(承前)
滝川で特急をおりる。
滝川は、美術自然史館に行くときはいつも自家用車なので、列車でおりるのは初めてである。
西友の撤退したあとのビルは、いくつかテナントは入ってるようだが、すこし痛々しい。
駅前の通りは「栄通」というようだが、失礼ながら、あまり栄えているようではない。
駅のすぐ横に中央バスのターミナルがあり、そこから新十津川役場行きのバスに乗る。客は小生をふくめ4人。
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(長文です)
旭川在住の現代美術作家、一ノ戸ヨシノリさんの個展。
以前から筆者は楽しみにしていた。
一ノ戸さんの作品は、道立近代美術館の常設展示室「これくしょんぎゃらりぃ」などで2度、「国旗」「朝の食卓」を見たのを別にすれば、1996年にギャラリーユリイカでひらかれたグループ展「帰ってきたダダっ子展」で拝見しただけだったからだ(ちなみに、今回も出品されている「WATER WORK U932 . . . 本文を読む
(承前)
もちろん、今回の展覧会には資料だけではなく、インスタレーションも展示されている。
代表作の「国旗」。
道立近代美術館の所蔵品である。
ごくシンプルなつくりだが、日米安保体制を鋭く批判している。
制作当時は、「70年安保闘争」を掲げて学園や街頭でデモなどが盛り上がった政治の季節。だが、米国への従属という基本的な構図はいまも変わっていない。
いちばん感服したのは「鳥かご」 . . . 本文を読む
第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)は「侍ジャパン」こと日本の連覇で幕を閉じた。
北海道民としても、稲葉選手が二塁打を放ち、ダルビッシュ投手がちょっと危なかったものの抑え役を果たし、喜ばしい結果となった。
選手のみなさん、お疲れさまでした。
しかし、米国メジャーのみなさんはなにをしているのだろう?
米国4大プロスポーツのうち、ローカル色の強いアメリカンフットボールは別として . . . 本文を読む