アラスカ・フェアバンクスに住み、少人数の自然探検ツアーの企画などを手がけている夫妻、河内牧栄(まきえい)さんと真樹子さんによる写真展。
カラー36点が展示されています。撮影者の表示がないので、どちらが撮ったのかは分かりませんが、アラスカに根を下ろした人らしい視線で、大自然や、先住民族の日常を、生き生きととらえています。
会場に入ってまず目を引くのが、2001年11月23日に撮影したオーロラ . . . 本文を読む
札幌の美術家で、絵画の実作はもとより、北海道美術館協力会の創設といった活動や、美術批評、後進の育成などに幅広く活躍し、2003年の暮れに急逝した木路毛五郎(きじ・けごろう)さんの回顧展が、時計台ギャラリーの2階3室を使ってひらかれています。
このうち大半を占めるのが、晩年の「白い妖精」と題されたシリーズ。
木路さんは、裸婦を極端にデフォルメしたこのシリーズで、2002年には第6回小磯良平大 . . . 本文を読む
(承前)
更新がおくれ、会期が終わってしまったことをおわびします。
永井美智子「Christmas Day」
佐藤潤子「初風」
いつもは白や青などで鮮烈に海や風のようなものを表現する佐藤さん。今回は、黄緑や緑といった、ふだん用いない色による縦の線が多く走り、さらに中央部には黒いガーゼがコラージュされた上に赤い線がひかれています。
巌信栄「秋色の漁川」
工藤悦子「翔」
青系の色で生命の . . . 本文を読む