波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その123(2018年度 最終回)

2018-12-31 00:06:23 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

A MIDSUMMER NIGHT’S CREAM 16(その122から)

 

               G.B.H ‘CITY BABYS REVENGE’ CD CLAY RECORDS CLAY CD 8

 

(ハジメ、サトシ。ハジメの部屋に戻る)

 

Hajime「うおう、

電話番号の紙がこんなとこにあったかよ。

早速マツウラさんのとこにかけてみるかよ」

Satoshi「遅い時間だけど、

しゃぁないんじゃないか」

 

“プルルルルッ、、、プルルルルッ、、、

プルルルルッ、、、プルルルルッ、、、、、、”

 

Hajime「おかしいな、誰も出ないかよ」

Satoshi「しゃぁない。

明日またかけようぜ」

 

“プルルルルッ、、、プルルルルッ、、、”

 

Satoshi「おいおい、

今度はどこにかけてるんだ?」

Hajime「シンイチロウかよ」

Satoshi「おう、そうか。

あ、意外とエミリが出たりしてな。

裸にバスタオル巻いたままで、うひひ、、、」

Hajime「(ボグッ)」

Satoshi「痛って〜っ!

 、、、ゴホゴホ、、、」

Hajime「もしもし、シンイチロウかよ。

うおう、うおう。

まぁ、なんとかよ。

なにかよ? 

スキットシステム? 

ちょっと待ってるかよ」

Satoshi「どうした? 

シンイチロウはなんて?」

Hajime「スキットシステムの

‘ENKEL RESA TILL RÄNNSTENEN’

持ってるか?ってよ」

Satoshi「その、いかにもスウェーデン語っぽいタイトルだけ言われても、

ちょっとピンとこないんですけど。

それでなくても、

このジャンルって似たようなジャケットが多いもので」

Hajime「だからよ、

こうして‘S’のコーナーから

それらしきジャケットを探してるかよ」

Satoshi「デン語に限らず英語と共通点があるかもしれないが、

タイトルとジャケットが一致しないな〜」

Hajime「なに? 

日本語だと

‘気になるやつらへ’

って意味かよ。

うおう、で、

‘GRÄ VÄRLD / SVARTA TANKAR’ が、

‘グレイ・ワールド / アリガタキシアワセ’

ってかよ」

Satoshi「そういう意味だったのか。

今初めて知ったぜ、、、

って、ハジメ、

今回の電話はもっと違う内容じゃなかったのか?」

Hajime「うおう、そうだったかよ。

シンイチロウ、今回電話したのはよ、、、

なに? 

ちょっと待ってるかよ」

Satoshi「おい、

今度は何語だ?」

Hajime「スキットシステムの声ってよ、

ビハインド・エナミー・ラインズの

ヴォーカルに似てないか?ってよ」

Satoshi「B.E.LINESか。

そうだな〜、あの蛇っぽいジャケットの、、、

あのな〜、ハードコアの声が誰かに似てるなんて言い出したら、

それこそ聴く人によっては全部同じに聴こえるんじゃないのか? 

あと、、、だから〜、、、

そんなことより、

今回の俺が襲われた事件のことをさっさと言えってんだよ! 

この際ネズミでもなんでもいいってんだよ!」

 

(、、、続く、、、)

 

  

        “鼠に攻撃された

    シティー・ベイビーがいた

    ヤツらの小さな歯で

    かじりそして切り刻む

 

    彼は成長し そして戦い返す

    鼠をヤツらの籠に戻せ

    シティー・ベイビー・・・・報復

    シティー・ベイビー・・・・報復

 

    彼は生きのびた

    今が

    報復の時

    彼には征服欲がある

 

    彼がいれば

    鼠に安全はない    

    パイド パイパー(童話の主人公:まだら服を着た笛吹き)    

    の様に

    全滅させようと”

 

    【シティー・ベイビーの復讐】(対訳:柴田時夫)

 

 

では、Cheers!

