。

ライブ当日、

7”EPと12”EPの曲は聴いていたので直ぐにわかったが、

LPの曲は知らなかったので、

‘Sha-la-la’というフレーズが妙に印象に残り、

後日その曲が

‘DREAMIN’ BOY’だということを知った。

 

勇気、前進、運命、人生、真実などは、

表だけの意味では成り立たないのだ。

 

彼は言っている。

‘こんな世の中になったら みんな一体どうする

 こんな世の中になることなんて 誰も望んでないはず

 そして今は君と 小さな道を生きてる

 だから大切にしたいんだ ここに風が吹くまでは、、、’

              (‘狂った世の中’より)

 

ライブハウスで

‘一陣の風’が吹く。

これがいかに大事であったか、

また大事であるのか、

身に染みてわかってきてる輩も多いだろう。

それまで、

たとえ小さな道であっても

生きていくつもりでいる。

 

 

 


追悼:IWATA (The★STRUMMERS!) その15

2020-05-10 04:09:46 | 追悼

追悼:IWATA (TheSTRUMMERS!) その15

 

 

生活様式

 

 

2020年2月28日未明、

IWATA氏の夢を見た。

2017年11月11日、

2019年1月27日に続き、

3回目の夢だ。

 

『気配。ホテル。

‘今日の俺 いつもより、、、

 そして今日の俺

 昨日より、、、’』

 

と、起きてすぐに

夢の内容をメモ帳に書き留めておいた。

ちょうど新型ウイルスが猛威を揮い始めた頃で、

もう少し収まってから記事にしようと考えていたのだが、

なかなか収束しそうもないので

そろそろ下書きでもしようと思っていたら、

5月9日の夜になっていたということにやっと気が付いた。

 

三回忌を迎えたことになる。

今、この机の上にて、

ご冥福を祈らせていただきます。

 

CDを

‘RUNNING ON THE WILD SIDE’

にセットして、

‘HARD RAIN BOMB’

から聴き始めた。

 

 

THE STRUMMERS! ‘RUNNING ON THE WILD SIDE’ CD

CLUB THE STAR RECORDS CSD-002

 

 

前述のメモから、

夢の描写を入力してみることにした。

 

とあるホテルの誰もいない廊下、

黒のロングコートに黒い皮の手袋をはめて

カウボーイハットを被ったIWATA氏が、

正面(こちら側)を見て立っている。

ホテルの雰囲気として、

邦画‘マスカレード・ホテル’の

舞台装置のような印象があり、

床は赤い絨毯が敷き詰められている。

2階の階段手すりの近くにいた彼は、

横を向いてゆっくりと歩き始める。

立ち止まり、

こちらを真っすぐに見つめ、

1カメ視線を維持したまま、

口をパクパクと動かす。

その時、画面に

‘今日の俺 いつもより、、、’

と字幕が入る。

残念ながら

‘いつもより’

の後に続く文字の記憶がない。

そして再び彼は

横を向いて歩き出し、

また同じように止まって

こちら側を見つめながら(1カメ視線)、

‘そして今日の俺 昨日より、、、’

と字幕が入る。

ここで記憶が途切れているが、

それはまるで、

映画の予告編のような内容だった。

 

もしかすると、

彼の‘俳優願望’という夢が、

自分の見た夢にまで

乗り移ってきたかのような気がしてならない。

音声はまったく収録されておらず、

彼の台詞だけが

‘カシャカシャカシャ’と、

初期ルパン三世は

タイトル時の活字を打つようなサウンド

といえばわかってもらえるだろうか、

BGMとしての音楽は流れてなかったように思う。

‘いつもより○○○’、

‘昨日より○○○’、

この空白に入る台詞は

なんだったのだろうか?

それは、

‘RUNNING ON THE WILD SIDE’

CDの歌詞に隠されているのではないか、

そう考えながら

今こうして

‘18:GUN CONTROL REMIX’

を聴いているものであり、

そんなかんなで

5月10日になってしまった。

 

 

 


追悼:IWATA (The★STRUMMERS!) その14

2019-09-16 17:26:57 | 追悼

風の便り

 

 

北九州市にライブ・カセットの件で手紙を出してから、

いつの間にかひと夏が過ぎてしまった。

金を稼ぐために余計な時間を取られてしまい、

記事を更新しない日々が続いた。

 

ライブ・カセットは、

いまだに何の連絡もない。

分かっちゃいるけど、

諦めきれないもう一人の自分が居たりする。

 

そんなかんなで、

DVDを購入。

『衝突的精神』というタイトル。

 

      The STRUMMERS! ’30年目の衝突的精神’ DVD STRUMMERS OFFICE SOPD-0011 

 

 

