波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その64

2017-11-29 00:27:21 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

CHANNEL VÉLO 3(その63から)


     CRASS ‘RIVAL TRIBAL REBEL REVEL’ FLEXI-DISC ‘TOXIC GRAFITY’ FANZINE, 1983

 

(朝。ハジメの部屋)

 

Emily「ねぇ〜、ハジメ〜♡ 

あんたはあたしのいったいどこが、

どの部分が好きなのよ〜?」

Hajime「うおう、エミリ! 

朝からまたそんな大胆な格好かよ、うおう?」

Emily「ねぇ〜、あたしのこのボディとデス・ヴォイスの、

どっちが好きなのか、

本当のことを言ってよ〜!」

Hajime「うおう、そう言われても、

返事に困っちまうかよ、うおう!

、、、エミリそんなことより、

なっ、いいだろ?、、、

、、、うおう、この嫋(たお)やかなふくらみはどうかよ! 

、、、あらっ?、、、 

、、、あららららら、、、、」

 

「、、、ジリリリリリリリリリリリリリリリンッ!、、、」

 

Hajime「なんだ? 、、、夢かよ! 

せっかく、いいとこだったのによ!

この目覚まし時計が、

あと2〜3分遅く鳴ってたら、

エミリと合体できたかもしれねぇってのによ!

くそったれめ。

くそったれめ。

くそったれめ。

うおう、、、これじゃまるでSteveの歌じゃねぇかよ!

(歌:CRASS ‘クラブを追い出された’ 参照)

あうっ! 

、、、この前軽トラ飛び移った時にあそこをぶつけてからというもの、

どうやらハードになるとペインに包み込まれちまうかよ! 

、、、だからって ‘HARD PAIN BOMB’ なんて

間違っても言いたかないがよ、あぅ〜、、、

、、、とりあえず、出勤準備でもするかよ、、、」

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その63

2017-11-27 00:10:54 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

CHANNEL VÉLO 2(その62から)


             NAPALM DEATH ‘LIVE’ 7”EP RISE ABOVE RECORDS RISE 001

 

 

(日曜日。タダヒロの部屋。

いつものメンバーが一堂に集まっている)

 

Satoshi「それにしてもファイバッ公園もよ、

あんなことがあった後では

なんか思いっ切りテンション下がっちまうよな〜!」

Kenzi「クロロフォルム嗅がされて意識が遠のいたってのに、

結局はシンイチロウに対する詫びの電話が来ただけで

ほかは何も一言もないたぁ、

一体どういうことよ! え〜? 

ピエロ団の気狂いメンバー様さまよ〜!」

Tadahiro「小学生のマモルまで巻き添いにしやがって! 

ほんと、あの時バーガー屋に行ってなかったら、

俺がやつらを1人残らずけちょんけちょんにしてやったのによ!」

Emily「みんな、

いろいろ不満はあるだろうけど、

今回はケガ人とか出なくて良かったじゃないのよ〜!」

Hajime「エミリの言う通りかよ! 

倉庫2階から軽トラに飛び移った時、

キ○タマをぶつけて痛ぇいてぇ! 

ほんとつぶれちまわなくてホッとしてるかよ!」

Yang「余りにも早すぎる ‘ワンワンッ’ でしたからね!」

Tadahiro「ハシゴを草むらに隠してたら、

遠くから車のライトが見えてきて、

あれがケンジとホルヘだったとはな!」

Jorge「荷台に敷いた古い毛布足りなかったかも? 

そのせいでハジメおかまになったら、

直ぐペルー帰る!」

一同「ワハハハハハハ!」

Shin-Ichirou「今回の件では、みんなに礼を言うぜ! 

本当、良く行動してくれたよな! 

特にマモルのカセットに証拠音源がしっかりと録音されていて、

アジト発見には直接関係なかったけど、

みんなの意思統一にはこれ以上ないレコーディングになったよな! 

それとエミリが辛抱強く電話番をして

周りに指示を出していたのも忘れちゃいけない!」

Mamoru「あいつら、

お姉ちゃんの事をエッチな目で見てた」

Emily「あら〜、

あたしのこと心配してくれてるのね! 

そういうマモルくん素敵よ!」

Tadahiro「誰かさんも、

胸元ばかり見てるって噂だしな、

なっ、ハジメ!」

Hajime「ゴホゴホ、、、

、、、だから〜、あれはライダースーツのサイズが小さくないのかとか

そういった寸法的な趣旨なわけよ! 

分かるかよ? ゴホゴホ、、、」

Kenzi「ハジメが服装のサイズを気にするたぁ、

どういった風のふきまわしよ〜! え〜?」

Satoshi「‘メヘメヘメへ おれの嫁! おれの嫁! 

峰、不二子さぁぁぁ〜ん!’、ってか〜!」

一同「なんだ、それ?」

Satoshi「最近ディストロ仲間の間で流行ってるやつでな。

例えば、自分が推してる女性ヴォーカルが

ラヴリル・アヴィーンとすると、

‘メヘメヘメへ おれの嫁! おれの嫁! 