 

来年もよろしくです。(管理人より) 

 


『ズタボロ』

2018-12-30 21:55:50 | 歌:SKITSYSTEM

『ズタボロ』 / STIGMATA


                SKITSYSTEM ‘STIGMATA’ CD IRONFIST PRODUCTIONS IFPCD017

 


シャカイへのソガイカンから びくびくして ツカれハてている にもかかわらず

ヤイバをツカい ジブンでジブンのカラダをセッカイする クりカエし クりカエし ナンドでも

タえずオソれおののき カッテにこじつけたイミをカタチにする つまり

ひたすらニクタイだけがハけグチとなり そのケッカ キズグチからチがナガれダす

 

ミも ココロも (ズタズタでボロボロ) キズだらけ

 

いかなるカチもない ヒフがカンタンにニクヘンとなり イキチがアフれダしている

— かすかなカンショクもナい シンケイカビンのせいで さらにキズをつくっていく

イきるイヨクもナい ハサキにチカラをクワえたトキには キドアイラクがショウメツしている

— シアワセをネガうココロはイッサイナい セケンとカンケイをタち ずっとコリツしたまま

 

 

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その122

2018-12-28 23:55:58 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

A MIDSUMMER NIGHT’S CREAM 15(その121から)

 

DISCHARGE / G.B.H / THE EXPLOITED ‘MAGMA ‘09’ CD MEASURE LABEL, LTD. MSRK4855

 

(ハジメ、サトシ。夜。ショップ・ハンダの前。)

 

Satoshi「さて、

ショップ・ハンダは明かりが消えていて誰もいない、

チョッパー・バイクも1台も見当たらない。

お次は、どうするつもりだ?」

Hajime「とりあえず、

マツウラさんの家に電話してみるかよ」

Satoshi「向こうに電話ボックスあるけど、

自宅の電話番号知ってるのか?」

Hajime「うおう、

書いた紙を部屋に忘れちまったかよ」

Satoshi「ったくよ〜、

こんな大事な時に!」

Hajime「うるせ〜かよ! 

お前のせいでオレまで事件に巻き込みやがって、

そのへん認識してるのかよ!」

Satoshi「わかったわかった、そう興奮すんなって。

ぶん殴られた俺の頭に

ぐわぁぁぁ〜んって響くからよ。

じゃぁ、早速ハジメの部屋まで戻るとするか」

Hajime「そうかよ。

なんだか胸騒ぎがしてきたかよ。

これからオレたち、

‘心の時限爆弾’ を起爆するかもしれません、

ってかよ!」

Satoshi「‘5、4、3、2、1、Go〜!’」

 

 

(、、、続く、、、)

 

 

 

   “憎たらしい連中が絶えず俺たちを苦しめる

   これも運命さ 変えられやしない

 

   俺たちには時限爆弾がある

   時限爆弾を持ってるのさ

   時限爆弾だぜ 54321 ゴー!

 

   そのうちノーと言うときがやってくる

   敵と味方をしっかりと見極めろ

 

   俺たちの手の中 あんたの頭の上

   気をつけないと命を落とすぜ

   

   反逆者の存在は今に始まったことじゃない

   起爆装置を握ってるのは俺たちなんだ”

 

   【時限爆弾】(対訳:内田久美子)



 

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その121

2018-12-24 23:08:00 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

A MIDSUMMER NIGHT’S CREAM 14(その120から)

 

      G.B.H ‘LEATHER, BRISTLES, STUDS AND ACNE.’ CD CLAY RECORDS PLATE CD 3

 

(ハジメ、サトシ。夜。ショップ・ハンダの前。)

 

Hajime「その ‘ガンダウ〜ン、ガンダウ〜ン’てのよ、

俺からすれば某FUCK PEACEVILLEに聴こえるんだけどよ」

Satoshi「なに? 

それってヴォーカルTomだっけ?」

Hajime「そのへんはよ、TOTAL Dとは

ちょっとだけ違うかよ」

Satoshi「ちょっとだけって、

37曲目がバスタード・ファイルに変身しちまっててもか?」

Hajime「うおう、確かにちょっとじゃぁねぇかよ。

それもこれも

M.F.N.がゴルロス・カーンみたいにやりやがったわけよ!」

Satoshi「う〜ん、なにを言ってるのかさっぱりわからんが、、、

それにしても、

なんでDOOMは出てるのに

G.B.Hはトリビュート盤が発売されないんだ?」

Hajime「Jockのパンツが破けたからじゃぁないのかよ」

Satoshi「なんじゃそりゃ?」

Hajime「だからよ、

お前が今回なんらかの事件に巻き込まれて

犯人グループに動く標的にされてよ、

仮にそいつらに追われ続けること考えたらよ、

そんな些細なことなど

どうでも良くなってくるんじゃねぇのかよ?」

Satoshi「なんだ? 

