北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■中嶋幸治「エンヴェロープの風の鱗」展 (7月5日で終了)

2009年07月13日 14時56分12秒 | 展覧会の紹介-現代美術
   「エンヴェロープ」。  英語で封筒の意味だ。  ファクスやEメールが発達した現代でも、封筒は、人のさまざまな思いを伝達することのアレゴリーの役目を果たすに足る。  なにを伝えるのか。  それは、人それぞれだろう。  ここで共感の種になるのは、伝達の中身ではなく、「伝えたい」という気持ちなのだ。  そして、その気持ちの根っこにある「日々の生活」が、作品の底を支えているのだと思う。  冒 . . . 本文を読む

■小林孝人写真展「江戸の残照」 (7月13日まで)

2009年07月13日 10時49分30秒 | 展覧会の紹介-写真
   札幌の小林孝人さんは、キノコの研究が本業で、そのかたわら、ギャラリーたぴおのグループ展などで、キノコや風景などの写真を発表してきた。  ことしに入ってからどうも発表のペースが加速したような感があり、北24条の「チャオ」に続いての個展である。  今回展示されているのは、1986年から5年間、関東地方在住時代に撮ったモノクローム約30点。  ニコンF2など35ミリカメラと、ローライとが、ほぼ半 . . . 本文を読む

■「江別やきもの市」に行ってきた

2009年07月13日 01時14分46秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 2009年7月12日。  昼近くになって、家族で車で出かける。  江別駅周辺で11、12の両日開かれる「やきもの市」に行くのである。  家人が、やきものを見るのが好きだということがわかり、しかも、皿を所望しているということなので、出かけたのだ。  プロ、アマチュアあわせて350ものブースが並んでいるので、とうていぜんぶゆっくり見ているわけにもいかない。  その上、たいへんな人出である。 . . . 本文を読む

2009年7月11日、倶知安から帰る

2009年07月13日 00時23分32秒 | つれづれ日録
(承前)  倶知安駅から小川原脩記念美術館までは歩いた。  20分以上かかったけれど、倶知安は山間の小都会というたたずまいで、わりあいに楽しい。  店の数も、筆者がかつて住んでいた道南の八雲町よりも多い気がする(人口規模では倶知安のほうが少ないのだが)。     帰りは、中央バスで札幌まで行くことにした。  札幌-岩内間は40-60分間隔で長距離バスが結んでいるが、札幌-倶知安間は1日わずか3往 . . . 本文を読む