2015年渋谷でのライブで、

リリースは翌2016年。

しばらく体調不良で休養(本人曰く‘夏休み’)していて、

復帰後久しぶりのステージだったらしい。

これを読んでいる閲覧者にこの映像を観ている人も多いはずだが、

一言で感想を述べると、

「1曲に命を懸けている」ということだ。

ともすれば、

コーラスの部分でシャウト後に突然バタっと倒れてしまうかもしれない危うさ、

肉体面、精神面、

そしてヴォーカル・マイクのグリップ面。

手のひらから出てくるのはただの汗だけではない。

体の奥底から放たれる

「今日を生きよう」という

『革新的炭水化音波』ともいうべき細かい粒子が、

毛細から血液とともに身体中をかけめぐるかのような。

声をふりしぼる時、

このメロディーを歌い切ったらあとは自分の身体などどうなってもいい、

強行に突破していく‘ブレイク・スルー’シグナル。

小刻みに震えているのは、、、

自分の身体だ。

近くを大型トラックが通行して地面が揺れたわけではない。

拳を強く握り締め、、、

そこまでには至らなかったが、

ハラハラしたのは確かだ。

 

このライブDVDでは、

「80’S The⭐︎STRUMMERS!」として、

昔のメンバーであるNAKAZ“DUB”ORIGINAL氏、

TAKATO氏、KIN氏がこの一夜のために集まって、

当時の曲を披露している。

‘20世紀の終り’は、

本当に久しぶりに観た気がする。

この初期の名曲に頼らなくても、

そのあと続々といい曲が出来上がったので、

実際に世紀が終わってからライブで演らなかったのもあるのだろう。

セット・リストの中で、

‘十字路の彼方へ’を取り上げたのは、

あまりにも偉大なジョーの名前を声に出したかったからなのは言うまでもない。

(自分の中ではとっくの昔に超えているというのに)

 

“STAND AGAIN”ツアーの打ち上げで、

確か2次会としてクラブに行き、

そこで再会した時、

今考えてみると少々酔っ払った勢いで

自分の愚痴を彼に直接言ってしまったことがあった。

それは、当時アルバイトを転々としていて、

どこへ行っても続かない、長続きするにはどうしたらいいんすかね? 

みたいな内容で、口調からして彼に当たってしまった感じになってしまった。

それの反応として

「働きたい奴は働く、自分のやりたいことをしたい奴はそうすればいい」

というようなことを、

冷静な口ぶりで答えてくれたことを思い出す。

愚痴をこぼすなんて、とんでもない話しだ。

今となっては、

どこかで「頼りになる兄貴」として自分の中で位置付けていたのかもしれない。

 

今日は「敬老の日」、

来週は「秋分の日」で秋彼岸でもある。

一週間早いが、

街にある寺まで墓参りに行ってきた。

毎回祈るのは、

「世界平和」もあるが、

彼のことも忘れないように

’HERE'S THE STRUMMERS!’

と心に刻もうとした次第。

 

では、Cheers!

 

 


追悼:IWATA (The★STRUMMERS!) その13

2019-07-19 00:22:54 | 追悼

紛失したライブ・カセット・テープ

 

1990 年のある日、

九州の知り合いから送られてきた

1本のカセット・テープに、

The⭐︎STRUMMERS!のライブ、

(確か)渋谷La MAMAでの音源が録音されていた。

当ブログの‘追悼:1’記事にも載せたが、

‘365日’という未発表曲をこのライブで演っていて、

その他にも‘カムザナイフ(!?)’や

‘時代の目撃者たち’(アルバム別ヴァージョン)も入っていた、

あのテープでのライブ音源が、

自分の中では最高傑作だったなという印象が強い。

その3曲は、

おそらく元g.のKin氏作曲のものと思われ、

次の2nd.アルバムに収録のはずが

その後脱退してしまったので、

お蔵入りとなってしまった勘が強い。

 

‘365日’の歌詞は、

 

‘お前は逃げてる

いつも逃げてる

だけどお前自身からは

逃げられない

馴れ合いの連帯感の中で

○ ○○○○○○

誰もが自分の

○○○が○○

自分の言いたいことは

何も言わない

○ ○○○○○○

○ ○○○○○○

 

 (Chorus)

 3- 6- 5 エヴリディ

 そんなもの捨てちまいな

 3- 6- 5 エヴリディ

 何が生まれるというんだ?’

 

という内容なのだが、

このとっくの昔に紛失してしまったカセット・テープ、

送り主の住所を探していたら、

高校のクラスメイト住所録の裏に書かれてあったのを、

昨夜たまたま見つけた!

 

北九州市のA.0.氏!

 

明日、

その住所宛に手紙を郵送するつもり。

もしも万が一、

本人でも親でも誰でもそこに住んでいたら、

A.O.氏に渡して頂けたらこれ幸いです的な文書を添えて。

 

当時そちらから送ってもらったザ⭐︎ストラマーズのライブ音源、

運良くまだ手元にあれば、

カセットでもCD-RでもUSBメモリでもSDカードでも何でもいいので、

こちらの住所まで送って下さい!と。

 

もしもたまたま手に入ったら、

そして

もしも聴きたいという

当ブログ閲覧者がいたら、

カテゴリーにある

「秘密の部屋」まで!

 

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!