ラヴリル・アヴィーンさぁぁぁ〜ん!’ 

っていう風に絶叫するわけなんだな、これが」

Emily「つまらないわね〜!」

Yang「笑いの ‘ツボ’ がわからないです」

Jorge「全く同感」

Hajime「ほんと、サトシックスパックよ〜、

ここにいる全員呆れてるかよ、うおう! 

君には困ったものかよ、、、ゴホゴホ、、、

、、、ところで、ファイバッ公園の野外ライブは、

この先ほんとどうするかよ? 

今日の一番の話題なはずかよ!」

Tadahiro「そうなんだよな〜。

ほかに、俺たちにふさわしい広場や公園って、

思いつかないしな」

Kenzi「盆踊り会場の仲良し公園でなんかやったら、

直ぐにうるさいってクレームの嵐が来るこたぁ、

あ〜、間違いないからな! え〜? 

あっ! 

今思ったけど、I緑地なんてどうだ? 

あそこの元石切場に、

ステージっぽい場所とか、あったはずだよな!」

Emily「ケンちゃん、冴えてるわね〜! 

あの演劇の練習場所みたいなところね?」

Hajime「うおう! 

確かに、ファイバッ公園しか頭になかったけど、

あそこの緑地ならコロッセウム調で半円形な作りだから、

自然と中央のステージに目が集中するかよ!」

Shin-Ichirou「I緑地か。

ではまず、

来週にでも下見に行ってみますか〜、

ワンワンッ?」

一同「ワンワンッ!」

(マモル「キャンキャンッ!」)

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 

 

 

 

 


『追跡は続く…』

2017-11-24 00:26:28 | 歌:SEDITION

『追跡は続く…』 / THE CHASE IS ON…


       SEDITION 'DEALING WITH CLICHES......' 7"EP

                                                  BLISTERING BARNACLES RECORDS YO HO HO! 1 

 

しくじりたくなけりゃ、ぬかりなく用心しなくちゃならない/

オレの足跡を嗅ぎつけようと猟犬たちがじわじわと迫ってきている/

オレは物音ひとつさせないで我がねぐらへと急ぐ/

この先、何が起ころうと覚悟しておかなくちゃな/

なんたって、あいつらは…オレを追い詰めるまで探し続けるからな!!/

さぁ速く、もっと遠くだ、前進あるのみだぜ/

今となっちゃ、ゆっくり休める見込みもないし、遅れてくれそうな追っ手もいない/

オレの頭の中じゃ、あの吠え声が鳴り止まない/

それにしても、何故あいつらが追いかけてくるのか、オレにはさっぱり分からん/

 

どうしてこのオレが走って逃げなくちゃならないのか? オレを追い回す理由とは何だ?/

突っ走る速度が落ちないようにフルスピードで駆けてるから、オレの手足が痛み始めてる/

実はすぐそこに落ち着ける隠れ家が1箇所ある/

やれやれ、入り口にたどり着いてひと息つこうとしたら、よろめいちまったぜ/

 

さらにもうひと息入れるため、あいつらに悟られないよう穴の奥へそっと忍び込む/

極度の緊張感のせいで悪寒が背筋を走る/

かろうじてオレは命拾いできたらしい/

張り詰めた緊張がすぐに緩んで、明るい希望が湧いてくる/

今やすっかり終わったのだ/

もう何もかも平穏無事だと分かって、オレは暗がりの中で身をよじらせて笑いに笑った/

不安もなく目を閉じると、疲れた眼は重いような気がしてくる/

その直後のことだ。外から鋭い吠え声じゃないか/

厄介なちっけぇやつがこっちに降りてきやがった/

 

オレは早業で跳ね起きる。再び恐怖の真っ只中に逆戻りだ/

安堵の思いはすっかり消え失せている———あるのは、死と隣り合わせの遠吠え/

あいつらは土を掘ってオレを狩り出し始めると、興奮のあまり大笑いするように吠え立てている/

狂ったような激しい大声の先導犬がもうすぐそこまで来ている/

 

人間どもがオレの通路をもう少しで掘り終えそうだ/

その刹那、天井を突き破るシャベルが視界に入ってきた/

ひとりの人間の顔がオレを捉えて見下ろしている/

その顔付きは、相手に苦痛を与えて快感を味わう、あの残忍なにやにや笑いだ/

続いてその男がいきなり脇によける。と同時にあいつらは猟犬の歯をむき出してにして唸る儀式が突然はじけるように始まる/

そして遂に苦痛の断末魔を上げる瞬間、オレの身体は真っ二つに切り裂かれてるって訳か/

いいかい、君らのサポートが要るんだ———血を見るスポーツを止めさせるために/






 

 


『クラブ ‘ROXY’ を追い出された』

2017-11-24 00:09:36 | 歌:CRASS

『クラブ ‘ROXY’ を追い出された』 / BANNED FROM THE ROXY

 

クラブから締め出しを喰らった。

だからおれはそこでライブをやるのがどうしても好きになれない。

やつらは少年たちが行儀よくすることだけをやってくれと言った。

ギターやマイクがふざけたおもちゃだと思うか?