何故にそういう風にいちいち持っていこうとするんだよ!、、、

それに、まるで、、、

‘アイ・アム・ザ・ハンテッド’ じゃないか!」

 

 

(、、、続く、、、)

 

   

           “俺の背筋を悪寒が走る

     これは誰の血? 俺の血だ

     俺は動く標的 家へは帰れない

     追われつづける日々

     自分の道を決めちまったあの日

     俺がしでかしたことを忘れたくない

 

     俺は追跡されてるのさ

 

     誰も傷つけずに俺は脱出した

     誰も殺さず 誰もレイプせずに

     だけど 連中は“怪物”の俺を捕まえたいんだ

     俺のガキどもは赤の他人と暮らしてる

     お袋は俺が殺っちまった

     一瞬の怒りが一生の苦悩を呼んだのか

 

     おびえて逃げまどう俺

     喜びには縁がない 知ってるのは飢えだけ

     俺がしでかしたことを忘れたくない

     良心のとがめと後悔が怒りをかき消す

     どこへ行っても危険だらけだ

     俺にゃまだワイフはいないんだぜ

 

     混乱した頭で考える

     俺の聖地はどこにあるのかと

     こんな夜が続いたら俺は死んじまう

     どうやって無実を証明すればいいんだ?

     この国を取りしきってるのは無改な奴ら

     まるでマヌケか生まれたての赤ん坊だ”

 

     【アイ・アム・ザ・ハンテッド】(対訳:内田久美子)

 

 

     

  

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その120

2018-12-22 22:40:45 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

A MIDSUMMER NIGHT’S CREAM 13(その119から)

 

             G.B.H ‘THE CLAY YEARS 1981 TO 84’ CD CLAY RECORDS CLAY CD 21

 

(夜。ショップ・ハンダの前。

ハジメを助手席に乗せたサトシの車が到着)

 

Hajime「おいおい、

一体どこにチョッパー・バイクが停まってんだよ?」

Satoshi「1台もいなくなってる! 

てか、夕方7時前だったからあれから3時間近く経ってるわけだし」

Hajime「ショップ・ハンダの電灯も消えてるじゃねぇかよ」

Satoshi「あの時は確かに看板とドア上の電気が点いてた、、、

ちょっと見てこようぜ」

Hajime「おい、待てよ! 

お前、自分が襲われたの忘れてんじゃねぇのかよ? 

そこの店横の物置の陰なんか、

誰か隠れてるかもしれねぇじゃねぇかよ!」

Satoshi「本当だ! 

あそこからあいつら出てきたに違いない! 

ちっきしょ〜っ!」

Hajime「車の中に懐中電灯はあるかよ?」

Satoshi「T町の米穀倉庫までシンイチロウを助けに行った時の、

あのままだぜ、

ワンワン!」

 

(※ AND GASMASK その58参照)

 

Hajime「うるせ〜かよ! 

サトシックジョークがよ!

よし、れそでよく周りを照らしてから行くかよ。

レッツゴアヘッかよ!」

Satoshi「ガンダ〜ン、ガンダ〜ン!」

Hajime「G.B.Hの聴きすぎかよ!」

Satoshi「うるせ〜! 

“スクリュー・ザ・コープス!”」

 

 

   “目を閉じたおまえとセックスする

   おまえの体はすっかり腐ってる

   髪はクモの巣みたいにもつれてる

   死体になったおまえ

 

   良心なんか捨てちまえ

   屍をファックしろ

 

   おまえの服はぼろぼろだ

   おまえと同じに見離されたのさ

   おまえの体はウジだらけ

   なんで死ななきゃならなかったんだい

 

   毎晩おまえに会いにくる

   俺の恋人と違って おまえは俺に抵抗しない

   おまえを慕って その墓に花を捧げよう

   俺はおまえの子宮から生まれたんだからな”

 

   【ネクロフィリア】(対訳:内田久美子)

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!