ばかなやつらめ、おれは自分の考えを示した。

この国で間違ってると思うことに抵抗して。

やつらはただそこでなにもしないでいるだけだ。

不運なひとびとがつくったもので、ぶくぶくと太っていく。

やつらは引金に指をかけていられるので、安心して支配力を維持できる。

思い通りに牛耳って、それを誰にでも覚えさせる。

やつらの実態とは、具合悪いことは銃で片づけろ、だ。

その証拠にベルファーストをみろ。まったくふざけてる場合じゃないぜ。

前庭に死んだ兵士が見える。

塀には機関銃がかかっている。

家の玄関を見てみろ。閉鎖されているだろう。

その後に待つのはなにか。それはその防御にいらいらすることだ。

それこそがまさにやつらの力の脅威なんだ。

特別許可されたやつらだけのために相当長い期間続けられる防御とは。

つまりやつらが貧しいものたちより儲けるのを政府が守ると言うことだ。

金持ち連中は彼らの玄関戸口を鎖でつなぐ。

ひとびとはすこしだけでも、と求めるのが恐ろしくなる。

やつらくそよりも。

くそったれめ。

くそったれめ。

くそったれめ。

くそったれめ。

くそったれめ。

くそったれめ。

防御? 戦争も同然だ。それが政府のためだと知らないものはいない。

なるほど、やつらは言う。「防御が必要なんです。その場にふさわしい対策がいるのです」と。

広島で少女が横たわったのは冗談か?

それと同じで、気の重くなるほど多くのうそ偽り。

やつらは弁解する。「そうしなければならなったのです。自分たちの生活を守るために」

いったいどいつのためなんだ? どこのくそったれのためなんだ?

誰に話しかけてるんだ?

ひとつだけ言っておこう。それはおれにじゃなく、おまえになんだ。

やつらのシステム、キリスト、いたるところにあるもの。

学校、軍隊、教会、自治体協定。

めちゃくちゃな事実、根拠のある恐怖。

その現実に気づかないようにする陰謀。

いいか、やつらが異常で、おれが普通なんだ。

もう一度くり返す。狂ってるのはやつらの方なんだ。

おれは絶対に銃で撃ったりしない。

その代わりにくだらない曲を歌うぜ。

クラブ‘ROXY’を追い出された。

そこでなんか歌いたくねぇ。

銃で撃ったりなんかするなぁぁぁぁぁぁ。

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その62

2017-11-22 22:52:38 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

CHANNEL VÉLO 1(その61から)


                    CONFLICT / KOCHISE split-7”EP×2 TOXIC MUZIK 05 / 06

 

 

(夕方。ハジメ。

ガビガビ山登山口にMTBを停める)

 

Hajime「うおう、ウォーキングでも再開するかよ! 

ガビガビ山の登山口も1ヶ月振りに来てみると、

すっかり紅葉に変わってるじゃねぇかよ。

おまけにまだ夕方6時前だというのに、

すっかり薄暗くなりやがって。

これは山頂コースは無理、

途中のT13分岐で引き返すしかなさそうかよ。

 

それにしても、

この前の「シンイチロウ救出ワンワン大作戦」は、

こうやって日常の生活に戻ってみると、

あの時間帯はなかなか

IN DARKNESSだったと

言わざるをえないかよ!

みんなでいろいろと準備して

ファイバッ公園のステージ作りまではまだ良かったかよ。

その後、

まさかあの場所であんな展開になろうとは、

一体誰が予想したかよ?

 

あとで判明したことでは、

まず気狂いピエロ団のボスから

シンイチロウのところまで詫びの電話がかかってきたらしいかよ。

ボスが東南アジア方面に二週間滞在して不在の時に、

ボス弟とマサヒトがあの計画を実行したということかよ。

ボスがシンイチロウの噂を耳にして、

この先麻薬の取引班のリーダーにいいかもなと口にしたことが発端になったらしいかよ。

それに対してボス弟と仲間やマサヒトが不満を拭えず

少々エスカレートした行動に走った挙句、

シンイチロウを監禁状態にして入団をやめさせようと突発的な行為に出たということかよ。

あれからボス弟はおとなしくなったというし、

マサヒトも引っ越し先から姿を消したかよ。

そりゃそうだ、

もうこの街にはいられないかよ。

 

今回の件で一番被害を被ったのは

間違いなくシンイチロウだが、

さて、この先またファイバッ公園で

野外ライブの続きをやる気があるのかどうか、

帰ったら電話してみるかよ!

 

もしやるとなった場合、

‘リメンバー・デコントロール’

というスローガンはやめて、

何か他のを考えてみるかよ。

‘リメンバー・TVスケッチ’、、、

、、、う〜〜ん、、、

、、、別に ’リメンバー’ にこだわる必要もないかよ!

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!